見出し画像

函館スプリントステークス2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週のエプソムカップはダイワキャグニーが9番人気ながら1着、3着には18番人気のトーラスジェミニが激走し大荒れとなりましたね!

こういうレースを獲れたら1年間は楽しく競馬できるんでしょうね…
僕には18番人気は買えませんがw

って事で今回は6/21(日)に開催されます函館スプリントステークス2020の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【6/17 中人気馬考察 追記】
【6/19 枠順を見て 追記】
【6/20 穴馬考察 追記】
【6/21 展開・印・買い目 追記】

1|はじめに

函館スプリントステークスの予想に入る前に、先週に行われたエプソムカップの結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:ダイワキャグニー△
2着:ソーグリッタリング△
3着:トーラスジェミニ
----------
4着:アンドラステ消
6着:サトノアーサー◎
7着:ピースワンパラディ◯
10着:レイエンダ消
14着:アイスストーム消
16着:シャドウディーヴァ▲
18着:エメラルファイト☆

ダイワキャグニー・ソーグリッタリングと印は回せてるけど肝心の軸馬2頭が伸びてこない…
18人気の逃げ馬トーラスジェミニが残ってるので完全な前残り馬場でしたね。
コレを予想して前目の馬に本命を打つのが正解だと思うんですけど…
難しいですなぁ。

【今回の消し馬】はなんとか馬券外へ飛んでくれましたね。

アイスストーム(6人気)-14着
アンドラステ(4人気)-4着
レイエンダ(3人気)-10着

アイスストームとレイエンダはいいですけど、アンドラステは2,3着馬とほとんど差のない4着なので消していい馬じゃなかったかもですねw
まぁ結果オーライという事で、今後も思い切って消していきましょう!

参考記事▼
エプソムカップ2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

【その他のレース】

土曜-函館12R遊楽部特別→馬連的中!

画像1

日曜-阪神12R→複勝的中!

画像2

(地方競馬)
土曜-高知ファイナルレース→ワイド的中!

画像3

とまぁこんな感じで、土曜日にそこそこ儲けてたおかげで今週はプラス収支となりましたが、やっぱ本線のエプソムカップ予想で的中したかったですね…

あと、的中したレースばかり載せてますが外したレースも多々ありますw
エプソムカップ以外では1レース3〜400円で
土曜→3戦して2勝1敗(+5340円)
日曜→4戦して1勝3敗(-490円)
みたいな感じになってます!

で、ちょっとココで僕の競馬の師匠のブログ紹介をさせて頂きます。
僕の記事を何度か読んでくれている方なら知ってるかとは思いますが、回収率重視の馬券購入を続けている凄腕馬券師です。
競馬好きなら見て損は無いと思います、良かったらチェックしてみて下さい!

エプソムカップは4頭選んで1,2,4,5着で的中!

画像4

師匠の競馬予想記事はこちら▼

じなキャッシュの競馬予想記事をチェック✔︎

(競馬予想以外にも、為替FXや仮想通貨についてなどなど、お金儲けに関する記事がいっぱいあるので、お小遣いを増やしたい人は見て損はないハズ)

で、僕の予想記事の成績はと言うと…

2020競馬予想成績
的中:10/24(42%)
購入:42000円
払戻:27180円
回収率:65%

むぅ…ここのところ軽い予想の平場レースはそこそこ当たるのに、ガッツリ予想したメインレースは全然当たりません。
正直平場の方が回収率が良くてメインレースに儲けを吸われる一方ですw
とりあえずもうちょっと気楽に予想していく事を心掛けてみます。

2|函館スプリントステークス-レース概要

2020年6月21日(日)
3歳以上・函館/芝1200m

画像5

函館の右回りコースですね。

3コーナーまでの距離が比較的長い上りなのでスタート直後の枠順の有利不利は少ない。
が、ラストの直線が短いので前にいる馬が有利になる事から最短距離を走れる内枠先行馬が好走しがちなレースである。

4コーナーは若干下りながらのスパイラルカーブの為、外側を走る馬は遠心力で更に外へ流されて距離ロスが大きくなる。

また、各馬内側への意識が高い為、内枠の差し馬が内に包まれて抜け出せないパターンがあるのには注意が必要である。

電撃スプリント戦なのでスタートからゴールまでかなり速いペースで流れる事が多く、ハイペースでも先行できる基礎スピードとラスト直線の消耗戦に耐えれる馬が好走する。

基本的に前にいる馬が有利なレースではあるが、先行争いが激化し、前が崩れる展開になれば差し馬に一気に飲み込まれる事もあるのでレース展開の予想が的中への鍵となりそう。

むぅ…函館レースの予想は初めてなのでイマイチ傾向が掴めませんね。
3コーナーまで上って4コーナーから下って直線勝負と言う事は…京都ですね!
京都と同じような感覚でいきましょうか(アカン

3|函館スプリントステークス-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

画像6

真ん中より内側、特に1〜3枠が優秀な傾向にありますね。
しかし、外の7,8枠からもスタートを決めて好位置を取れたり、前が崩れたところを差したりで好走馬が出てますので、先行力や速い上がりなどの決め手を持った馬は枠順関係なく要注意です。

【人気】

画像7

1〜3人気の複勝率が50%前後で毎年どれかは馬券に絡んでますが、上位を独占するほどの信頼感はありません。
逆に4〜9人気の中穴や10〜12人気の大穴が度々馬券に絡んでますので人気サイドにばかり印を回すのは危険ですね。

【年齢】

画像8

基本的には3,4歳の若い世代の好走が非常に多いレースとなってます。
ただ、5〜7歳や時には9歳馬までも馬券に絡む事がある非常に難解なレースとなってます。
過去にスプリントレースでの実績がある人気薄高齢馬は要注意です。

