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オールカマー2021を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週のローズSはアンドヴァラナウトが素晴らしい脚で差し切りましたね!
2着には人気薄逃げ馬のエイシンヒテンが残り波乱を演出し、2年続けての荒れ決着となりました。

って事で、今週は9/26(日)に開催されますオールカマー2021の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。

⚠️【9/22 中穴馬考察 追記】
⚠️【9/23 大穴馬考察 追記】
⚠️【9/24 展開予想 追記】
⚠️【印・買い目 追記】

1|はじめに

オールカマーの予想に入る前に、先週行われたローズSの結果について書かせて頂きます。

予想▼

結果▼

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◯無◎で馬券はハズレ。
前が残らないと予想しましたが、2着にエイシンヒテンが残り4着にストゥーティがいるのでしっかりと残りましたね…
◎◯が馬券内だっただけにこの穴馬を拾えてないのは残念です。

参考記事▼
ローズステークス2021を過去傾向・注目馬・展開から予想

2021競馬予想note成績
的中:16/38(42%)
購入:45,700円
払戻:31,390円
回収率:68%
1月度:0/5(0%)
2月度:3/4(126%)
3月度:3/4(49%)
4月度:2/4(79%)
5月度:4/5(126%)
6月度:0/4(0%)
7月度:1/4(33%)
8月度:3/5(159%)
9月度:0/3(0%)←イマココ

9月度は全くダメですね…
ココで変に動いても良い事ないのはわかってるのでボチボチやっていくだけですね。
なんとか1つ獲りたいところです。

2|オールカマー-レース概要

2021年9月26日(日)
3歳以上・中山/芝2200m

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直線の入り口がスタートで、1コーナーまでの直線距離は432m。
外回りコースを使用するため、2コーナーまでは緩やかなカーブで、4コーナーまでも緩やかなカーブを描くコースで序盤はゆったりしたペースになりやすい。 

向こう正面からは下りも手伝って、あまりペースが落ちないため、3コーナーからの仕掛けが重要なポイント。
最後の直線は310mと短いが、クラスが上がるにつれて逃げ切りは難しくなる。
とは言え、直線一気も難しいので好位からの末脚の持続性・スタミナ・底力が要求される。 

リピーターが多いのも特徴で、1度このコースで好走を見せた馬は次走以降も注意を払いたい。

3|オールカマー-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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少頭数で行われる事が多いからか、あまり枠順に差はなさそうに見えますね。
勝率で見ると真ん中〜外、連対率・複勝率で見ると真ん中〜内が優秀と言えそうです。

【人気】

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素直に上位人気馬が優秀ではあります。
が、馬券内を1〜3番人気が独占にはあまりならず、人気馬と中穴の組み合わせになるパターンが多そうです。

【年齢】

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4,5歳馬が馬券の中心になりそうです。
6歳馬は好走数は微妙ですが、連対率で見ると5歳馬とほぼ同等ですので油断はできませんね…

【脚質・上がり】

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4角位置
[6-5-4-/]1〜4番手
[3-5-4-/]5〜8番手
[1-0-1-/]9〜12番手
[0-0-0-/]13番手以下
1角位置
[3-4-2-/]1〜4番手
[5-5-6-/]5〜8番手
[1-1-2-/]9〜12番手
[1-0-0-/]13番手以下
上がり3F
[5-2-1-3]1位
[0-3-3-7]2位
[3-1-1-8]3位
[0-2-4-12]4,5位
[2-2-1-65]6位以下

4角位置で中団より前が圧倒的に好走していますが、コレは出走頭数が少ない時が多いのと、中山特有の序盤は後方で向こう正面でポジションを上げるパターンの影響もあります。
(1角位置で見ると若干後からも来てる)

