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皐月賞2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週の桜花賞ではデアリングタクトのとんでもない末脚が炸裂しましたね。
まさかアーモンドアイ級か?と思うほどで、今後も非常に楽しみな一頭ですね!

って事で、今回は4/19(日)に開催されます皐月賞の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【4/15 中人気馬考察 追記】
【4/16 枠順を見て 追記】
【4/17 穴馬考察 追記】
【4/18 展開予想 追記】
【4/19 印・買い目 追記】

1|はじめに

皐月賞の予想に入る前に、先週開催された桜花賞の結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:デアリングタクト△
2着:レシステンシア▲
3着:スマイルカナ△
----------
4着:クラヴァシュドール◎
5着:ミヤマザクラ消→△
6着:サンクテュエール△
8着:マルターズディオサ◯
9着:エーポス☆
10着:リアアメリア消
12着:マジックキャッスル★

本命◎のクラヴァシュドールが惜しくも4着…
一旦後ろに下げてから最内をグイグイ来たのですが、最後まで伸びきれませんでした。
コレはまぁ仕方ないのですが、直前に相手に追加したミヤマザクラがもったいなかったです。
切る馬はキッチリ切れんとほんと無駄に出費が増えますので…
(リアアメリアを消せたのは大きな進歩だと考える、自分は褒めて伸びるタイプである)

参考記事▼
桜花賞2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

その他の馬券▼
桜花賞→予想記事の買い目と別に競馬の師匠の買い目をアレンジした馬券(馬単&3連複)が見事的中!

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もう自分の予想いらないんじゃね?
ってぐらいに師匠の買い目が素晴らしい…
が、結果は紙一重ですので次も的中目指して頑張っていきましょう!

師匠の競馬予想記事はコチラ▼
じなキャッシュの競馬予想記事をチェック✔︎

※その他のレース(予想記事を書いてないレース)は、結果が良くても悪くても回収率には含めてませんのでご了承下さい。

2020競馬予想成績
的中:8/15(53%)
購入:24500円
払戻:23790円
回収率:97%

ついに予想記事での回収率が100%を下回ってしまいました。
ここからが本当の地獄だ…
ところで、的中率が53%で回収率が97%ってどうなんでしょう?
根本的にマズいんじゃないかと考え、ちょっとここらで分析してみます。

平均購入金額:1633円(24500÷15)
平均払戻金額:2973円(23790÷8)

なんか…ショボいですね…
平均すると、1レースで1600円賭けて当たったら2900円になる勝負を今までずーっとやってきたという事です。
これだと2回に1回的中しても儲けないって事になります、確かに今がそうです。
こりゃイカンですね…

改善策として
1.購入金額を下げる
→買い目を絞る
2.払戻金額を上げる
→的中させるor払戻の高い馬券を狙う

結局のところ為替FXと一緒かよ…
負けは少なく、勝ちは多く、損小利大の戦いを続けていく必要があるって事ですね。

という事で、ちょっと本気で買い目を絞りつつ、払戻金額がそこそこ高くなりそうな馬券を狙うように心掛けていきましょう!
(コレが難しいから苦労してるんだけど…)

2|皐月賞-レース概要

2020年4月19日(日)
3歳牡・中山/芝2000m

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中山の内回りコース。

最初のコーナーまでの距離が長いので枠順による有利不利はあまりなく、テン2F目に激しい先行争いが起きる傾向にある。

コーナーが4つあるので道中のペースはさほど速くならない(ホントかこれ)

脚質的には後半に長く良い脚が使える先行馬が強く、急坂を乗り越えるタフさも要求される。

という事で、良いポジションを取れる先行力と急坂を超えられるタフさを合わせ持った『強い馬が勝つ』ってことですね。

3|皐月賞-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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だいたいどこからでも馬券に絡んでますので、極端な有利不利はなさそうです。

【人気】

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1番人気が連対率・複勝率ともに50%超えとなってます。
2,3人気は勝ち切れてはいませんが複勝率はそこそこと言った感じ。
4〜9人気の好走が非常に多いので、中堅どころの馬に注意必要です。

【脚質・上がり】

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1〜3人気+4〜9人気での決着が多いので『人気馬軸→中人気馬へ流す』感じの馬券が基本的な買い方になりそうですね。
2017,2018年は上位人気馬がまとめてぶっ飛んでますので大波乱になる可能性も…
(当てれる気がしませんがw)