【脚質・上がり】

画像9

4角位置別
[6-5-3-0]1〜4番手
[3-3-3-0]5〜8番手
[0-0-4-0]9〜12番手
[1-2-0-0]13番手以下

1〜4番手が優秀で、基本的には前目が有利なレースと言えそう。
時折前が総崩れで差し・追込み馬が突っ込んできますので直線の展開予想によって狙い所が変わってくるのかなと。

上がり3F別
[3-1-3-0]1位
[2-1-0-0]2位
[1-1-3-0]3位
[1-3-1-0]4位
[0-2-0-0]5位
[0-2-2-0]6〜9位
[3-0-1-0]10位以下

[6-3-6-0]1〜3位という事で速い上がりが使える馬が好走しています。
が、前目のポジションからそのままゴールに雪崩れ込む場合は上がり必須という訳でもなさそうです。

【前走】

画像10

前走別
[1-1-0-0]韋駄天S(OP/新潟1000)
[0-1-0-0]葵S(OP/京都1200
[2-0-1-0]京王杯SC(G2/東京1400)
[0-1-0-0]阪急杯(G3/阪神1400)
[1-2-1-0]高松宮記念(G1/中京1200)
[2-0-0-0]桜花賞(G1/阪神1600)
[0-2-0-0]鞍馬S(OP/京都1200)
[0-0-1-0]大阪HC(OP/阪神1400)
[0-1-1-0]NHKマイルC(G1/東京1600)
[0-1-2-0]Vマイル(G1/東京1600)
[1-0-0-0]彦根S(1600万/京都1200)
[0-0-1-0]オークス(G1/東京2400)
[0-0-1-0]福島民友C(OP/福島1200)
[1-0-0-0]安土城S(OP/京都1400)
[0-0-1-0]朱雀S(1600万/京都1400)
[1-0-0-0]阪神牝馬S(G2/阪神1400)
[0-1-0-0]道新S杯(1000万/函館1200)
[1-0-1-0]CBC賞(G3/京都1200)

えっと…バラバラです。
有名どころで言うと高松宮記念・NHKマイルC・Vマイル・京王杯SCなどの短距離重賞からの好走が多いようです。

前走クラス別
[3-4-5-0]G1
[3-0-1-0]G2
[1-1-1-0]G3
[2-4-2-0]OP
[1-0-1-0]1600万
[0-1-0-0]1000万

前走G1・G2組が優秀ですね。
OPクラス以下からもちょくちょく好走馬が出てますので隠れた実力馬に注意が必要です。

前走着順別
[3-3-1-0]1着
[0-2-1-0]2着
[1-2-1-0]3着
[0-1-0-0]4着
[0-0-1-0]5着
[2-0-1-0]6〜9着
[4-3-4-0]10着以下

前走1〜3着馬はそこそこ優秀なのですが、それよりも10着以下からの巻き返しが非常に目立ちますね。
・前走1〜3着は前走OP以下の下位クラス
・前走10着以下は前走G1やG2
が多いので、前走着順と前走レースの組み合わせには注意が必要です。

前走人気別
[2-2-1-0]1人気
[1-0-0-0]2人気
[1-2-0-0]3人気
[1-0-2-0]4人気
[1-1-0-0]5人気
[1-3-2-0]6〜9人気
[3-2-5-0]10人気以下

ちょっとこれまでの重賞と傾向が違い、前走で人気してない馬の方が好走してますね。
目立つのは前走G1やG2では全然人気してなかったけど相手レベルの下がった今回は好走するパターンですね。

前走距離別
[1-1-0-0]1000m
[3-6-3-0]1200m
[4-1-3-0]1400m
[2-2-3-0]1600m
[0-0-1-0]2400m

前走1200〜1600mの好走が目立ちます。
どちらかと言うと、同距離組か距離短縮組が強い傾向にあるようです。

前走開催場所別
[1-1-0-0]新潟
[3-3-2-0]京都
[2-2-5-0]東京
[2-1-1-0]阪神
[1-2-1-0]中京
[0-0-1-0]福島
[0-1-0-0]函館

前走京都組が最多、東京・阪神・中京と続きます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください

【まとめる】
[枠順]
内の1〜3枠、外の7〜8枠など極端な枠が強い
[人気]
1〜3人気はそこそこ
穴馬も結構くる
[年齢]
3〜4歳馬が優秀
5〜7歳も結構くる
[4角位置]
1〜4番手が優秀
時々前が崩れて後方馬に飲み込まれる
[上がり3F]
1〜3位が優秀
前目からそのまま突っ込むなら必須ではない
[前走]
高松宮記念・京王杯SCなど短距離重賞が多い
[前走クラス]
G1・G2・OPと様々
[前走着順]
1〜3着は優秀
前走G1やG2なら10着以下からでもくる
[前走人気]
前走G1やG2の下位人気馬に注意
[前走距離]
同距離か距離短縮組が多い
[前走開催場所]
京都が最多、東京・阪神・中京が続く

4|函館スプリントステークス-無料予想紹介

ここでちょっと春G1で連続的中しまくってる無料予想の紹介をさせて頂きます。

安田記念・ダービー・VM予想スクショ▼

画像11

天皇賞春・皐月賞・桜花賞予想スクショ▼

画像12

比較的人気馬決着だった安田記念・ヴィクトリアマイルでもしっかりプラス収支

上位人気と下位人気が絡んだパターンの
日本ダービー→ヴェルトライゼンデ
天皇賞春→スティッフェリオ
皐月賞→ガロアクリーク
桜花賞→スマイルカナ
をしっかりと抑えて3連複を次々と的中。

ー重賞3連複無料公開情報ー
◎桜花賞  5600円→50360円
◎皐月賞  5600円→36600円
◎天皇賞  5600円→67500円
◎Vマイル 5200円→11840円
◎ダービー 5400円→14880円
◎安田記念 4800円→6720円