上がり上位は優秀ですが、直線が短いのであまりに後方からだと届きにくいので上がり下位に遅れを取ることも…

【前走】

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前走レース
[4-3-2-4]宝塚記念
[1-1-0-5]天皇賞春
[1-0-0-1]マーメイドS
[1-0-0-0]天皇賞秋
[1-0-0-0]新潟大賞典
[1-0-0-0]Vマイル
[1-0-0-0]ドバイSC
[0-2-0-6]七夕賞
[0-1-0-4]小倉記念
[0-1-0-1]Qエリザベス
[0-1-0-0]京都記念
[0-1-0-0]安田記念
前走クラス
[1-1-0-2]海外
[7-5-2-11]G1
[0-1-4-20]G2
[2-3-2-39]G3
[0-0-2-14]OP

前走宝塚記念組が優秀ですが、他は様々なレースから好走馬が出てるので難しいですね。

レースクラスで見るとほとんどが前走で重賞以上を使った馬で、中でも前走G1組が優秀となってますので、前走の格は重要になりそうです。

前走着順
[1-2-1-14]1着
[1-1-2-11]2着
[1-0-1-6]3着
[1-1-1-8]4着
[1-2-4-8]5着
[2-3-1-20]6〜9着
[3-1-0-29]10着以下
前走人気
[1-0-0-9]1人気
[3-1-1-7]2人気
[0-3-2-11]3人気
[0-3-1-7]4人気
[1-0-2-5]5人気
[2-0-3-22]6〜9人気
[2-2-1-33]10人気以下

前走G1組なら着順はあまり気にしなくても良さそう(人気と共に上位が望ましいが)
前走G2以下であれば上位人気に推されていたor着順上位が良いですね。

前走距離
[1-1-0-2]1600m
[0-0-1-6]1800m
[3-4-3-51]2000m
[4-4-3-8]2200m
[0-0-0-2]2400m
[0-0-2-7]2500m
[0-0-1-11]2600m
[1-1-0-5]3200m
----------
[4-5-4-61]前走より距離延長
[4-4-3-8]同距離
[2-1-3-26]前走より距離短縮

前走2200m以下を使った馬が好成績を残してますね。

前走開催場所別
[0-0-2-18]札幌
[0-2-1-6]福島
[1-0-1-18]新潟
[2-1-2-8]東京
[0-0-1-9]中山
[0-0-1-0]中京
[1-2-0-7]京都
[5-3-2-12]阪神
[0-1-0-6]小倉
[1-1-0-2]海外

阪神・東京組が優秀で、後はどこからでも来てますので判断が難しいですね。

4|無料予想紹介

チェックしてみたい方はコチラ▼からお願いします。

【ブログ版】
オールカマー2021予想

5|オールカマー-出走馬・注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

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平均ペース
前半3F-36.4秒、後半3F-35.3秒
前半5F-61.2秒、後半5F-59.3秒

前半よりも後半が1秒近く速い後傾ラップになりがちなレース。

基本的に前哨戦という事で、めちゃくちゃ飛ばして行く馬がおらず、更にスタート後から上り坂が続くコース形態からも前半はそれほど速くならないミドル〜スローペースを想定します。

で、後半戦は下り坂を利用してのペースアップが予想されますので、ラスト4〜5Fが速くなる持続力戦になるのかなと。

トリッキーな中山競馬場という事で、コース適性は重要で、あとは持続力戦に強そうな先行馬&差し馬をバランス良く狙いたいところですね!

【注目馬】

6枠12番レイパパレ牝4(川田)
戦績[6-0-1-0]のディープインパクト産駒
中山[0-0-0-0]2200m[0-0-1-0]
右回り[5-0-1-0]

能力・適性
宝塚記念3着・大阪杯1着・チャレンジC1着など、右回りの持続力戦(大阪杯は消耗戦か?)での好走が多い。

宝塚記念では圧倒的に強いクロノジェネシスと逃げて凄まじい粘りを見せたユニコーンライオンに敗れたものの、カレンブーケドール&キセキというG1常連馬を抑え込んでの3着なのでコレは強い。

