見出し画像

人断捨離をしてみた結果、取り巻く環境が変わった話。2018年振り返り

今年もやってきました。
2019年上半期、しいたけ占い
VOGUE GIRLの公式LINEで先行公開されましたね。

占いは完全に信じるタイプではないんだけど、しいたけさんの占いは毎年楽しみにしている。

来年の上半期占いを見ると、新しい年に向けてのワクワクと、今年も終わりかあと振り返りの気持ちがせめぎ合う。


さてさて。
そんな2018年の終わりが近づいている今。改めて1年を振り返ってみた。
今年は、とても動きの多い年だった。

個人的には、西日本豪雨によって派生した榎川の氾濫で被災した事が、今年のハイライト。
まとめ記を書いているから良かったら読んでね。



---------

<マガジン:西日本豪雨による榎川氾濫*被災の記録>
第一話
何てこと!自宅が被災するなんて‼榎川氾濫の現場より-地元民の回想

--------- 


で。
もう一つ大きな事があった。
それは、「人断捨離」を決行したこと。

付き合う人を変えろ・環境を変えろとよく言われるけど、最近はできていないと思っていた2018年夏。
ま、無理してする必要も無いのだけど。
その時は自分の立ち位置や環境に、かなり疑問を抱いていたし、スゴく窮屈な思いをしていたんだよね。

ある方にポロリと相談…というか、雑談の中でこぼした時に「それは絶対に今悩んでいる人と距離を取った方が良い!」と言われた事によって、自分の中で何かがはじけた。

そして、人を断捨離していったのよ。
つきあい方を変えたわけ。
自分のポジションを確立する為にね。


付き合う人を変えるって、関係性とか色々考えちゃうと、ちょっと難しいかなって思っちゃうよね。
でもね。
もしあなたが窮屈な思いをしていたり、何か違うなと思う環境にいるのであれば、今回の記事が参考になると思う。

来年に向けて少しでも自分を高めていきたい方は、ぜひ、読み進めてみてほしい。


1)情でつきあわない

これ、私のパートナーに言われた言葉。
「マジで、情でつきあうとか情で仕事取るとか、勘弁してくれ」って。

そのときの私は、人との付き合い方が本当に良くなくて。
惰性で付き合っている人が多かった。
「この人には昔お世話になったから、この人の言う事は絶対断れない」という縛りを自分の中で作っていたんだね。

お世話になった人に恩返しをする。
それってスゴく大事な事だよね。
でも、どうやらそれをはき違えていたみたいだった。


例えば、昔お世話になった人が何か困った状況に今いるらしい、と知る。
「あの時お世話になったから、今回は私が一肌脱ぐ番です!何かお力になれる事はありますか!?」
こういうのって、最高だと思う。

力を貸す方、助けられる方、どちらも恩着せがましさが無いし、心からそうしたいという気持ちから動いている。
損得無しの関係。ベストな距離感。気持ちの良いつきあい方。


でも私は違った。


お世話になった人からの頼みなら、無理をしてでもやらなきゃいけない。
仕事として受注するはずの物を、当たり前に無料にしなければならない。
まるで宗教かのように、その人を立てなければならない。
自分の気持ちを曲げてでも、その人に協力をしなければならない。
昔お世話になったから、我慢してつきあわなければならない。
それによって自分がたとえ損益を被っても…

大げさに言うと、こんな感じの気持ちになっていってしまった人が実際いたんだね。


これはね、非常に良くない。
次第にね、ゆるゆるね、自分の意思や決定権が消えてなくなって行くんだ。


そうなるとどうなるかっていうと。
その人の事を別に嫌いじゃないはずなのに、どんどん負の感情が増してきちゃう。
何か声をかけられるたびに
「ああ、私はまたただ働きをしなければならないのかな」と思ってしまったりね。
決して、そういうつもりでお声掛けしているのではないとしても、先入観が勝っちゃうんだよね。


一番良くないと思ったのは、私という存在の後ろには必ずその人がいると皆に思わせてしまっている事。
自分にとっては、これが本当に良くないと思った。

もちろん、それで上手く行く人もいるかもしれないよ。
最初のうちは私もその人のおかげでかなり助けられた。



だけど。わたし。フリーランスでさ。
独立しててさ。
色んな師匠から、色んな事を学んでさ。
色んな環境に身を投じてきてさ。
怒られたり、大変だった事もあった。
営業も、1人で頑張っていた時期の方が圧倒的に長い。

色んな方に助けられたけど、自分で頑張ってきた自負もある。


それをね。
○○さんがいるから、スギタさんは上手く行ってるんだよ。
○○さんがいないと、何も出来ないでしょ。

と見られている事が、非常に多くて。実際に言われた事もある。

カメラマンのスギタさん。
じゃなくて、
○○さんと一緒にいるスギタさんはカメラマン。
という印象。
わかるかな、この微妙な言い回しで全然違って見える。


そういう印象を、自分が思っている以上に多くの方に植え付けてしまっているんだなと思うと、もう、いてもたってもいられなくなってきちゃって。

少しずつ距離を置くようになった。



 私の優先順位はあなたではなくて、お客様です。
\ 


と、毅然とした態度で振る舞うよう努力した。
自分に無意味だと思う時間は、極力削るようにした。
当たり前のように無償で提供していたことを、やめるようにした。

誤解をしないでいただきたいのは、私はその人が嫌になって距離を置くようになったのではないという事。
嫌にならないために距離を置いた感じかな。


そうすると、どうなったかって????