無料情報でG1戦線6勝はちょっと凄いんじゃないかと…
買い目の確認をして自分の予想に組み込むのもアリですし、そのまま乗っかるも良し。
(僕は少額で乗る事が多いですw)
自分のスタイルに併せて色んな使い方が出来るので、とりあえずチェックするようにしてます。
気になる方は是非チェックしてみて下さい。

画像13

函館スプリントステークスの無料予想をチェックする✔︎

※登録メールを送信すればレース前日の22時頃から予想の買い目が見れるようになります

5|函館スプリントステークス-出走馬・注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

画像14

過去の函館スプリントステークスのラップタイムを確認したところ

テン3F-33秒台→上がり3F-34秒台
でラスト1or2Fは緩む傾向にある

ってな感じでスタートから最後までほぼ全力疾走で駆け抜けるレースとなってます。

ラストが緩めば緩むほど差しが決まる展開になるっぽいのですが、まだ開幕して間もない綺麗な馬場の為、前がそのまま突っ込む事も多々あります。

・ハイペースを追走できる基礎スピードがある
・最後バテてからの消耗戦に強い
・前が崩れた時に差せる末脚を持ってる

などに注目して見ていきたいところですね。

3枠6番ダイアトニック牡5(武豊)
戦績[6-3-3-3]のロードカナロア産駒
函館[0-0-0-0]1200m[0-0-1-0]
札幌[0-0-0-0]右回り[6-1-2-2]

主な戦績
2020
高松宮記念(G1/中京1200)-3着
阪急杯(G3/阪神1400)-3着
京都金杯(G3/京都1600)-2着
2019
スワンS(G2/京都1400)-1着

後方からの末脚が武器の差し馬でしたが、近戦は前目で競馬している自在馬、でいいんですかね…

前走:高松宮記念(G1/中京1200)[重]
テン3F-34.2秒を4番手(18頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びるも他馬と接触し3着(4着から昇着)

3着:ダイアトニック
5着:シヴァージ

【考察】
前走の高松宮記念はミドルペースを前目で進め、直線良い脚で伸びるのですが前を走っていたクリノガウディーと接触し3着。
1400mの成績が[5-1-1-0]で『1400m専用機』などと呼ばれてましたが、不利が無ければ1着もあったのでは?と思えるぐらい良い脚を使えてましたので、1200mのスプリント戦でも最後はキッチリ伸びてくるんじゃないかと。
安田記念でめちゃくちゃ強かったグランアレグリアと同タイムなんでこの馬もめちゃくちゃ強いと考えます。

重馬場の高松宮記念・稍重のスワンSでも鋭い末脚を使えてるので、函館のタフな洋芝でも良い走りが期待できると思いたいところですが、コレはまた別の話なのかな…
函館コースと4コーナーの形状がちょっと似てる(と思ってる)タフな京都での好走が多いのもプラスポイントかなと…

【不安点】
とりあえずは初の洋芝でどれだけ走れるかが未知数というところでしょうか。
重馬場・稍重・タフな京都競馬場でも良い脚が使えてますが、なんか違いそうですし…
後は1200mの速い流れをどのポジションで追走できるかですね。
前走は重馬場だったのでテン3F-34.2秒でしたが、開幕して間もない良馬場だと33秒台になりそうなので。
また、初の斤量58kg(前走+1kg)が痛いですね…
タワーオブロンドンの強さで3着止まりはなかなか驚異的な重さかと。

【総評】
前走の走りを見る限り、今回のメンバーでは少し抜けた存在であり、強い走りを見せてくれると考えます。
が、初の洋芝への対応・良馬場1200mの速い流れをどのポジションで追走できるか、などが不安な点ではあります。
中団からでも良い脚を使える馬ですが、唯一の斤量58kg(前走+1kg)で最後のひと伸びが鈍らないかちょっと心配ではある。
そんな感じの1頭ですね。
なんやかんやと不安な点はありますが、普通に強い馬です。
【枠順を見て】
絶好の枠ですね。
人気し過ぎなんで買いたくないけどコレは抑えんと…
【評価】A→A+(枠◯)

5枠9番フィアーノロマーノ牡6(藤岡康)
戦績[6-2-0-7]のFastnetRock産駒
函館[0-0-0-0]1200m[0-0-0-0]
札幌[0-0-0-0]右回り[6-2-0-3]

主な戦績
2020
阪急杯(G3/阪神1400)-2着
2019
阪神C(G2/阪神1400)-2着
ダービー卿CT(G3/中山1600)-1着

前目のポジションから長く良い脚を使うタイプの先行馬ですね。

前走:阪急杯(G3/阪神1400)[良]
テン3F-34.1秒を6番手(18頭)で追走、4コーナーで内を回して直線進路が塞がる不利がありながら再度伸びて2着(3着から昇着)

2着:フィアーノロマーノ
3着:ダイアトニック

【考察】
前走の阪急杯はミドルペースを前目で進め、直線ダイアトニックに進路を塞がれながら再度伸びて2着。
進路があれば1着まであったかは微妙なところですが、良い脚で伸びてたのは確かです。

とにかく速い流れからのラスト消耗戦に強い馬でして…

阪神C(前33.9-後34.2)-2着
ダービー卿CT(前33.9-後35.2)-1着

のように前半の方が速いレースでは最後の直線で嘘みたいにグングン伸びてきます。
(他の馬がバテてるとも言える)
今回のレースもおそらくは前半が速い流れになりそうなので、ラストみんなバテてからの泥試合になればこの馬が伸びてくると考えます。