大阪杯は重馬場のちょっと特殊な馬場ではあったものの、コントレイル・グランアレグリアに圧勝で驚いた。

持続力戦での好走が多く能力面では文句なし、中山は初めてなのでコース適性は未知数。

不安点
初の小回りでトリッキーな中山でどうか。

その他いろいろ
レース間隔3ヶ月は大丈夫そう。
鞍上は川田Jが継続騎乗なので◯
斤量56.0kg(前走±0)は牝馬にしては重い。

まとめ
前走で3着に敗れたとは言え、G1で相手はクロノジェネシスなのでまぁ…
(ユニコーンライオンにやられたのは意外だが)
馬場が特殊だったとは言え、コントレイルやグランアレグリアを相手に逃げ切れる強さはやっぱ凄い。
中山が初めてという不安はあるものの、ある程度までのペースで前に行ければ最後まで垂れずにめちゃくちゃ強い走りを見せる馬なので、人気するとは思うが馬券からは外せない1頭かなと。
【評価】A(◎候補)

6枠11番グローリーヴェイズ牡6(Mデムーロ)
戦績[5-4-0-6]のディープインパクト産駒
中山[1-0-0-0]2200m[0-0-0-2]
右回り[4-3-0-4]

能力・適性
Qエリザベス2着・ジャパンC5着・京都大賞典1着・香港ヴァーズ1着・天皇賞春2着などなど、とにかく強い。

Qエリザベスでは57.0kgを背負ってラヴズオンリーユー(55.5kg)と僅差の2着。

ジャパンCでは57.0kgを背負ってアーモンドアイ&コントレイル(共に55.0)・デアリングタクト&カレンブーケドール(共に53.0)相手に伸びない内を走って競り合う。

京都大賞典では58.0kgでキセキ・キングオブコージ・ステイフーリッシュ(56.0〜57.0)相手に勝ち切る。

香港ヴァーズでは57.0kgでラッキーライラック(55.5)に圧勝し、天皇賞春ではフィエールマンと同タイムの2着。

いろいろと書いたが、戦ってきた相手が別格で、能力&実績ではアタマ1つ抜けた存在なのかなと。

ただ、中山適性は新馬戦のみなので未知数。

不安点
上り坂のキツいコースが苦手?
過去に海外遠征帰りの宝塚記念で大敗。

その他いろいろ
レース間隔5ヶ月はちょっと長いか。
鞍上は乗り替わりだが好走経験のあるミルコなので大丈夫かなと。
斤量57.0kgは重い。

まとめ
海外帰り・上り坂・前哨戦・斤量重いなどなど心配な面は多々あるものの、能力的には最上級なのは確かで、戦ってきた相手も超一流。
あのアーモンドアイですら中山では力を出せなかったという事もあり、不安な部分はあるがそれでも惨敗する姿を想像しにくい1頭かなと。
密かにミルコが馬番11だと好走が多いような…
(1月11日生まれ)
【評価】A(◎候補)

1枠1番ウインマリリン牝4(横山武)
戦績[4-1-0-5]のスクリーンヒーロー産駒
中山[3-0-0-2]2200m[0-0-0-2]
右回り[3-0-0-5]

能力・適性
天皇賞春5着・日経賞1着・エリ女4着など、右回りの持続力戦での好走が多い。

天皇賞春は5着に敗れたものの、外枠から終始外を回っていた事を考えると頑張った方なのでは。

日経賞ではカレンブーケドール・ワールドプレミアを倒すほどなので能力は高い。
(斤量差や完璧なコース取りも大きかったけど)

昨年のエリ女では差し馬有利な展開を先行してラッキーライラック・サラキア・ラヴズオンリーユーに続く4着とG1級の馬ともやり合える強さを見せている。

道中そこそこのペースで先行してからの粘りは相当なモノなので、今回のレースへの適性はあると考える。

不安点
叩いて本番に強いタイプっぽく、目標はおそらくエリ女。
約4ヶ月ぶりとなる今回はどうか?