4角位置別
[2-4-5-0]1〜4番手
[6-3-4-0]5〜8番手
[2-1-1-0]9〜12番手
[0-2-0-0]13番手以下

真ん中より前目の馬が圧倒的に好走していて、追込馬には厳しいレースになりそうです。
ただ、度々向こう正面の直線での捲りが決まっていて、レース前半を中団〜後方で進める馬にもチャンスはありそうです。
捲りは騎手の腕にもよりますし、予想するのはちょっと難しそうですね…

上がり3F順位別
[4-2-0-0]1位
[1-3-0-0]2位
[3-1-1-0]3位
[2-4-9-0]4位以下

上がり3位内の脚を使った馬の連対が多いです。
が、3着になった馬は4位以下がほとんどですので、逃げ・先行馬の前残り3着が多いとも考えられます。

【前走】

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前走別
[1-0-0-0]ホープフルS(G1/中山2000)
[0-3-1-0]若葉S(OP/阪神2000)
[4-0-2-0]共同通信杯(G3/東京1800)
[3-1-2-0]スプリングS(G3/中山1800)
[1-5-2-0]弥生賞(G2/中山2000)
[0-0-2-0]京成杯(G3/中山2000)
[1-0-0-0]毎日杯(G3/阪神1800)
[0-1-0-0]アーリントンC(G3/阪神1600)
[0-0-1-0]きさらぎ賞(G3/京都1800)

2,3月のステップレースから来る馬が好走してますね。
目立つのは共同通信杯・スプリングS・弥生賞あたりでしょうか。
ホープフルS組は昨年のサートゥルナーリア1頭となってます。

前走クラス別
[1-0-0-0]G1
[1-5-2-0]G2
[8-2-7-0]G3
[0-3-1-0]OP

G2,G3が多くなってます。

前走着順別
[8-6-5-0]1着
[2-2-2-0]2着
[0-0-2-0]3着
[0-2-0-0]4着
[0-0-0-1]5着以下

前走1着が圧倒的な数字ですね。
と言っても今回出走馬はほとんどが前走1着の強い馬たちですw
前走2着馬もそこそこ来ていて、この場合は前走人気が1番人気で2着に敗れたのパターンが多いです。

前走人気
[6-8-6-0]1人気
[2-1-1-0]2人気
[1-0-1-0]3人気
[1-1-2-0]4〜6人気
[0-0-0-0]7人気以下

前走1人気が圧倒的ですね。
前走2人気からの馬券内はほぼ前走1着馬です。
前走4〜6人気は人気を覆して前走1着となった上がり馬です。
今回で言うとガロアクリークとかコルテジアとかクリスタルブラックがそうですね。

前走距離別
[0-1-0-0]1600m
[8-1-5-0]1800m
[2-8-5-0]2000m

1着馬は前走1800m、2着馬は前走2000mとハッキリ分かれてますね…
前走にそこそこ速い流れを経験してる方が有利な感じでしょうか?

前走開催場所別
[5-6-6-0]中山
[1-4-1-0]阪神
[4-0-2-0]東京
[0-0-1-0]京都

前走中山組が最も多く、阪神・東京組が続きます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください。

【まとめる】
[枠順]
どこからでも来る
[人気]
1人気が連対率・複勝率50%
4〜9人気が結構来る
[脚質]
4角1〜8番手がほとんど
前半後方からの捲りに注意
[上がり3F]
勝ち馬は上がり1〜3位に多い
3着は上がり4位以下が多いので先行馬の前残りがあるかも
[前走]
共同通信杯・スプリングS・弥生賞が多い
[前走グレード]
G2,G3がほとんど
[前走着順]
前走1着が圧倒的
前走2着は前走1人気とセット
[前走人気]
前走1,2人気が強い
前走4〜6人気の巻き返しは前走1着とセット
[前走距離]
1着は1800m、2着は2000mが圧倒的に多い
[前走開催場所]
中山組が最多、阪神・東京組が続く

4|皐月賞-出走馬&注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボ)

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【注目馬】

過去の皐月賞のペースを確認すると1000m-58秒後半〜59秒前半のそこそこ速い流れになってました。
で、残り800mからの4F勝負又は3F勝負になる傾向にあったので、そこそこ速いペースからの長く持続する脚を使えるかどうかに注目していきたいと思います。