2)自分の殻を破ってみる

私にとって、(大げさに言うと)その人の予定を中心に回していた仕事が、解放されたと感じた。

そうすると、本当に不思議な事に、今までご縁が無かったような企業さんや個人のお客様がどんどん増えてきて。
びっくりするようなオファーも増えてきて。
地元広島から飛び出して、東京や大阪でのお仕事のオファーが増えてきて。
自分で構築した人脈やお仕事が、どんどん豊かになって行くのを感じた。


なんだ。わたし、何も縛られる必要なかったんじゃん。


その人のせいにして、自分で自分の殻を作っていたんだな。と。
そう気づかされた。
少なからず自分も依存していたし、言えたはずの意見を、イイコちゃんのふりして飲み込んでいたんだね。


違和感のある人付き合いなら、無理をして継続する必要は無い。
最初は違和感が無かったのに、次第に違和感が出てきたという事は、自分にとってその人付き合いや環境は「そろそろ違うよ」という警鐘なんだ。
どちらかのレベルが上がったり下がったりしたか、方向性が噛み合わなくなっただけ。

それを惰性で付き合うなんて、殻に閉じこもりながらぶつぶつ文句を言っているような物なのだ。


そんな殻、早い所破った方が良い。


不安でも、とにかく距離を取る事。
そして、声を上げる事。


案外、自分の事を見てくれている人っているもんだよ。
真剣に仕事をしていれば、そこにちゃんと気づいてくれている人がいる。


でも、環境から抜け出したい、人付き合いを変えたい、と声を上げずに受け身の状態を取っていると、見てくれている人も次第に離れて行く。
この人はあの環境がベストなのかな。と思われてしまうから。


距離を取り、声を上げ、本当の意味で付き合う人や環境が変わってきた。


そうするとね。
自分の足場がもっともっと強固な物になっていったんだ。


3)広島のFB事情

補足として。もう一点だけ言いたい。
それは、FBでの自分の在り方。


広島で活動している個人事業主さん。フリーランスさん。起業家さん。
こう思わない?

「簡単に距離を取れって言われても。あの人もあの人もFBでつながってるし。私のそうした行動が、嫌な印象を与えてしまうかもしれないから不安。悪口を言われるかもしれないし…」

私は広島に住んでいるので、「広島」とつけたけど、地方は大体同じかもしれない。
想像でしかないので、自分に当てはまるわーと思った方だけ読み進めてね。


SNSが発達した事で、ビジネスを始めやすくなったし広げやすくなった。
けど、人との関係性も癒着がひどくなったと感じている。

特に広島(地方)は、FB内で集客をして、マネタイズをして、というのが結構多い。

それ自体は良いんだよ。
SNSってすばらしい集客媒体になり得るし、それを利用してマネタイズ。
ステキな流れだ。うまく活用すれば良いと思う。



ここでよく考えてみて。



(リアルでつながっていることも前提なのだけど)FBでつながっている人からよく思われなくなるかもしれないから、っていう理由で、自分が無理をして人と付き合っていく。
行きたくない場所にも半ばしぶしぶ顔を出す。
こんな不毛な事ってあるかい?


何のためのSNS?
お友達ごっこのためのSNS?
ビジネスを広げるために使ってるのなら、FB友達もリアルなつながりも、違和感が続く関係なら少しずつ断捨離をして行った方がお互いにとって良い。
自分のビジネスや、まだ見ぬお客様を大事にすることにつながる。


あとね、断捨離をしたことを感づかれて、自分の事を悪く言われてしまった時や、噂を立てられてしまった時。
それは、その人の焦りや妬みの裏返しだと思えば良いよ。
その人が本当に器のでっかい人ならば、自分から卒業(と言ったら変だけど)して活動の場を広げている事を、良いように捉えてくれるはず。

だから、気に病む必要は何も無い!凹む必要はもっと無い!!
変に気を遣って関わり続けている時間のほうが勿体ないから。ね。


ついでに言えば、FBでお仕事を回す次元から早く飛び出して、もっとちゃんと外部からお客様につながれるような自分になれたら最高だね。
そこに関しては語り出すと長くなっちゃうから、機会があればまた今度。


いわゆる「付き合い」ってやつに縛られない自由な自分になるために、人断捨離、勇気を出して決行して良かった。
そんな2018年。



※補足※
ここで言う「人断捨離」は、完全に関係を断つのではなくて、適切な距離感に戻すために一時的に離れること。
または、この人の為に○○しなければならない、などの「ねばならない」妄想を自分から排除するということ。

決して、仲違いを推奨している訳ではありません。

一時的に合わなくなってしまっただけで、適切な距離感を保つことで、また良い関係に戻れる方は本物の関係だと思います。

サポートしていただけると泣いて喜びます!! よろしくお願いいたします。 起業して3年。 山あり谷ありで谷が深く、2018年は西日本豪雨で甚大な被害を受けました。 被害の穴埋めや、復興が遅れている地域の仲間を助ける為に使います。