その他いろいろ
レース間隔4ヶ月は長いのでちょっと気になる。
鞍上は横山武Jが継続騎乗なので◯
斤量55.0kg(前走-1.0)は良い。

まとめ
これまで牡馬含むG1級の強いところとバチバチにやり合えてる馬なので、今回のメンバーが相手でもそう簡単に負けはしないのかなと。
ただ、休み明けというのはやはり気になるところで、ココを叩いてエリ女でベストパフォーマンスに仕上げてくるのでは。
とは言うものの、他の強豪馬もココは本番ではないので、そう言った意味ではそれほど大きくマイナスに考えなくても良いのか?
【評価】B+(△候補)

3枠6番ランブリングアレー牝5(戸崎)
戦績[2-5-7-11]のディープインパクト産駒
中山[1-0-1-1]2200m[0-0-0-0]
右回り[6-3-1-4]

能力・適性
Vマイル2着・中山牝馬S1着・愛知杯2着と、高速決着〜泥試合の両方で良い脚を見せている。

Vマイルではグランアレグリアには差をつけられたものの、レシステンシアやマジックキャッスルなどの強豪馬を差しての2着なので能力的には相当高い。

その前の中山牝馬Sでは不良馬場&短い直線で大外一気を決める脚を見せているので、馬場の速い遅いに関わらず末脚を発揮してくるタイプ。

愛知杯では着順上位馬のほとんどが馬場の外側を走ったのに対し、1頭だけ壊滅状態の内側を伸びてきているのでコレまた強い。

スローからの持続力戦となると若干未知数な部分はある。

不安点
ある程度前半が速いレースを差してくるパターンが多く、超スローのまま最後までいくと流石に届かないような…

その他いろいろ
レース間隔4ヶ月は少し長いような…
鞍上が初乗りはちょっと気になる。
斤量54.0kg(前走-1.0)は◎

まとめ
まだ牝馬重賞での実績しかないので、牡馬の強いところが集まってくる今回のレースでどこまで…
という感はあるものの、G1でグランアレグリアに次いでの2着になれるぐらいの能力があるので相当強いのかなと。
また、Vマイルは時計の速い決着、中山牝馬Sは時計のかかる決着と時計に関わらず良い脚を使える馬はちょっと貴重なのでは。
あまりにスローだと前を捕まえるのは困難だが、前に行きたい馬が多く、後半のペースが上がって前が苦しくなってくれば見せ場は充分あるのでは。
【評価】A−(◯or▲候補候補)

評価ランク
レイパパレ:A
グローリーヴェイズ:A
ウインマリリン:B+
ランブリングアレー:A−

6|オールカマー-中穴馬考察

8枠16番ステイフーリッシュ牡6(横山和)
戦績[2-5-7-11]のステイゴールド産駒
中山[0-2-2-1]2200m[1-3-2-1]
右回り[1-5-6-8]

能力&適性
京都記念2着2回,3着1回・オールカマー3着・目黒記念3着・AJCC2着など、中距離戦での持続力勝負で強い走りを見せている。

京都記念ではラヴズオンリーユーと0.2秒差の2着になるなど、時にはG1級に迫る能力を見せる事も。

前走の札幌記念で心房細動で競走を中止していて、それ以来のレースとなるので体調面にやや不安はある。

中山・福島・函館などの小回りコースでの実績があるので、今回の舞台への適性はありそう。

不安点
心房細動の影響はどうか。
G1級が相手になるとちょい足りない。

その他いろいろ
前走休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそう(叩けてるのか?)
鞍上が初乗りは気になるが、積極的に前に行ってくれそうな横山和Jなのでいけそうな。
斤量56.0kg(前走-1.0)は良い。

まとめ
『G1では少し足りないが、G2以下のレースだと強い馬』の代表格。
持続力戦や小回りコースにも対応できるので、信頼度は高いと考える。
今回はG1級のライバルが多数出走してくるので、力関係的には厳しい部分もあるが、上位陣がココを叩いて秋G1を狙ってる中でコノ馬はこのレースを獲りに来ている感もあり…
前走の心房細動による体調への影響は不安だが、万全の仕上がりで出て来れれば侮れない1頭なのでは。
【評価】A−(◯or▲候補)