【不安点】
前走マイラーズCで除外になり、故障明け1戦目のレースという点が気になりますね。
あとは函館の洋芝や1200mが初めてなので、どこまでやれるモノなのか。
また、この馬の実績を見るとラストに上り坂がある中山や阪神での成績が良くて、ラストが比較的平坦な京都や新潟だと全然走れてない点も不安なのかなと。
今回は鞍上が藤岡康Jになるのですが、この人が乗る時は毎回スローからの上がり勝負+直線平坦なコースとなり、めっちゃ不運なんですよね。
上り坂の有無や鞍上が誰なのかとかじゃなく、結局はレースペースの問題かもしれませんし、是非ともココで好走して鞍上が悪い訳じゃないってとこを見せてほしいものですが…
斤量57kg(前走+1kg)は地味に痛いですね。

【総評】
前半速い流れからのラスト消耗戦には滅法強い馬なので、そのような展開になりそうな今回のレースでも好走の可能性は充分ありそうです。
ただ、故障による休み明けでの仕上がりと、初の洋芝&1200mの速い流れへ対応できるのかが正直不安なところであり、自信を持って重い印を打つのには勇気が要る1頭ってな感じでしょうか。
【枠順を見て】
もっと内が良かったかと…
【評価】B

4枠7番ライトオンキュー牡5(古川)
戦績[5-1-1-6]のShamardal産駒
函館[0-0-0-0]1200m[2-1-0-1]
札幌[0-1-0-1]右回り[4-1-1-4]

主な戦績
2019
京阪杯(G3/京都1200)-1着

中団前後からの鋭い末脚が武器の自在馬でいいんですかね。

前走:京阪杯(G3/京都1200)[良]
テン3F-34.2秒を9番手(18頭)で追走、4コーナーで内から外へ出して直線差し切って1着

1着:ライトオンキュー
16着:ダイメイフジ

【考察】
前走の京阪杯はミドルペースを中団で溜め、直線キレのある末脚で突き抜けて1着。
倒した相手には高松宮記念1着のモズスーパーフレアを始め、アイラブテーラー・カラクレナイ・アウィルアウェイ・リテーナなど、スプリント重賞で度々好走している強豪馬が揃ってましたし強い競馬だったと考えます。

キーンランドCではコーナーで大外をぶん回すロスがありながら、ダノンスマッシュやタワーオブロンドンらスプリントG1級の強豪とほとんど差の無い4着になるなど、札幌の洋芝でも良い末脚を使えてる点は素直に評価できるんじゃないでしょうか。

UHB賞ではハイペースを前目で進める先行力と最後まで伸びる脚が使えてますし、前目有利と言われる今回のレースでは良い武器になりそうです。

【不安点】
元々出走予定だったドバイでのレースが中止になり、前走が11月末という事で、ほぼ半年ぶりのレースになりますので仕上がりが大丈夫なのかは結構不安ですね。
昨年のこのレースを除外され、5ヵ月ぶりのUHB賞で2着になるなど、休み明けでもキッチリ走ってるのでいけそうではあるのですが。
あとは道中のポジションがどこに収まるのか。
そこそこ前目で競馬している事が多いのですが、前走はミドルペースを中団からでしたし今回は更に流れが速くなりそうなので…

【総評】
前走京阪杯での走りを見る限りスプリント重賞で勝ち負けできる力は充分にあるし、洋芝のキーンランドCやUHB賞ではスプリントG1級の相手に良い脚を使えてるので、素直に高評価をつけたいところです。
ただ、ドバイでのレースが中止になり予定とは違うローテーションでの戦いである事から、仕上がり面での不安はある。
ってな感じの1頭ですね。
【枠順を見て】
今回は内枠に後方からの馬が多いのでスタート出せれば結構いいところに行けそうな…
【評価】A→A+(枠◯)→S(追◯)

2枠3番エイティーンガール牝4(坂井)
戦績[4-3-1-5]のヨハネスブルク産駒
函館[0-0-0-0]1200m[4-3-1-4]
札幌[0-0-0-0]右回り[4-3-1-4]

主な戦績
2020
シルクロードS(G3/京都1200)-2着

中団やや後方からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。

前走:鞍馬S(OP/京都1200)[良]
テン3F-33.5秒を9番手(12頭)で追走、4コーナーで外を回して直線追い込むが届かずの3着

【考察】
前走の鞍馬Sはハイペースを後方で溜め、直線大外一気で追い込むものの差し届かずの3着。
上がり3F-32.4秒はメンバー中最速ですし、休み明けにしては良い脚が使えてると考えます。
もうちょっとだけ前目で追走できれば…と思うのですが厳しいんでしょうかね。

シルクロードSでもミドルペースを後方から上がり3F-33.4秒(2位)の末脚で高松宮記念優勝馬のモズスーパーフレアをブチ抜き、1着アウィルアウェイと同タイムの2着と好走してますし、とにかくキレる末脚が素晴らしいですね。

速い流れが予想される今回のレースでも、前が崩れる展開になれば後方から猛烈なスピードで突っ込んでくる事になりそうです。
斤量54kg(前走-1kg)もプラスポイントかと。

【不安点】
初の洋芝にどこまで対応できるのかが未知数な点はありますね。
まぁこれは他の馬にも言える事なのであまり大きな不安でも無いような気もしますが。
あとは道中のポジション取りですかね…
非常にキレる末脚はあるのですが、どうしても中団後方で溜める競馬になりますので、直線が短く前が有利と言われる今回のレースでは差し届かずになる可能性も充分考えられます。

【総評】
とにかくキレる末脚が素晴らしく、鞍馬SやシルクロードSでもスプリント重賞級の強豪を相手に良い勝負ができてるので、今回もラスト直線での追い込みに期待したいところ。
が、テン3F-33秒台の速い流れになるとおそらくは後方からの競馬になり、最後差し届かないことになる可能性も。
ただ、先行馬に厳しい展開になり前が崩れた時はこの馬が突っ込んでくる。
ってな感じの1頭でしょうか。
【枠順を見て】
差し馬にはちょっと嫌な感じの内枠ですね…
過去に前目で競馬してるのでこの枠だと思ったより前につけるかもですね。
【評価】B→B+(追◯)

