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きさらぎ賞2020の出走馬・注目馬・穴馬考察

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お疲れ様です、Rinです。

前回の記事▼

の続きになります。

よろしくお願いします。

4|きさらぎ賞-出走馬&注目馬

出走馬▼(競馬ラボより)

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【注目馬】

8枠8番アルジャンナ牡3(川田)
東京スポーツ杯2歳S(東京1800)で2着となった戦績[1-1-0-0]のディープインパクト産駒。
おそらく抜けた1番人気で今回のレースに挑むクラシック候補馬です。
先行馬を一瞬で交わすほどのスピードが持ち味で、新馬戦(阪神2000)・東スポ2歳Sと上がり33秒台の末脚を見せてます。
ただ、新馬戦は前半1000mが65.2秒の超スローペース。
東スポ杯も高速馬場で出した末脚なので、今回の京都で同じ脚を使えるかは走ってみないとわからない部分ではあります。
前走ではホープフルS(G1)で圧勝したコントレイルに5馬身差をつけられての2着となってしまいましたが、3着のラインベック(ホープフルSの4着馬)を大きく引き離しての2着ですので、この馬も強さの証明はできてると考えます。
京都コースの経験が無いのが不安な点ではありますが、差しが決まる傾向にある現在の京都でこの馬の末脚が炸裂する可能性は十分にあると考えます。
【枠順を見て】
圧倒的1番人気が外枠…
頭数が少ないので影響はないように思いますが、もしかしたら波乱があるかもしれませんね…

4枠4番ギベルティ牡3(武豊)
新馬戦(中山1600)に勝利し、今回のレースに挑む戦績[1-0-0-0]のオルフェーブル産駒。
勝った新馬戦では、絶妙なスローペースで逃げて最後の直線で後続を寄せ付けず勝利していますので、今回も逃げor先行策で来る事が予想されます。
(逃げる武豊騎手のペース配分は神レベルらしい)
きさらぎ賞の過去を見ると、1番手で最内を回った馬は最後に差される傾向にありましたので、後方から迫ってくる有力な差し馬を抑えながらどれだけ粘れるかが勝負だと考えます。
【枠順を見て】
真ん中ちょい内の良い枠だと思います。

5枠5番グランレイ牡3(池添)
朝日杯FS(G1/阪神1600)で9番人気ながら3着と激走した戦績[1-0-2-0]のルーラーシップ産駒。
新馬戦(京都1800)では逃げてガス欠?の3着となりましたが、2戦目の未勝利戦(京都1400)は少し控えて稍重の中で他馬より1秒も速い上がりで差し切って圧勝。
前走の朝日杯FSではサリオス&タイセイビジョンに敗れての3着となりましたが、出走馬中でトップの上がりを見せており、その末脚は素晴らしいモノがあります。
シンザン記念(G3/京都1600)で2着と好走したプリンスリターンに先着している点からも、重賞で好走できる実力はあると考えられますので、「外差しが決まる」と言われている現在の京都では非常に気になる1頭です。
京都成績[1-0-1-0]で1800m経験があるのもポイントとなりそうです。
【枠順を見て】
真ん中ちょい外…
コメントに困る枠ですw

6枠6番サトノゴールド牡3(幸)
札幌2歳S(G3)で2着と好走した戦績[1-1-0-0]のゴールドシップ産駒。
1戦目は前目、2戦目は後方での競馬となっていて、脚質が判断しにくい困った馬となってます。
内容を見てみると、新馬戦(函館1800m)は1000mが1:06.7の超スローペースを2番手から上がり35.1秒(1位)の脚で勝利。
続く札幌2歳S(稍重)では、出遅れながらも後方から上がり36.4秒(1位)の末脚で2着に食い込んでます。
ただ、その時に敗れた相手が後のホープフルSで9着となるブラックホールでしたので、重賞2着馬とは言うものの、大きく期待するのは危険だと感じます。
【枠順を見て】
先行するならちょっと嫌らしい枠ですね。

以上が予想オッズで上位の馬となります。

5|きさらぎ賞-穴馬考察

過去傾向を見ると、そこそこ下位人気の馬が馬券に絡んでますのでちょっと調べてみます。

きさらぎ賞-下位人気から馬券内になった馬
2019(8頭)
2着:1枠1番タガノディアマンテ牡3(6人気)
4角8番手-上がり34.4(1位)-前走:中京1600m
3着:6枠6番ランスオブプラーナ牡3(7人気)
4角1番手-上がり35.8-前走:中京1400m
2018(10頭)
該当馬なし
2017(8頭)
1着:7枠7番アメリカズカップ牡3(6人気)
4角3番手-上がり35.9(1位)-前走:阪神1600m
2016(9頭)
該当馬なし
2015(8頭)
該当馬なし
2014(9頭)
3着:3枠3番エイシンエルヴィン牡3(6人気)
4角5番手-上がり34.9(2位)-前走:新潟1600m
2013(9頭)
1着:3枠3番タマモベストプレイ牡3(6人気)
4角2番手-上がり34.3(3位)-前走:京都1600m
2012(13頭)
該当馬なし
2011(12頭)
2着:6枠7番リキサンマックス牡3(8人気)
4角1番手-上がり35.4-前走:京都1800m
2010(11頭)
該当馬なし