1枠1番コントレイル牡3(福永)
戦績[3-0-0-0]のディープインパクト産駒
主な戦績
2019ホープフルS(G1/中山2000)-1着
2019東スポ杯2歳S(G3/東京1800)-1着

前目のポジションから長く良い脚を使える強い馬ですね。

前走:ホープフルS(G1/中山2000)[良]
1000m-1.00.9秒を4番手で追走、4コーナー内目を回って直線抜け出して1着

1着:コントレイル
2着:ヴェルトランゼンデ
4着:ラインベック
9着:ブラックホール
11着:ガロアクリーク

2走前:東スポ杯2歳S(G3/東京1800)[良]
1000m-58.8秒を5番手で追走、4コーナー外目を回して直線差し切ってレコード勝利

1着:コントレイル
3着:ラインベック

これは強い馬ですね…
2走前の東スポ杯2歳Sは4コーナー外目を回ってからの末脚で圧巻のレコード勝ち。
1頭だけスピードのレベルが違いましたね。
で、前走ホープフルSは4コーナーから加速して直線持ったまま抜け出して押し切り勝ち。
「東京の高速馬場で走れても、中山のタフな馬場はそうはいかない」
と若干不安視する声もありましたが、普通に勝っちゃいました。
ホープフルSは少しゆったりした流れから、東スポ杯2歳Sは速い流れからどちらも良い脚を使えてますので、そこそこペースが流れそうな今回も特に問題なさそうです。
無敗で皐月賞制覇に向けて、ほぼ死角無しと言えそうなこの馬ですが、ステップレース組が好成績を残している今回のレースに休み明けで挑む点が若干不安かと…
昨年の優勝馬サートゥルナーリアと同じく、格の違いを見せれるか非常に楽しみな1頭です。
【枠順を見て】
前が詰まりそうな最内枠…
ちょっと嫌な感じかと。

3枠5番サトノフラッグ牡3(ルメール)
戦績[3-0-0-1]のディープインパクト産駒
主な戦績
2020弥生賞(G2/中山2000)-1着

中団or前目からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:弥生賞(G2/中山2000)[重]
1000m-1.01.1秒を8番手で追走、4コーナーで加速、外側から2番手まで上がり直線抜け出して1着

1着:サトノフラッグ
4着:ブラックホール
8着:ウインカーネリアン

2走前:3歳500万(500万/中山2000)[良]
1000m-1.01.7秒を3番手で追走、4コーナー真ん中目を回って直線抜け出して1着

前走弥生賞の4コーナーは「まるでディープインパクトのよう」と言われるぐらい素晴らしい加速でした。
また、3走前の未勝利戦では1000m-59.3秒のそこそこ流れたレースを中団から差し切ってレコード勝ちしてますし、今回も得意の末脚が炸裂しそうな雰囲気は充分です。
その未勝利戦は東京の高速馬場でのレコード勝ちですが、上がり3Fは34.5秒とそこまで速くありません。
ということは、トップスピード特化タイプではなく平均して速いペースで走れるタイプなのかな?(このへんの考え方がイマイチわからん)
今回のレースも上がりのかかりそうな中山ですので、この馬に向く展開になれば良い走りが期待できそうな1頭だと考えます。
【枠順を見て】
内で溜めて外から捲れるか騎手の腕が問われるところです。

4枠7番サリオス牡3(Dレーン)
戦績[3-0-0-0]のディープインパクト産駒
主な戦績
朝日杯FS(G1/阪神1600)-1着
サウジRC(G3/東京1600)-1着

前目のポジションから良い脚が使える馬ですね。

前走:朝日杯FS(G1/阪神1600)[良]
1000m-57.2秒を3番手で追走、4コーナー外目を回して直線抜け出して1着

2走前:サウジRC(G3/東京1600)[良]
1000m-59.2秒を3番手で追走、4コーナー内目を回して直線叩き合いの末レコード勝ち

前走の朝日杯FSは、ハイペースで着順上位に差し馬がズラっと並ぶ後方有利な展開の中で、1頭だけ前目から押し切っての勝利ですので非常に強い内容だったのでは…
また、速い流れを先行していて基礎スピードはかなりのものがあると考えますので、そこそこペースが流れそうな今回でも良いポジションが取れそうです。
2走前のサウジRCでは、先週の桜花賞で惜しくも4着となったクラヴァシュドールを抑えてのレコード勝ちですし、この馬もクラシックG1で好走できる力は充分にあると言えます。