1枠2番ウインキートス牝4(丹内)
戦績[5-5-3-4]のゴールドシップ産駒
中山[2-4-1-2]2200m[1-1-0-0]
右回り[4-5-1-3]

能力・適性
目黒記念1着・湾岸S1着・迎春S2着など、ゆったりした流れのレースを先行しての好走が多い。

目黒記念は超スローペースからのラスト3F勝負だったので、前にいたこの馬に展開が向いた感はあるし、斤量が軽かったのも大きいとは思うが、逃げ馬のすぐ後ろを追走した割には良い脚を残していて、2馬身差の完勝はなかなか。
(逃げ馬から離れた番手ポジションのアドマイヤアルバの位置がベストだったのかなと…)

湾岸Sでも斤量差とスローペースが効いたっぽいが、終始外を走って2馬身差で完勝。
同じく迎春Sもスローからの持続力戦でブラックマジックと僅差の2着。

前走の札幌記念は休み明けで+18kgだったので見なかった事にしたい。

条件戦クラスが大半ではあるものの、中山[2-4-1-2]で2200m[1-1-0-0]は舞台適性文句無しかなと。

不安点
前半がゆったりと流れるレースでの好走がほとんどなので、流れが速くなるとキツそう。

その他いろいろ
前走休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそう。
鞍上は丹内Jが継続騎乗なので◯
斤量55.0kg(前走±0)はキツい、54.0で出たかった。

まとめ
これまでの実績で見ると条件戦で勝ち負けするレベルなので、G1でバリバリ戦ってきているライバルが相手だとちょっと足らないイメージはある。
(目黒記念は展開が向きすぎた感あり)
ただし、展開が向けばG2で圧勝できるぐらいの馬であり、このオールカマーは秋G1への前哨戦的なレースとも言えるので、案外この馬の大好きな展開になるかも…(中山&2200mは得意だし)
正直秋G1でバリバリ活躍するタイプでも無さそうで、前走を叩いてココを本気狙ってくる可能性は高いと思うので、ちょっと買ってみたい1頭。
ステイゴールド産駒が強いレースでゴールドシップ産駒というのもなんか気になる(血統は苦手)
【評価】B+(△候補)

8枠15番ロザムール牝5(三浦)
戦績[4-3-4-7]のローズキングダム産駒
中山[2-1-1-3]2200m[0-0-0-0]
右回り[3-2-1-4]

能力・適性
七夕賞2着・中山牝馬S2着・中山金杯4着など、小回りコースを逃げての好走が多い。

七夕賞では稍重にしてはやや速い流れからのラスト消耗戦を逃げ、トーラスジェミニと同タイムの2着に残しているので立派な走り。
この頃のトーラスジェミニは安田記念で5着になるなど超充実してた。
(ロザムール53.0kg、トーラス57.0kgなので実力的にはう〜ん…だけど)

中山牝馬Sでも、不良馬場での泥試合で最後先行馬が壊滅する中でランブリングアレー(その後Vマイルで2着)と同タイムの2着に残しているのでコレも立派。
(ロザムール52.0kg、ランブリングアレー55.0kgなので実力的にはう〜ん…だけど)

中山金杯は若干スローからの瞬発力戦っぽいレースで、ココでは4着と敗れているのでキレ勝負ではちょっと分が悪いのか…

渋った馬場&そこそこ速い流れからの消耗戦で強い馬なので、スローからの持続力戦になりそうな今回の舞台への適性はちょっとイマイチに思うが…

不安点
最後まで溜めてのキレ味勝負になるとちょっと厳しそうな…

その他いろいろ
前走休み明けを叩いてのレース間隔2ヶ月は良さそう。
鞍上が初乗りはちょっと気になる。
斤量54.0kg(前走+1.0)は軽いけど前走より重いのでどうか。