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
ダイアトニック:A→A+(枠◯)
フィアーノロマーノ:B
ライトオンキュー:A→A+(枠◯)→S(追◯)
エイティーンガール:B→B+(追◯)
※若干の修正があるかもです

6|函館スプリントステークス-中人気馬考察

過去傾向から結構な頻度で馬券内に来てるのが4〜9人気の中穴馬です。
毎回同じような事を書きますが、ここら辺の馬の中から好走馬を見つける事が出来れば勝利はグッと近くなりますので、しっかりと見ていきたいところです。

4枠8番シヴァージ牡5(未定)
戦績[1-0-0-3]のFirstSamurai産駒
函館[0-0-0-0]1200m[1-0-0-2]
札幌[0-0-0-0]右回り[1-0-0-2]
※芝レースでの数字

主な戦績
2020
北九州短距離S(OP/小倉1200)-1着

後方からの末脚が武器の差し馬ですね。
デビューから昨年末まではダート戦で活躍していた馬で、ダート[4-5-3-1]と好成績。
稍重[1-2-0-1]重[3-0-0-0]
と湿ったダートでの走りが優秀な馬でした。

前走:高松宮記念(G1/中京1200)[重]
テン3F-34.2秒を15番手で追走、4コーナーで外を回して直線大外を追い込むが届かず5着

3着:ダイアトニック
5着:シヴァージ

【考察】
前走の高松宮記念は上位争いでの一悶着やグランアレグリアの追い込みが強烈だったのであまり目立ってませんが、上がり3Fタイムは33.1秒でグランアレグリアと同タイムだった事を考えると、この馬の末脚も相当なモノです。
4コーナーを回ってる時に他馬に挟まれたりしていたので、アレが無ければもうちょい良いところまで突っ込んでこれたんじゃ…なんて考えてます。

重馬場開催となった北九州短距離Sでは4コーナーで大外を回して上がり1位の末脚で差し切り勝ちしてますし、淀短距離Sは直線で進路が塞がり、外へ出してから強烈に追い込んで4着だったので、非常にキレる良い末脚を持ってる馬です。

初の芝レースとなった阪神Cはハイペースを終始外側で先行した為か、直線でガス欠になったように見えますので、後方でしっかり溜めないと驚異的な末脚は不発になるのかなと。

後方からの競馬となった近3戦では全て上がり1位の末脚を使っている事から、とにかくラストの末脚が強烈な馬で、小回りコースでハイペースとなった北九州短距離Sで差し切り勝ちしているので、今回のレースでも最後の直線で見せ場があると考えます。

【不安点】
他馬と同じく洋芝で得意の末脚が発揮できるかが若干不安なのかなと。
ダート戦や重馬場で活躍できるパワーがあるのでいけそうな気はしますが…
あとはエイティーンガールと同じで、非常に良い末脚を使える反面、道中は中団〜後方で溜める競馬になると考えられます。
今回のレースは小回りで下りながらの4コーナーですので、後方から外を回すと遠心力によるロスが大きくなり、函館の短い直線で前を捕らえきれるか…

【総評】
控えての競馬をするようになってから良・重馬場問わず上がり1位の脚を連発できてるので、タフな洋芝でもその力を充分発揮し、前がバテたら後方からエゲツない脚で突っ込んできてくれそう。
問題は後方からの追い込み策で、最後ちゃんと届くのかどうか?という点が不安な1頭ですかね。
【枠順を見て】
真ん中枠ですね…
いつも通り控えて直線勝負なのかな。
【評価】B

8枠15番メイショウショウブ牝4(池添)
戦績[0-2-3-7]のダイワメジャー産駒
函館[0-0-0-0]1200m[0-0-0-0]
札幌[0-0-0-1]右回り[0-2-3-6]

主な戦績
2019
阪神C(G2/阪神1400)-3着
NZT(G2/中山1600)-2着
2018
デイリー杯2歳S(G2/京都1600)-2着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの逃げ・先行馬ですね。

前走:ポラリスS(OP/ダ阪神1400)[重]
ダート戦の為、省略します。

前々走:京都牝馬S(G3/京都1400)[重]
テン3F-36.0秒を先頭(17頭)で逃げ、4コーナーで内を回して直線粘るも最後は差し馬勢に飲み込まれて11着

【考察】
前走の京都牝馬Sは残り200mぐらいまで頑張って粘ったのですが、最後は力尽きて垂れてしまいましたね。
2歳の時にデイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズと0.1秒差の2着になった&逃げ脚質からか、何かと穴人気する印象があります。

NZTやデイリー杯2歳Sではスローペースを逃げて最後まで粘り切る走りで好走してますが、今回この馬に求めるのは阪神Cの前半3F-33.9秒の速い流れを2番手で進め、最後まで粘り切って3着になったあの走りですね。
1着グランアレグリアには大差をつけられましたが、2着フィアーノロマーノとは同タイムだったので、先行馬が総崩れしたあの展開を前目で進めての3着は強いと考えます。

今回のレースは前半が速い流れでラスト消耗戦になりがち。
更に直線が短く前目の馬が残る事が多い。
阪神Cのように前目につけてのラスト泥試合に持ち込む事ができれば、この馬が着順上位でそのままゴールに雪崩れ込むチャンスは充分あると考えます。
斤量54kg(前走±0)のアドバンテージも活かせればなお良しかと。

【不安点】
ここまでかなり良い感じで書いてきましたが、実際の成績を見ると今年に入って3戦連続で2桁着順の馬です。
期待通りに速い流れを逃げて前残りできればいいですが、先行できなかったり、初の1200mのペースにバテて直線余裕のガス欠も充分ありえますよね…