※クラヴァシュドールは桜花賞4着とちょっと足りない成績だったが、一度後方に下げて最内で4着まで伸びたこの馬はかなり強い走りをしたと考える(本命◎だったので贔屓目で見てる)

ただ、朝日杯FSからの直行ローテだったり、これまで1600mレースしか走ってないが2000m(+急坂2回)を走り切れるのか?という不安点も。
鞍上に天才ダミアンレーンを持ってくるあたり、陣営の本気度は相当でしょうし無敗の皐月賞制覇に向けて良い走りを期待したいところです。
【枠順を見て】
好ポジションが取れそうな良い枠かなと。
あとは400mの距離延長がどうか…

8枠17番ヴェルトライゼンデ牡3(池添)
戦績[2-2-0-0]のドリームジャーニー産駒
主な戦績
2020スプリングS(G2/中山1800)-2着
2019ホープフルS(G1/中山2000)-2着

前目のポジションからしぶとく伸びる脚を使える先行馬ですね。

前走:スプリングS(G2/中山1800)[良]
1000m-1.03.2秒を5番手で追走、4コーナーで外目を回して直線叩き合いの末2着

1着:ガロアクリーク
2着:ヴェルトライゼンデ

2走前:ホープフルS(G1/中山2000)[良]
1000m-1.00.9秒を6番手で追走、4コーナー真ん中目を回して直線伸びるが届かず2着

1着:コントレイル
2着:ヴェルトライゼンデ
4着:ラインベック
9着:ブラックホール
11着:ガロアクリーク

前走スプリングSは圧倒的な1番人気ながらも伏兵に差されてまさかの2着。
超スローからの瞬発力勝負で突き放せないあたり、切れる末脚は持ってなさそうかと。
2走前のホープフルSは好ポジションからしぶとく脚を伸ばす走りをしましたが、持ったまま余裕のコントレイルと差を詰めれませんでした。
この馬が弱い事はないと思うのですが、あの差を逆転するのはちょっと厳しいような…
また、これまでのキャリアで1000m-60秒を切るレースを経験してませんので、ペースが流れた場合の追走能力が不明ですね。
中団からの競馬になった場合、ズバッと差すような脚はなさそうですし、早めに捲るなどの仕掛けが必要になってくるかもしれませんね。
ってな感じで、直線対決をしてしまってるだけに、弱くはないけどコントレイルとは結構な差があるというイメージの1頭ですね。
【枠順を見て】
大外枠はちょっと痛そうな…

6枠11番クリスタルブラック牡3(吉田)
戦績[2-0-0-0]のキズナ産駒
主な戦績
2020京成杯(G3/中山2000)-1着

中団〜後方からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:京成杯(G3/中山2000)[稍重]
1000m-1.01.5秒を8番手で追走、4コーナーで大外へ出し直線で差し切り1着

1着:クリスタルブラック
4着:ビターエンダー

2走前:新馬戦(新馬/中山1800)[良]
スタートに失敗
1000m-1.05.2秒を10番手で追走、4コーナーで捲るように外側を加速し直線差し切って1着

これまで紹介してきた人気馬とは別路線の京成杯からの参戦です。
前走の京成杯、2走前の新馬戦ともに後方から一気に差し切って勝利してますので、中山の急坂でもスピードを落とさず走り抜けれる良い末脚を持ってると考えます。
ただ、新馬戦はスタートに失敗、京成杯でも首を大きく上げて「うおー」してましたので折り合いに若干難アリな馬なのかなと。
また、2走ともゆったりとした流れで脚を溜めての競馬だったので、ある程度ペースが流れると予想される今回のレースを中団で追走して最後に切れる脚が出せるかは不明なところですね。
ってな感じで、先行争いが激化し差しが決まる展開になれば、後方一気の末脚が炸裂するかもしれない不気味な1頭というイメージですかね。
【枠順を見て】
最後外から捲れそうな良い枠だと思います。
後は末脚が炸裂するか。

5|皐月賞-中人気馬考察

過去の皐月賞を確認すると、4〜9人気の中穴馬が結構な頻度で馬券内に飛び込んできています。
という事で、今回も上位人気馬の影に隠れてチャンスを狙っている実力馬を見つけれるようしっかり調べたいですね。