まとめ
中山成績[2-1-1-3]なので得意な舞台だと言えそう。
が、好走パターンはそこそこ速い流れからのラスト消耗戦(馬場が渋れば更に良し)な馬なので、前哨戦特有のスローからのヨーイドンになるとちょっとキツそう。
とは言え、スローだと逃げ馬が残るんじゃね?
とも考えたり、前走休み明けのプラス体重で良い走りを見せているのは気になる。
レイパパレやステイフーリッシュなど早めに仕掛けそうなタイプもいるので、後半は案外この馬の好きな展開にもなりそうな…
人気薄の逃げ馬という事で、ダメ元で紐に入れるぐらいはしておきたいかなと。
【評価】B+(☆候補)

2枠3番セダブリランテス牡7(石川)
戦績[4-0-1-3]のディープブリランテ産駒
中山[2-0-0-0]2200m[0-0-0-0]
右回り[3-0-0-1]

能力・適性
ディセンバーS1着・中山金杯1着・ラジオNIKKEI賞1着など、小回りコースの持続力戦で強い走り。

ディセンバーSは1年3ヶ月ぶりのレースでウインイクシード相手に完勝なので非常に強い。

中山金杯では中山の鬼ウインブライトに競り勝つぐらいなので持ってる能力は高い。

前走エプソムCは17着と大敗しているのは気になるが、差し決着を先行していたり、1ターンコースはイマイチとの陣営コメントもあるのでまだ見限るのは早いか。

中山[2-0-0-0]なので適性は高いと考える。

不安点
上に書いた実績はどれもかなり昔の事で、7歳となった今も同じパフォーマンスが出せるものなのか。

その他いろいろ
レース間隔3ヶ月は特に問題なさそう。
鞍上は石川Jが継続騎乗なのでイケる。
斤量56.0kg(前走±0)は普通。

まとめ
中山で強いのを相手に勝ち切っている事から、持ってる能力&今回の舞台への適性は抜群だと考える。
が、どれもめちゃくちゃ昔のレースで、前走は17着と大敗している事から過去と同じパフォーマンスを出せるのか不安でしょうがない。
が、追い切りが結構良いらしく、先週セントライト記念で大穴をあけたアサマノイタズラや、G1で活躍しているシュネルマイスターを相手に良い走りを見せているとの事なので、もしかしたら強い走りが見れるのかも…という期待はある。
【評価】B+(△候補)

7|オールカマー-大穴馬考察

5枠9番マウントゴールド牡8(岩田望)
戦績[5-2-3-11]のステイゴールド産駒
中山[0-0-1-3]2200m[1-0-1-1]
右回り[2-2-2-10]

能力・適性
七夕賞4着・都大路S1着など、持続力戦を先行してそこそこ良い走りを見せる。

前走七夕賞は4着と敗れたものの、先団から粘り強い走りを見せ勝ち馬トーラスジェミニとは0.2秒差。
斤量が57.0kgだった事を考えると、2着ロザムール(52.0kg)や3着ショウナンバルディ(55.0kg)よりも頑張ったと思うが…

都大路Sでは58.0kgを背負いながらもショウナンバルディを相手にしっかりと勝ち切っているのでコレは評価したい。

昨年はほとんどレースに出てなくて、休み明けを立て直すのに凡走が続いていたり、ここぞというレースで後方からの競馬になったりしているが、元々は小回りコースでの持続力戦に強い馬で、過去にはステイフーリッシュに先着するぐらいの走りを見せている。