【総評】
阪神Cのような先行馬に厳しい展開を前残りしたあの走りがもう一度出来れば、今回馬券内のチャンスはあると思います。
が、ゆーても3戦連続2桁着順の馬で初の洋芝1200mなので、今回も全然走らない可能性も大いにある、そんな感じの1頭ですかね。
僕はワンチャンに懸けてみたいですw
【枠順を見て】
大外枠ということでコレはもう出していくしかないかと…
思い切って行ってほしいです。
【評価】A

1枠2番マリアズハート牝4(大野)
戦績[4-1-1-1]のShanghaiBoddy産駒
函館[0-0-0-0]1200m[3-1-1-1]
札幌[0-0-0-0]右回り[3-1-1-1]

主な戦績
2020
春雷S(OP/中山1200)-2着

中団やや後方からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:春雷S(OP/1200)[稍重]
スタートで遅れる
テン3F-33.8秒を最後方(16頭)で追走、4コーナーで大外を回して直線追い込むが届かず2着

【考察】
前走の春雷Sはギリギリで届きませんでしたが、大外から凄まじい脚で追い込んでインパクトのある負け方でした。
スタートに失敗したのでしょうがないとは思うのですが、もうちょっとだけでも前でやれてたら余裕の差し切り勝ちでしたね。
余談ですが、イエローマリンバが逃げるとだいたい前が総崩れになりますので差し馬にはありがたい存在ですねw

南総Sは人気薄の先行馬が2,3着となる前残り展開を中団後方から差し切り勝ちし、初風Sも人気薄逃げ馬が3着に残る展開を後方大外から豪快に差し切り勝ち。
レースレベルがあまり高くないのでなんとも言えない部分はありますが、前が残る展開を強引に差し切っているので強い走りができていると考えます。

前半3F-33秒台の速い流れを差し切っての好走が多い馬なので、同じような流れになりそうな今回のレースでも最後の直線で突っ込んでくる可能性はありそうです。
斤量54kgと軽めですが、前走が53kgだったのでコレはプラスポイントとは言えないかな。
(今回こんな感じの差し馬多いですね…)

【不安点】
溜めて上がり勝負の差し馬みんなに言える事ですが、後方からの競馬で最後届くのか?という点が不安ですね。
あと、渋った馬場での成績が少しだけ悪いのも気になります。
洋芝はパワーが要ると聞きますし、道悪が苦手なのはマイナスポイントのような…
(あんま関係ないのかな)

【総評】
エイティーンガール・シヴァージと同様に後方からの末脚が素晴らしい馬で、人気薄の前残りを差せるぐらい鋭い末脚を持ってることから、先行勢が崩れた場合は一気に突っ込んでくる可能性があると考えます。
ただ、稍重馬場で若干成績が落ちてる=パワー不足(?)という点や、直線の短い函館で最後ちゃんと届くのか…という不安もある1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
追込み馬の内枠は馬群に包まれそうな…
【評価】B→B−(枠×)

2枠4番スイープセレリタス牝4(丸山)
戦績[4-1-3-3]のハーツクライ産駒
函館[0-0-0-0]1200m[0-0-0-0]
札幌[0-0-0-0]右回り[0-0-1-1]

主な戦績
2020
晩春S(1600万東京1400)-1着

中団からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:晩春S(1600万/東京1400)[良]
テン3F-34.6秒を6番手(11頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びて1着

【考察】
前走の晩春Sは4コーナーで外を回しながらも直線で堅実に伸びてゴール前でキッチリ差し切ってますし、その前のうずしおSでも3着に敗れはしましたが、最後まで脚を伸ばしてます。
ただ、どっちもややゆったりとしたペースだったので、速い流れが予想される今回のレースに結びつけるのは難しいような気がしますね。

速い流れのレース経験と言えば…

3歳500万戦でハイペースを後方から外を回して直線で差し切り勝ちが1回ありますね。
が、2,3着馬がその後のレースで全く活躍してない馬達ですし、このレースに勝ったから今回も期待できるかと言えばちょっと微妙な感じかと…

【不安点】
洋芝&1200m成績[0-0-0-0]なので今回どのような走りになるのか全くわからないですね。
ここまで好走しているレースはスロー〜ミドルペースのレースが多く、今回想定されるハイペースでどこまで脚を伸ばせるものか…
過去に好走した3歳500万戦は相手レベルが低いですし。
経験が少ないだけでハイペースにめちゃくちゃ強い可能性もありますが…
あと、好走したレースはほぼ左回りで、右回りだとパフォーマンスを落としている点も非常に気になります。

【総評】
中団から堅実に脚を伸ばすタイプなので大崩れはしなさそうですが、ハイペースレースの実績が少ないので非常に評価が難しい馬ですね。
右回りの成績[0-0-1-1]も気になりますし、強調材料があまり無い中で今回いきなり好走するのはちょっと厳しいようにも感じます。
【枠順を見て】
枠は良いのですが、前につける馬じゃなさそうなのでなんとも…
【評価】C

5枠10番ジョーマンデリン牝4(岩田康)
戦績[4-1-1-6]のジョーカプチーノ産駒
函館[3-1-0-0]1200m[3-1-1-4]
札幌[0-0-0-0]右回り[3-1-1-3]

主な戦績
2020
UHB杯(1600万/函館1200)-1着

前走:UHB杯(1600万/函館1200)[良]
テン3F-32.7秒を4番手(16頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びて1着

【考察】
前走のUHB杯はハイペースを先行し、直線抜け出し後続を凌いで勝ち切り。
今回の舞台と同じ函館1200mでの好走という事で素直に評価できる内容だったと考えます。

また、同じ函館開催の函館日刊スポーツ杯はハイペースの中終始外側を走りながらも1着馬とタイム差なしの2着。
道新スポーツ杯・3歳上500万戦もハイペースを先行し、直線スムーズに抜け出して1着になるなど、強い走りを見せてます。

正直レースレベルが低いのでなんとも言えない部分はありますが、函館[3-1-0-0]の成績を見る限り、相手レベルが上がる今回のレースでも活躍を期待しても良いのではないでしょうか?

