桜と神様と千年の恋(62)

「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯っ」
 海岸線まで全速力で走る。外灯がほとんどない狭い道だった。空が黒い雲で覆われているため、月明かりすらない。ついに、雨が降り始めてきた。まさに決戦に相応しいステ―ジの出来上がりだ。
「それにしても⋯⋯」
 ここまで来れたのはあのメイド⋯⋯月島セリカのおかげだ。
 あのメイドがいなければ、ここまで来ることは出来なかったのだ。アイツは、一体何者なんだ? まさかアイツも⋯⋯何か特殊な力を持っているのだろうか。
『例えばワタクシの様に、人の心を読める人間も存在するのです』
「⋯⋯まさか、な」
 ⋯⋯今は余計なことを考えるのはやめよう。
 今、俺がすべきことは――――。

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ラノベ系小説書きです。 有料なしでちょっとずつ更新してます。 よろしくお願いします。