今回はスローペースからの持続力戦になりそうなので、舞台適性はあると考える。

不安点
ゆーても8歳なので流石に衰えてる。
ここぞ!というレース(特に中山金杯)でよく負ける。

その他いろいろ
レース間隔2ヶ月は良さそう。
鞍上は岩田望Jが継続騎乗なので◯
斤量56.0kg(前走-1.0)は良い。

まとめ
中山での成績がイマイチだが、休み明けであったり後方からの競馬になったりで力を出せてない事が多く、なんか噛み合ってないような。
過去にはチャレンジCでエアウィンザー(この頃めっちゃ強かった)の2着になれるぐらいの馬で能力は高い。
近走は重い斤量を背負っての好走が出てきているので、ココらで一発あってもいいのでは…と思うが果たして。
余談になるが、鞍上の岩田望Jは同世代の団野Jや菅原明Jが重賞に勝利していく中で、ちょっとイマイチな成績が続いている(アンドラステとか)
が、重賞以外のレースでは同年代に負けない走りを見せている。
おそらく今回はあまり人気しないと思うので、プレッシャーを感じる事なく、自信を持って思い切って乗って欲しいところ。

8|オールカマー-展開予想・印・買い目

↑前
←外内→
15ロザム
12レイパ
16ステイ9マウン1ウイン
11グロー3セダブ2ウインキ
14アール8サトノ7ブレス
10キング6ランブ4アドマ
13ゴール5ソッサ
↓後

ロザムールかレイパパレがハナ候補
レイパパレは番手に控えるか
ステイフーリッシュ・ウインマリリンあたりも逃げ馬勢の後に取り付きたいところ

中団前目にウインキートス・グローリーヴェイズ・セダブリランテス

中団にアールスター・サトノソルタス・ブレステイキング

中団後方にアドマイヤアルバ・キングオブコージ・ランブリングアレー

後方からゴールドギア・ソッサスブレイ

【展開予想】

外枠に入ったロザムールは行くしかないと考えてハナと予想します
レイパパレは宝塚記念のように控えそうな…
(宝塚記念でユニコーンライオンに負けたから逆にハナへ行くかもだけど…)

で、前哨戦という事で、ガンガンに飛ばす馬もいないと思うので序盤はハイペースにはならず、ゆったりと流れそう。

問題は後半戦で、レイパパレ(川田J)が早めにロザムールを抜きにかかり勝ちに行くのか、前哨戦なので無理をせずギリギリまで溜めるのかで戦局は変わってきそう。

おそらくは強気の川田Jなのでコーナー早め先頭での抜け出しを狙い、3コーナーあたりから仕掛けが入るとして、後半戦はロングスパート気味のやや時計の速い持続力戦を想定。

長く良い脚を使えそうな先行馬を中心に狙い、各馬がしんどくなってきたところをズバッと来れそうな差し馬にも注意したいところ。

また、トリッキーな中山2200mという事で、過去にコース実績のある適性の高そうな馬にも気をつけたいですね!

【印】

◎3枠6番ランブリングアレー牝5(戸崎)
今回は近走充実のこの馬でいきます。
前走は離された2着ですが相手が相手でしたし…
2走前は不良馬場で直線一気、3走前は唯一内で伸びるなど強い走りを見せてます。
斤量も軽くなり、鞍上は昨年センテリュオでこのレースに勝ってますのでココでも良い走りを期待したいところですね!

◯6枠11番グローリーヴェイズ牡6(Mデムーロ)
斤量57.0kgや休み明けなどの不安点があり、昨年は海外で勝ってからの帰国1戦目で大敗しているのでちょっと怖い気がするのですが…
これまでの実績や戦ってきたメンバーを考えるとやっぱ能力的には圧倒的に高いと思うんです。
近走ではラヴズオンリーユー・アーモンドアイ・コントレイル、過去にはフィエールマンとガチンコでやり合えてた馬が3番人気(?)なら買いです。
密かに馬番11のミルコ(1月11日生)は強いんですw

▲6枠12番レイパパレ牝4(川田)
重馬場で最後時計のかかる展開となった大阪杯でめちゃくちゃ強かったので。
ただ、スローからの持続力戦気味となった宝塚記念でユニコーンライオンに敗れたのが少し気になります。
今回も速めの流れで逃げれば圧勝するかもですが、前哨戦特有のスローな流れになると最後捕まって勝ち切れない可能性もありそうなのでこの評価とします。
※コレは「オッズ的に勝って欲しくない」という願望が入ってまして、こういう時はまず間違いなく来ますw