6枠12番マイラプソディ牡3(武豊)
戦績[3-0-0-1]のハーツクライ産駒
主な戦績
2019京都2歳S(G3/京都2000)-1着

中団からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。

前走:共同通信杯(G3/東京1800)[稍重]
1000m-1.03.2秒を6番手で追走、4コーナー外へ出して直線勝負に賭けるが伸びずの4着

1着:ダーリントンホール
2着:ビターエンダー
4着:マイラプソディ

2走前:京都2歳S(G3/京都2000)[良]
1000m-1.00.4秒を7番手で追走、4コーナーで外を回して直線で差し切って1着

前走の共同通信杯は圧倒的な1番人気に推されながらまさかの4着。
超スローで前が止まらない展開だったので中団からは厳しかったとはいえ、もうちょっと強さを見せてほしかったところかと。
2走前の京都2歳Sではロスの大きい外側を回して差し切り勝ちしてますので強い内容だったと思います。
が、その時2着のミヤマザクラが桜花賞で5着とあまり好走できてないのがちょっと…と言ったところでしょうか。
また、これまで走ってきたレースは1000m-60秒以上のややゆったり目のペースですので、そこそこ流れた場合にラスト届くポジションで追走できるのか?という不安もあります。
と、ここまであまり良い内容が無いこの馬ですが、逆に前走の共同通信杯はこの馬にしてはあまりにも伸びなさすぎだとも思えます。
年明け1戦目で叩き、2戦目の皐月賞にピークを持ってきてる可能性が無い訳ではありませんし、前走の負けで人気が下がれば、意外とオイシイ馬になる可能性もあったり…
【枠順を見て】
クリスタルブラックと同じく差し易い枠かと。

7枠13番ダーリントンホール牡3(Mデムーロ)
戦績[2-0-2-0]のNewApproach産駒
主な戦績
2020共同通信杯(G3/東京1800)-1着
2019札幌2歳S(G3/札幌1800)-3着

前目のポジションからしぶとく伸びる脚を使える馬ですね。

前走:共同通信杯(G3/東京1800)[稍重]
1000m-1.03.2秒を4番手で追走、4コーナーで真ん中目を回して直線叩き合いの末1着

1着:ダーリントンホール
2着:ビターエンダー
4着:マイラプソディ

2走前:葉牡丹賞(500万/中山2000)[良]
1000m-59.7秒を6番手で追走、4コーナーを外目で回して直線伸びるが届かずの3着

前走はゆったりした流れを前目で進めてからの直線叩き合いを制しての1着。
残り800mから速いラップを刻んでの好走ですし、後半ハイラップが続く傾向にある今回のレースにも対応できそうです。
ただ、前半があまりにもスローペースでしたし、馬場の違いもありますので、そのまま皐月賞に当てはめるのはちょっと無茶がありそう。
2走前の葉牡丹賞は残り1000mからのロングスパート戦でレコードタイムから0.2秒差の3着。
4コーナーで仕掛けのムチが入って大きく外へ流れてるので、アレが無ければ結果は違ってたんじゃ…(ムチを入れないと上がれなかったとも考えられますが)
とりわけ、内側をロス無く走ったレコード勝利馬と大外を回って3着のこの馬にはそれほど差は無いと考えられますので、ポジション取りさえ良ければワンチャンあるんじゃないかなと。
とは言え、前にいる馬を5,6番手から差し切れるほどキレのある末脚は持ってなさそうなので、4コーナー〜直線間でいかに内側前目を走れているかが鍵になると考えます。
【枠順を見て】
できれば内が欲しかったような…

2枠3番コルテジア牡3(松山)
戦績[2-1-1-2]のシンボリクリスエス産駒
主な戦績
2020きさらぎ賞(G3/京都1800)-1着
2020シンザン記念(G3/京都1600)-3着

