見出し画像

ピンの仕事した

こないだ、ピンのお仕事に行ってきたんだけど、僕達って他のコンビに比べると、コンビでの仕事が圧倒的に多いと思うんです。皆さんもテレビを見ていると、EXITと第七世代の2.3コンビから1人ずつとか目にすることが少なくないのではなかろうか。霜降りもそうだと思うんですけど、これってやっぱりお互い足りないものを補い合ってるってところもあると思うし。ファンの方が2人の姿を求めてくれてるというのもあるし。1+1が2以上だからじゃないかなって勝手に思うんです。

それを踏まえて、先日ピンの仕事をしてみて、感じたというか、気付く事があったというか。1人しかいないので、使う脳が全然違うなって感じさせられました。

僕の、知識が多い分野だったからなんとかなった部分もすごく大きかったというのもあるんですけど、まず、MCの方とか話が展開されてる時に自分のターンが回ってきたら、どう返すかを出演者の方って常に考えてると思うんですけど、この時にまず自分で落とすならどうするか、相方にパスした方が盛り上がるんじゃないか。基本的にはこの2択を選択肢として持っておくんですね。自分でいくパターン2.3パターン。相方へのパス2.3パターン。ボケないでそれっぽい事を言うパターン。これくらいあれば、慌てずに済むというか。これは相方がいるからこそできる事というか。ボケの相方がいるから、ボケないで普通にコメントするという逃げが選択肢として選べる状況を作れる。

しかし、ピンだとそれがない。選べないわけじゃないけど、それはあんまり僕に求められている事ではなくなるので、次の起用に繋がらなくなってしまう。自分で落とすセリフを2.3パターン用意して、フリがきたら、一番盛り上がると思う選択肢を選択する。兼近は常にこういう風に考えているのかとふと思いました。

選択肢が少ない分、頭の中はスッキリするので、作業としては少なくて済む。ただ、何もない時は相当焦るし、盛り上がらなかった時は食らってしまうと思う。なにより、思いがけないフリが来た時に対応する力が必要になってくる。

やはり、兼近向きな要素が多く見られる。それにくわえて、頭がスッキリしてる分、2.3パターンのところ4.5パターン考える余裕が出てくる。すると、不思議なもので、これがあまり2人の時は出てこない選択肢なのだが、あれここでも入れる。ここで入ってて発言したら盛り上がるぞ。隙間さえあれば、割といくらでも入れるようになってしまう。

ただ、自論ですが、1番組で、なんとなくだが、自分で発言する機会のアッパーみたいなものが、決まってる気がする。この時代、あんまり前に出過ぎても、最終的な印象がよくない気がする。番組はみんなで、作るもの。1人で、盛り上げればいいというものでもない。入っていってスベった時なんて最悪だ。それを取り返すのには相当加点を取らないといけなくなる。と考えた時、入れるけど、入るべきか我慢するべきかという、選択肢が生まれてくる。

これ兼近がよく言ってるの聞いたことあって、そんなことあるかなぁってその度に思ってたんです。入れるなら全部入れよ。じゃないですけど。だからその時は、兼近が、言ってたのはこれかーと、凄くしっくりきました。

10回程、発言する機会があるとして、フラれるパターンが6回だとしますよね。これはもう、強いものからガンガン振り回してOK。相手から回ってきたという大きな後ろ盾があるから。じゃあ、あと4回どこで入っていくか。パワーが6と8の発言が、思い浮かんでいるとして、だったら当然6の時に4回のうち勿体無いから我慢しよう。とかもよぎるし。ただそれと同時に、8の方が言いたいけど、多少強引な流れになるとかこの後の番組の流れとか、全体的な番組の内容からしたら、実はきれいな流れの6の方で入っていく方がいいなぁとか。

また、8で行きたいけど、自分の後に、女性のタレントさんとかになってしまったら8の後、発言するのは酷なので、先に女性のタレントさんに振り直すとか。6の発言にしておくとか。なんかみんな本当に全然、違う脳をフル回転させてるんだなぁと思いました。

これが、自分の事を知られてる。知られてない。でまた、全然違ってくると思うし。本当立場によって求められる発言って凄く変わるんだなぁと考えさせられた今日この頃の僕でした。

情報解禁されたらまた告知しますね。

お後がヒュイゴー

EXIT りんたろー


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

ありがとう✨でもサポートは気持ちだけで充分だよ💕あなたのために使って欲しいな😘