△8枠16番ステイフーリッシュ牡6(横山和)
G2以下のレースで非常に安定した走りを見せる馬なので重い印を打ちたかったところですが…
今回はG1級の馬が結構いるんで4,5着になる可能性がありそう。
ただ、前走休み明けを叩いての今回は仕上がってると考えますし、先のG1ではなくこのオールカマーを狙ってる馬だと思いますので抑えます。
ステイゴールド産駒なのも◯かなと。

☆5枠9番マウントゴールド牡8(岩田望)
今回の穴馬はこの馬でいきます。
8歳という年齢は流石に厳しいかとも思いますが、昨年はほとんどレースに使ってませんし、ココ2戦は斤量の割に良い走りをしています。
各馬考察でも書きましたが、元々はかなり強い馬です。
全然人気してませんし、そろそろ岩田望Jに一発あってもいいのでは…
ステイフーリッシュと同じくステゴ産駒なのも◯

★1枠2番ウインキートス牝5(丹内)
ちょっと人気し過ぎな気がするのと、斤量55.0kgが痛いですね…
超スローで勝てた目黒記念が影響してるのか。
条件戦とは言え中山&2200mでの成績が良いのと、この馬も先のG1ではなくココを狙ってると考えますので買っておきます。
ステイゴールド産駒のゴールドシップ産駒というのも◯(血統は超苦手)

【買い目】

馬連ながし(8通り各100円)
◎→◯▲△☆★
◯→△☆★

三連複フォーメーション(7通り各100円)
◎→◯▲→◯▲△☆★

ワイドながし(2通り各100円)
☆→◎◯

◎ランブリングアレーと◯グローリーヴェイズが今回の軸ですので、この2頭から各印馬への馬連が本線。
(◯グローリー→▲レイパパレはオッズがつかないのでやめときます)

で、バッチリハマった時用に◎ランブリングアレーを軸にして◯グローリーと▲レイパパレを2列目、3列目に各印馬という三連複フォーメーション。

あとは☆マウントゴールドが激走した場合に備えて、◎◯とのワイドを買っておきます。
(欲張ってこんなん買うから買い目増えるw)

実力通りならウインマリリンやキングオブコージが来るんでしょうけど、ウインマリリンは手術後1戦目、キングオブコージは久々過ぎと考え今回は見送ります。
(エリ女では是非買いたい)

穴っぽいところでは追い切りの良いセダブリランテス、逃げて粘るロザムールが怖いかなと。
が、ここらへんまで手を広げるとなんでも買いになるので来たら泣いて諦めます。。。

【1週前-気になる馬】
レイパパレ牝4(川田)
先行力と最後までバテない持続力が凄まじい
初の中山がどうか
グローリーヴェイズ牡6(Mデムーロ)
実績&実力No.1
戦ってきた相手と斤量差を考えるとアタマ一つ抜けてるのでは
ウインマリリン牝5(横山武)
オークス以来イマイチ流れに乗れてないように見えるが戦ってきた相手は強く悪い走りはしていない
ランブリングアレー牝5(戸崎)
時計の速さに関わらず良い脚を使える優秀な差し馬
先行争い激しくなれば突っ込んでくる
ステイフーリッシュ牡6(横山和)
G2以下重賞での安定感が凄い
前走競走中止の影響は気になる

9|おわりに

秋競馬が始まり、全く良いところが無いまま9月度が終わりそうですw

今年は夏競馬が若干良かったので去年よりはマシですが、それでも回収率は悲惨なことになってます。

年末にかけてのG1ラッシュで少しでも笑えるように、馬選び馬券の買い方の精度をもっと上げていきたいところですね!

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

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2021年度現在の成績▼

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以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️