【不安点】
函館でのレース成績は非常に良いのですが、他の競馬場での成績を見ると並の先行馬です。
「函館巧者」などと書きましたが、たまたまレベルの低い相手に勝ってただけで、実はそれほど強い馬ではない可能性もあるのかなと。
また、今回のレースは先週に引き続き連闘となりますので、他の馬よりも疲労が溜まってるのは間違いなく、ベストパフォーマンスを発揮できるかが非常に不安です。

【総評】
ハイペースの函館1200mでの成績が非常に良い馬なので、同舞台で開催される今回のレースでも函館巧者っぷりを発揮しての好走に期待したいところではあります。
が、先週に続いての連闘という事もあり、疲労が溜まってて本来の走りができるのかどうか非常に不安な1頭ではないでしょうか。

※ここからは余談ですが…
連闘と言えば2018安田記念のモズアスコットを思い出します。
僕はあの時『連闘でG1は厳しい』と判断し、モズアスコットを切ったのですが結果は見事に優勝…
『連闘だから』という理由だけで安易に切った事を非常に後悔しましたw

という事で、今回は連闘のこの馬を簡単に切りはしません。
陣営が『もう1戦いける』と判断しての出走ですからね!きっと大丈夫です!
【枠順を見て】
ココは内枠が欲しかったですね…
スタート決めて好ポジションが取れれば。
【評価】A

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
シヴァージ:B
メイショウショウブ:A
マリアズハート:B→B−(枠×)
スイープセレリタス:C
ジョーマンデリン:A
※若干の修正があるかもです

7|函館スプリントステークス-穴馬考察

過去傾向を見ると2桁人気馬は極稀に馬券に絡んでないのですが…
・前が止まらない時の先行馬
・前が総崩れした時の追込馬
など、展開を味方につけた時は穴馬がまとめて馬券内にくる時もありましたので、展開予想と合わせてチャンスのある馬を探したいですね。

6枠12番グランドボヌール牡6(城戸)
戦績[6-1-1-19]のエンパイアメーカー産駒
函館[0-0-0-0]1200m[1-0-0-3]
札幌[0-0-0-0]右回り[1-1-1-11]
※芝・ダート混合

主な戦績
2020
オーシャンS(G3/中山1200)-4着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの逃げ・先行馬ですかね。

前走:オーシャンS(G3/中山1200)[良]
テン3F-33.1秒を6番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びるが4着

【考察】
前走のオーシャンSはハイペースを先行し、そのままゴールへ雪崩れ込む得意のパターンに持ち込みましたが、1,2着馬には結構な差をつけられての4着となりました。
あのタワーオブロンドンと同タイムなので結構強い走りだったとは思うのですが、相手は前哨戦仕上げですしちょっと難しいところですね。

それ以外でのレースを見ると、中京競馬場での成績が[3-0-0-2](5着1回、6着1回)となっていて勝ち星の半分を中京で挙げている中京巧者です。
正直右回りのレースを見るとあまり走れていない事が多く、中京や左回りで買う馬かなと思っていたのですが、思いのほか前走のオーシャンSが良い走りだったので変に悩まされる馬となってしまいました…

【不安点】
洋芝でのレース経験が無いのでどれぐらい走れるかが不明という点が他馬と同じく不安ではあります。
あとはやっぱ右回り&1200mでの好走が少ないところですかね…
左回りの中京だとそこそこ良い走りをしてるんですけど、右回りの阪神や京都だと前走以外は2桁着順がほとんどなので、今回も同じように凡走する可能性は大いにありそう。

【総評】
前走のオーシャンSのようにハイペースを前目で進めて最後まで伸びる走りが出来るなら今回もチャンスはありそう。
が、前走はたまたまちょっと好走しただけで、やっぱ右回りはダメで余裕で凡走する可能性もある。
そんな感じの1頭ですかね。
【枠順を見て】
外目枠ですが内に差し馬が多いので先行するのに不利ってほどではなさそうな…
【評価】B→B+(追◯)

※他の馬も調べ次第追記させて頂きます

8|函館スプリントステークス-展開・印・買い目

【展開予想】
↑前
←外内→
15メイショ1スリー
12グラン10ジョー6ダイア
16ダイメ9フィア7ライト
4スイープ3エイティ
13リュウ8シヴァ
14ミキノ11アリン2マリア
5ティー
↓後

内からスリーケープマンボ
外からメイショウショウブが前を狙う

ダイアトニックは好枠を活かして内側前目
ジョーマンデリン・グランドボヌールも前目につけたいので出してくる
(スリー・メイショ・ジョー・グランのどれが先頭になるかは正直わからない)

中団前目にライトオンキュー・フィアーノロマーノ・ダイメイフジ

中団にエイティーンガール・スイープセレリタス・シヴァージ・リュウノユキナ

後方からマリアズハート・アリンナ・ミキノドラマー・ティーハーフ

各馬前目を意識するので前半のペースはそこそこ速くなると予想(テン3F-33.5秒ぐらい)

最後の直線で前が残るのか崩れるのかによって狙う馬が大きく変わってくるという、展開予想が勝負の鍵を握るレースになる。

推定1番人気のダイアトニックはおそらく前目のポジションを取り、各馬はこの馬を意識しながら走る。
鞍上は天才武豊Jなので間違ったペースでは走らない(と信じる)のでこの馬の周辺にいる馬が適性ペースで走る!

