仕事が辛くてどん底だった24歳の私へ
♪ 拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう
十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです
〜未来の私へ〜
15歳どころかもう24歳だけど、自分が何をやりたいかも分からず”とりあえず”と”何となく”で決めてしまった就職先。そんな風に決めてしまったせいなのか、1年目で察した「この会社、失敗したかも…」「部署ガチャ外れに当たった…」
「すでに辞めたい…でもまだ1年目だしな。3年は働けって言われるよね…。」
「いやいや待て？あと3年ここで働くなんて無理！！」
食べることが好きだから、理系だから、と安易な動機で食品会社に入社。蓋を開けたら製造現場の肉体労働、長時間勤務、シフト制の不規則な仕事、隔週でやってくる夜勤の日々。
食べることは好きだからやっていけると思っていたけど、実際にやっていたのは食べ物を作ること、機械の操作、マルチタスク。「食べること」とは程遠いタスクの連続で、1年目の時点でミスマッチが起きていた。
仕事内容のキツさはもちろんのこと、長時間労働で自分の時間を大切にできないこともストレスだった。こんな生活をずっと続ける人生でいいのだろうか。
この何とも言えない悩みを解放しようと思った。親にそれとなく仕事がきついと言ってみたけれど、「どの仕事も大変なところはあるからねぇ。」と言われ、「辞めたい」というワードは出さなかった。
というよりも出せなかった、というのが正しいかな。「辞めたい」けど自分が何をしたいのかが分からない。だから次に進めない。先が見えないから私自身も「辞めたい」と堂々と言えなかった。未来に希望が見出せず、お先真っ暗。目が覚める度に仕事があることに絶望する地獄のような日々を送っていた。
「何でいつも私は自分の選択を間違えてしまうのだろう。」
「何で他の人のようにやりたいことが明確でないんだろう。」
「本当は自分らしく、自由に楽しく生きたいのに！」
とにかく本当にやりたいことを見つけて、今の会社を手放したい。でも自分のことが分からない。この足踏みしてる状態からどうやって抜け出したらいいんだろう？
未来の私なら答えを知っているだろうか？
♪ 拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたいことがあるのです
自分とは何で どこへ向かうべきか問い続ければ見えてくる
〜24歳の私へ〜
どんなに辛い環境でも自分の人生を諦めないでいてくれてありがとう。1年目の過酷な労働の中でも、異動できるようにコツコツと間接部門に行くための資格の勉強をして、1年で部署異動を叶えてくれたよね。
あのおかげで時間と心に余裕ができて、「自分を知ること」をスタートすることができたよ。最初は本を買って自分1人でやってみたけど、全然自分の良さに気付けずに苦戦したよね。それでも自分と向き合うことは諦めずに行動し続けてくれた。
私の良い所は”どんなに辛い状況でも1mmでも良いから行動を起こせる所”。「自分の人生を変える！」「私はまだこんなもんじゃない！」「もっと自分らしく生きるんだ！」その強い想いを持ち続けている所。
自分の人生に希望を持っていたからこそ、ライフセレクトマジックコーチングに出逢って、メンターに出逢って、いろんなチャレンジをして自分の強み・才能に気づくことができたよ。
そして自分が”どう在りたいか”、”何をやりたいか”も見つかって、その未来を叶えるために仕事を退職する決断もできたよ。”在るもの”に目を向けられたことで、周りの人に恵まれて、その方々のお役に立てていたと気付く事もできたよ。だから安心して！今のあなたの行動が少しずつ、確実に明るい未来に繋がっているよ。
人生を諦めないでいてくれて、コーチングを受ける決断をしてくれて本当にありがとう！これからはしっかりと自分の人生を生きていくね。
27歳の私より
♪ 人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
社会人1年目の状況はは当時は本当に苦しかった。だけど今振り返ると、自分らしい人生を歩むために「必要な出来事」だったと思える。
もし自分のことが分からないのに運よく居心地の良い職場だったら、恐らくずっとその会社で働き続けていただろう。毎日を淡々とこなし、どこか物足りなさを感じつつも安定していて抜け出せない。心の中に少しのモヤモヤを抱えたまま年を重ねていたかもしれない。
そう思うとこの辛い労働環境にも「感謝」の気持ちが湧いてくる。この環境だったから、自分の人生と本気で向き合う決断ができた。素敵なメンターや仲間の皆さんと出逢うことができた。本当に望んでいる生き方・働き方を見つけ、叶えるための思考と行動を取れるようになった。
これからの人生も自分にとって不安や恐怖、苦しいと感じる出来事が起こるかもしれないけど【自分を飛躍させるターニングポイント】だと捉えて、目の前のことに全力で取り組んでいこう。
♪ 拝啓 この手紙 読んでいるあなたが 幸せなことを願います
ここからが私の第２の人生。自分で自分の人生を切り拓いていく！これからは自分を大切にしながら前向きに人生を歩んでいく！過去の私が未来の私に「良いじゃん！」と笑ってもらえるように。
2022.7.11. RINA*
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