見出し画像

手探り思考のススメ

どもども。
スギタ(@coppe61318)です。

なんだか最近、この「手探り」っていうワードが気になって仕方ない。
大人になるにつれて無意識に避けてしまう「手探り」。
でもめっちゃ大事なんだ。
今日はここについて持論を展開してみようかな。


手探り思考って、説明的に言うと、答えがないもの(分からない物)に対して自分なりに考え実践して改善していくこと。
子どもの頃は手探りの連続だったけど、大人になるにつれその機会は激減してくると思うんだ。

なぜって?
時間がかかって非効率と思う人もいるだろうし、単にプライドが邪魔して「失敗」を怖がっている人もいる。似たような人で、完璧主義で「失敗」を許せないとかね。
あと、頭が良いふりをしている人も、手探り思考を持てない。

ゴールまでの道筋を見せてください。
このレベルになるまでには、何時間作業をしたらいいですか。
答えのないことをどうやってクリアしろっていうんですか。


ちょっとしたことでこんな風に言う人はいないと思うんだけど、そこそこ大きな決断とか、そこそこ覚悟を決めて取り組まなきゃいけない物のスタート段階で、こういう風に考えるタイプの人いない?

え、あなたですか?


手探り思考を持てないあなた。
何を怖がっているのか分からないけれど、これは口に出さない方が良いよ。
思っているだけならまだギリギリセーフ。
口に出してしまったら、「私は無能です」と高らかに宣言しているものだということを自覚してね。


だってそうじゃん。

ゴールまでの道筋を見せてください。
→攻略本がないと何もできないの。
このレベルになるまでには、何時間作業をしたらいいですか。
→時間換算できる作業しか信用しないの。
答えのないことをどうやってクリアしろっていうんですか。
→自分で考える能力がないの。

こう言っているのと同じなんだよ、ほんとに。

(ちなみに。こういう事を言う人にきちんと筋道を見せても、次は「やり方が悪い」とか、「ビジョンが悪い」とか、「設計がなってない」とか、沢山のいちゃもんを吐き出して本人は実践しないことが多い。)



「筋道を~」とか言われるとね、わわっ頭よさそう!と普通は怯むかもしれないけど、言えば言うほど、一定層以上の人からは「残念な人」の烙印を押される。

知ってた?
いかにも「私論理的ですよー」風を装ってこういうことを言う人って、人手不足のこの時代においても会社の採用試験で落とされる可能性が高いんだって。

まあそうだよね。
到底イレギュラーに対応できるとは思えないし。
敷かれたレールの上しか走れないんだなと判断されるからね。
それが都合よい仕事内容であれば即採用だけど、ベンチャーとか、クリエイターとか、成長過程にある大手とかはちょっと肌が合わないかもね。
どちらかというと、下請け工場的な仕事と相性が良いと思う。


手探り思考ってね、確かに非効率かもしれないけど、何かを成し遂げるためには必要な思考だと思っている。
結構繰り返し言っていることだけど、世の中には答えを用意されていることの方が少ない。
それに非対応な自分というのはつまり、生き方が制限されてしまう可能性が高いんだ。

もしもあなたに憧れている人や目指しているポジションにいる人がいたら、その人の生き方を良ーく見てみて。
答えのある事を淡々とこなす生き方をしている?
それとも、答えのない事にぶつかっても手探りで解決し、道を創っていっている?

どちらかな。

私は、断然「手探り」を勧める。
手探りできない人は、それこそ恐れている「AIに仕事を取られる」ポジションに立っているんだ。
AIは、答えがあり筋道が見えることにしか対応できないけど(今のところは)、その代わり対応できることに関しては人間とは到底比べ物にならないくらいの精度を保つからね。


プライドを少しずつ低くして、頭のよさそうなフリなんて今すぐやめて、手探り思考を取り入れてみてはいかがかな。

サポートしていただけると泣いて喜びます!! よろしくお願いいたします。 起業して3年。 山あり谷ありで谷が深く、2018年は西日本豪雨で甚大な被害を受けました。 被害の穴埋めや、復興が遅れている地域の仲間を助ける為に使います。