と予想します。

という事で、土曜日の函館競馬場の馬場傾向を確認します。

画像15

画像16

脚質別
[3-1-0-0]逃げ
[3-5-5-0]先行
[1-1-2-0]差し
[0-0-0-0]追込

開幕して間もないからか、圧倒的に逃げ・先行馬が好走する傾向にあります。

枠順別
1枠[2-0-1-0]
2枠[1-2-0-0]
3枠[0-0-0-4]
4枠[1-0-1-0]
5枠[0-1-1-0]
6枠[1-0-0-0]
7枠[2-2-0-0]
8枠[0-2-0-0]

どの枠からも満遍なく好走馬が出ていると判断して良さそうな感じですかね。

【馬場傾向考察】
とにかく前目につけた馬がそのままゴールへ突っ込む展開が目立ちますね。
今回は強烈な末脚を持つ差し馬が多いだけに、判断が非常に難しくなります…
「先行馬3頭」か「先行馬2頭+差し馬1頭」ぐらいでの決着を想定して印を考えたいところですね。

評価ランク
S
ライトオンキュー
A+
ダイアトニック
A
ジョーマンデリン
メイショウショウブ
B+
エイティーンガール
グランドボヌール
B
シヴァージ
フィアーノロマーノ
B−
マリアズハート
C
スイープセレリタス

【今回の消し馬】
馬券内に来る馬は3/16
馬券外に飛ぶ馬は11/16
という事で、飛ぶ馬を当てる方が簡単です。
なんせ出走馬の80%以上が飛ぶんです。
極端な話、適当に選んでも馬券外へ消えてくれるんですからバンバン消していきましょう!
(で、消した馬が来るという競馬あるあるに…)

消1枠2番マリアズハート
消4枠8番シヴァージ

非常に鋭い末脚を持つこの2頭を消すのはめっちゃ怖いのですが…
土曜日の馬場傾向を見る限り、追込み脚質の馬には厳しいレース展開が続いていますので、今回は思い切って消します。
ラスト突っ込んで来たとしても4,5着です。
きっとそうです。

消5枠9番フィアーノロマーノ牡6(藤岡康)
ハイペースのラスト消耗戦にめっちゃ強いんで今回も怖い存在なのですが…
故障明けで約半年ぶりのレースですし、初の1200m+洋芝、さらに斤量57kg(前走+1kg)などなど、不安材料の多さから今回は消します。

【印】

◎4枠7番ライトオンキュー牡5(古川)
前走で非常に強い勝ち方をしていたこの馬でいきます。
ドバイでのレースが中止になり、レース間隔が気になるところではありますが、追い切りは良好との事なので調子は良いと判断します。
枠も良いですし、洋芝での好走経験もありますのでココはこの馬を本命◎とさせて頂きます。

◯5枠10番ジョーマンデリン牝4(岩田康)
予想オッズではあまり人気してなかったのですが結構人気しちゃいましたね…
土曜日の函館レースを見る限り前が残る傾向にあるので、先行力のあるこの馬に展開が向くと考えます。
更に函館実績[3-1-0-0]ですので狙わない手はありません。
連闘の疲れが気になるのですが、そこは出走を決めた陣営の判断を信じましょう。

▲3枠6番ダイアトニック牡5(武豊)
1番人気で買いたくないのですが、これまでの実績No.1のこの馬は買わないといけませんね。
枠も良いですし、内側には差し馬が並んでますのでスタートさえ出せれば絶好のポジションが取れそうです。
鞍上はペース配分の天才武豊Jですので最後崩れるような走りはしないでしょうし、よほどの不利が無ければ好走してくると考えます。
斤量58kgという事で、最後のキレが鈍るかもと考え、若干印を落としてのココにします。

△2枠3番エイティーンガール牝4(坂井)
前有利と考えながらも、差しが届くとすればおそらく内側で脚を溜めているこの馬かなと。
ラストの末脚が優秀なのは間違いないですし、斤量も54kgで更に切れ味が増すはずかと。
鞍上は日本ダービーのサトノインプレッサを最内を捌いて4着へと導いた坂井Jですので、4コーナーで先行馬が外へ膨れたところで内を突いてきてくれる事を期待します。

☆8枠15番メイショウショウブ牝4(池添)
今年に入って全く良いところを見せれていないこの馬ですが、ハイペースのラスト粘り勝負に持ち込めればワンチャンあると信じて買います。
理想は内枠でしたが、大外枠という事で行くしかない状況だと思いますし、ココ最近絶好調の池添Jに是非とも一発かましてほしいですね。

★6枠12番グランドボヌール牡6(城戸)
今回の穴馬はこの馬でいきます。
(先に書いたメイショウショウブが既に穴馬なんですけどw)
左回りの中京競馬場での好走がほとんどで、ぶっちゃけ右回りは全然な馬なのですが…
前走オーシャンSで見せた前目からの粘る走りが出来ればノーチャンスでは無いと考えますので、小さな期待を込めて買っておきます。

【買い目】

馬連フォーメーション(7通り各100円)
◎◯→◯△☆★

画像17

ワイドフォーメーション(4通り各100円)
◎◯→☆★

画像18

3連複軸1頭ながし(10通り各100円)
◎→◯▲△☆★

画像19

◎◯→各印馬への馬連を本線
(1人気のダイアトニックへは配当が安くなりそうなので無し)

◎◯→人気薄へのワイドが穴馬抑え

◎→各印馬への3連複はアタマ2頭でいきたいところですが、それだと点数が増え過ぎるので『当たったらラッキー』ぐらいの感覚で軸1頭でいくことにします。

9|おわりに

ここのところ予想記事で全く的中できてませんので少々凹んでおります。

当てにいこうとし過ぎなのはわかっているのですが、どうしても最後の最後で印を打つ時に変な動きをしてしまいますね…

かなり迷走気味な予想が続きますが、なんとか自分の予想スタイルを確立できるように頑張っていきたいところです。

あと、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

最近は平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

◎Twitterアカウントへ◎

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️