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01:noteを始めて数週間、左右されないマインド(の重要性)

 こんばんは、灰崎凛音です。最近ローカルで小説ばかり書いていて疲れたので、ちょうどエッセイ・マガジンを作りたいと思っていたこともあり、ええいままよと筆をとりました。

 僕にしては珍しく、目次など作ってみようと思います。


◆PVやフォロワー数に左右されていた過去

 今でこそ、いわゆる「なろう系」と呼ばれる小説投稿サイトに本業である中長篇を公開していませんが、ええ、そうですよ、過去にはやってましたよ。

 僕は「カクヨム」を主に利用していました。
 インターフェイスがきれいだったので
 しかし、カクヨムを利用されたことのある方ならご存知の通り、あれってPVや「いいね」、「応援コメント」、「★レビュー」といった数字の暴力がこれでもかというほど可視化されてるんですよね。

 もちろん、それらがモチベーションとなり、「もっとPVを得られる作品を書こう!」、「もっと★レビューをもらえるように頑張ろう!」といった風に書けるタイプの方々は良いと思うんです。

 でも、僕は違いました。

 PVが少しでも落ちれば理由を邪推して落ち込んだり、自信作に「いいね」や「★レビュー」が付かないと、何が悪かったのかと自分を責めてしまったり。

 SNSにしてもそうです。

「フォロワー」

 この言葉に、その数値に、一体どれだけの人々が情熱を注ぎ、その上下に一喜一憂し、「フォロイー」より「フォロワー」がどれだけ多いかでマウントを取るというよく分からない文化(一部の話です)ができあがってしまったのか、僕は何を隠そう年寄りなのでもはや記憶にすらないくらいですが、まあ、まあまあ。

◆数に振り回されないマインドセット

 しかし、僕に転機が訪れました。

「灰崎凛音」が生まれたことです。

 ある意味、『生まれ変わった』と言っても良いかもしれません。
「なろう系(と便宜上書きますが)」サイトのアカウントを作成しないことにし、Twitterのフォロワーも三桁を優に超えていた状態から、一桁にしてみました。その代わり、フォロイーさんは積極的に増やしました。

 唯一不便なのは、「フォロワー」さんではなく、『僕の作品にリーチできる人』の数が極めて少なくなっていることですが、 例えばTwitterで面白いツイートをして、これまでなら二桁のいいねをいただいていたような内容に対し、まあいいね二個とか、そういう現状でも、

「フォロワー居ないんだから当たり前だろ」

 と、非常にフラットな精神状態で利用できていると思います。
(※僕はよくTwitterに写真をアップしていたのですが、AI云々の騒動やそれに付随する民族大移動は本件とは無関係なので言及しません)

 noteに関して言えば、経験上何がどうバズるかはトピックやタイミング次第だと考えているので、現状フォロワーさんが少なくてもさほど気にしていません(書き手の相互フォローさんとか、軽く募集してますけど)。

◆気にすべき数字だけ気にすれば良き

 noteに話を絞ると、僕はひとつの数字だけ、気にしています。
 それはスキの数でもましてフォロワー数でもなく、

 ビューです。

 ここで強調したいのは、「ビューを増やすために気にしている」のではなく

 どのような傾向の記事がより多くの人にリーチするか

 を知るためです。

 僕がどれだけ素晴らしい小説やその他作品を書こうとも、読み手の皆さまに届かないと意味がありません。ですから今は、様々なタイプの記事を書いて、どういったジャンル・ノリ・文体の記事が読まれやすいか、分析中なのです。

 こういう考え方をするようになったら、メンタル的に非常に身軽になりました。 
 というわけで、数字をガン無視して我が道を行くのも有りっちゃ有りかとは思いますが、やはり人間の心情として、書いたものはより多くの人に届いて欲しい・読んでいただきたいじゃないですか?

 ですから、もし今あなたが上に挙げたような数字にがんじがらめになっているのなら、そのために本当に必要な最低限の数値だけを取捨選択して、あとはさほど気にしないってのも、ひとつの精神的なソリューションだと、僕は思いますよ。

◆まとめ:「数の暴力」からの解放、健康的な執筆精神を

 ※こういう時、「いかがでしたか?」ってめっちゃ書かれますけど、書きません(無意味なアナーキズム)

 とまあ、今回はお初ですので、「僕はこうしてますよ〜」という考え方のご紹介に留めます。別に「絶対実践しろ」とか言いませんし、言えませんし、左記の通り数字が見えている方が燃える人種も少なからずいらっしゃいますからね。

 もし良かったら、読者の皆さまのご意見ご感想、「僕・私はこうしてる! こう思う!」といった意見交換などできたら僥倖であります。
 今後もこのエッセイ・マガジンは、比較的短く纏めていくので、よろしければ気が向いた時に冷やかしにガン見しに来てやってください。

 それでは、寝ます。皆さまも、良い眠りを。

【終】


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灰崎凛音
作品の価値は金銭やその額では決してありません。しかし、もし貴方の心なり脳なりが少しでも動いたり震えたり笑けたりしたら、是非ともサポートを願います。