過去10年で5回(6頭)が下位人気から馬券内に入ってます。
先週のシルクロードSほどではありませんが、そこそこ荒れる可能性もあると見て、傾向を調べてみます。

枠順
1枠ー1
2枠ー0
3枠ー2
4枠ー0
5枠ー0
6枠ー2
7枠ー1
8枠ー0

真ん中よりちょい内目or外目に多い

4角位置
1〜4番手ー4
5〜8番手ー2

真ん中より前に多い

もう少し細かく
1〜2番手ー3
3〜4番手ー1
5〜6番手ー1
7〜8番手ー1

1〜2番手に多い

上がり3F
1位ー2
2位ー1
3位ー1
以下ー2

速い上がりの期待できる馬

前走距離
1400mー1
1600mー4
1800mー1

前走1600mが多い

以上を踏まえて、下位人気馬がきさらぎ賞で好走するチャンスがあるのか考えてみます。

クリノプレミアム牝3(未定)【出走せず】
4戦目にしてようやく未勝利戦に勝利した戦績[1-2-0-1]のオルフェーブル産駒。
過去レースを確認したところ、好スタートから1,2番手を走り続け、そのままゴールへ突っ込んで行くタイプの逃げ馬っぽいです。
東京左回りの高速馬場では連続で2着と勝ち切れないレースが続きましたが、前走の中山右回りで初勝利を収め、未勝利から抜け出すことができました。
中山で好走した点からも、力の要る馬場と言われている京都にも合ってるように感じますが…
先に紹介したギベルティと同じく、差し馬が怖い現在の京都でどれだけ粘る事ができるのかがポイントになりそうです。
※良い感じの穴馬候補だったのですが出走しませんでした…残念。

1枠1番コルテジア牡3(松山)
シンザン記念(G3/京都1600)で9番人気ながら3着と好走した戦績[1-1-1-2]のシンボリクリスエス産駒。
過去レースを見ると、先団を走ったり中団に控えたりと色んなパターンの競馬を見せてますので、今回どういう走りを見せるのかはちょっとわかりにくいですね…
どちらかと言うと先団好位から持続する脚で粘り込むタイプっぽく、鋭い脚を持っているタイプではなさそうです。
シンザン記念で好走している点からも、重賞で活躍できる力はありそうなのですが、前走は『内枠前目が有利』な京都の馬場に助けられての激走だったとも考えられます。
京都成績[1-0-1-1]で1800mでの勝利経験もありますし、鞍上は2020京都重賞で調子の良い松山騎手ですので、人気薄でもどうしても期待してしまう1頭です。
【下位人気好走パターンに該当】
内枠・ポジション前目・前走1600m

2枠2番サイモンルモンド_セ3(和田)
ダート戦績[1-1-0-0]のダノンジャスティン産駒。
正直ダート馬って全然わからなくて、どう評価していいのか困ってる馬ですw
過去2レースを見ると、ハイペースの前残りっぽい展開で後方から突っ込んできての好走を見せてますので脚はある馬なのかなと…
前走も稍重のダートで他馬より1秒速い上がりを見せてますし、芝でもそこそこいけるんじゃ?
なんて想像しています。
例えるなら、朝日杯FSでダート界から乗り込んできて4着と好走したタガノビューティみたいなイメージの馬ですね。
すみません、ぶっちゃけ走ってみないとわかりませんw
【下位人気好走パターンに該当】
内枠

7枠7番ストーンリッジ牡3(シュタルケ)
新馬戦(阪神1600)から重賞勝利に挑む戦績[1-0-0-0]のディープインパクト産駒。
その新馬戦では2番手から上がり33.1秒(1位)の末脚で3着以下を大きく引き離して完勝。
1000mが1:03.6のスローペース&他馬との叩き合いだったとは言え、ゴールまで伸び続けた脚はなかなかのモノではないでしょうか?
ちなみに、推定1番人気のアルジャンナは新馬戦(阪神2000)で1000mが1:05.2の上がり33.6秒でしたので、コレだけを見ると結構やれそうな気がしてきます。
【下位人気好走パターンに該当】
ポジション前目・上がり◯・前走1600m

3枠3番トゥルーヴィル牡3(北村友)
新馬戦(京都1800)に勝利して今回のレースに挑む戦績[1-0-0-0]のディープインパクト産駒。
前走では圧倒的な1番人気の中、道中は中団で溜め直線で抜け出しにかかるものの前が塞がり外へ出すというロスがありながら、進路が空くと一気に伸びる脚を見せて勝利。
ディープ産駒らしい切れる末脚を見せていますので、差しが決まる馬場は大歓迎です。
前走が新馬戦組の中で、唯一の京都経験を持つ馬となりますので、それなりに期待できるんじゃないでしょうか?
【下位人気好走パターンに該当】
内枠・上がり◯

6|きさらぎ賞-展開&印&買い目へ続く

詳しくは枠順発表後に考えてから更新させて頂きますので、ここでは現時点で気になっている馬について書きます。

【気になる馬】
・8枠8番アルジャンナ牡3(川田)
末脚が素晴らしく普通に考えれば本命候補
しかしちょっと怖い部分も…
・5枠5番グランレイ牡3(池添)
京都慣れ&末脚に期待
朝日杯は後から行きすぎたが、中団からなら突き抜ける可能性も…

【穴馬候補】
・1枠1番コルテジア牡3(松山)
粘り強く伸びる脚が良い
内枠で逃げた場合ラストで差されての2,3着パターンありそう
・2枠2番サイモンルモンド_セ3(和田)
ダート界から殴り込み
ノーマーク後方からの末脚に期待

【疑問な馬】
・8枠8番アルジャンナ牡3(川田)
前走が左回り&高速馬場
本命候補ではあるが、ぶっ飛んだ時を想定して馬券の買い方を考える

すみません…今回はここまでとなります。

次回は各馬の印や買い目を発表したいと考えてますので、参考程度に読んで頂ければ嬉しいです。

次回の記事▼

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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