前目のポジションからしぶとく伸びる脚を使える先行馬タイプですね。

前走:きさらぎ賞(G3/京都1800)[良]
1000m-1.02.0秒を3番手で追走、4コーナーで外へ出して直線差し切って1着

2走前:シンザン記念(G3/京都1600)[良]
1000m-1.00.2秒を5番手で追走、4コーナーで内を回して直線しぶとく伸びて3着

ここ数戦、人気薄ながらシレっと好走している気になる馬ですね…
2走前のシンザン記念は前2頭が叩き合いをしている後ろで地味に伸びて3着。
1着馬のサンクテュエールが桜花賞で6着と走れてないのでイマイチな感じではあります。
前走のきさらぎ賞はこれまでの粘り走法とは違い上がり33秒台の脚を見せて1着。
シンザン記念の走りを見る限りでは強豪馬が集まる今回のレースでは厳しいように感じますし、きさらぎ賞もG1級の強い相手に勝ったとは言えません。
また、ここまであまり速い流れのレースを経験していないので、好ポジションでの追走にも不安があります。
とまぁこんな感じの評価が続く中、過去2レース共に後から2番目の人気で激走しているのでどうしても気になってしまうんですよねw
鞍上も先週にデアリンクタクトで桜花賞に勝った松山騎手ですし、何かやってくれそうな不気味な1頭という感じです。
【枠順を見て】
スタート決まれば好位につけれそうですね。

8枠16番ガロアクリーク牡3(ヒューイットソン)
戦績[2-0-0-2]のキンシャサノキセキ産駒
主な戦績
2020スプリングS(G2/中山1800)-1着

中団やや前目からの末脚が武器の差し馬ですかね?先行馬になるのかな…

前走:スプリングS(G2/中山1800)[良]
1000m-1.03.2秒を5番手で追走、4コーナー外目で回して直線差し切って1着

1着:ガロアクリーク
2着:ヴェルトライゼンデ

2走前:水仙賞(500万/中山2200)[良]
1000m-59.8秒を6番手で追走、4コーナーで内を回して直線抜け出しを狙うが伸びず4着

前走のスプリングSは良い脚で差し切ってましたね…昨年のホープフルSで穴馬として抑えた時は全然だったのに見違えた走りでした。
ただ、前半超スローペースだったので今回想定されるミドルペースでも同じような脚が使えるかはわからないところかと。
2走前の水仙賞では1000m-59.8秒と、2200mにしてはそこそこ流れているように見えますが、大きく逃げた馬がいたのでガロアクリーク自身はスローよりのペースだったと考えられます。
で、4コーナーでロスの少ない内を回して残り200mのココから…という所で燃料切れ。
2200mは明らかに長いとして、2000mはどうなんでしょう?

「2000mは限界だと思いますが、馬はまだ良くなると思います。チャレンジャーの気持ちで皐月賞へ向かいたいです」

というヒューイットソンのコメントもありますし、素直にギリギリの勝負と考えて良いのかなと。
という事で、上手く脚を溜めれるぐらいのペースでロスの無い走りができれば、ヴェルトライゼンデに勝つぐらいの走りが出来るかもしれない馬ってな感じですかね(評価が難しいw)
【枠順を見て】
大外ですね…
最後外へは出しやすそうですが。

6|皐月賞-穴馬考察

過去の皐月賞を見る限り、ほとんど馬券には絡んでいない下位人気馬…
買い目を絞る為にも無理に穴馬に手を出すのは極力避けたいところです。
が、隠れた実力馬がいないとも限りませんのでちゃんと見ておきます。

1枠2番レクセランス(北村友)
戦績[3-0-0-0]のディープインパクト産駒

後方からの末脚が武器の追込馬、になるんでしょうかね?

前走:すみれS(OP/阪神2200)[良]
1000m-1.01.5秒を5番手(5頭中)で追走、4コーナーで外へ出して最後交わして1着

2走前:福寿草特別(500万/京都2000)[良]
1000m-1.03.6秒を6番手(7頭中)で追走、4コーナーで中を突いて最後交わして1着

1着:レクセランス
2着:アメリカンシード
6着:ディープポンド

未だに重賞勝ちはありませんが、OP以下のレースで3連勝して今回のレースに挑みます。
前走、2走前ともにスローペースを後方から進めてラストで交わして1着と、ギリギリの勝利が続いてます。
2走前の福寿草特別では、後に若駒S(OP/京都2000)で1着馬となるケヴィン牡3を倒してますし、そこそこの力はあると考えます。
ただ、スローペースでも後方からの競馬をしている点からも基礎スピードはあまりなさそう…
今回そこそこペースが流れた場合、追走面で苦労しそうですし、ライバルとなる強豪馬達を最後の直線で差し切るにはちょっと力不足なのかなというイメージですね。
【枠順を見て】
どちみち後方からになりそうなんで枠はあまり関係なさそうな…

8枠18番ビターエンダー牡3(津村)
戦績[1-1-1-1]のオルフェーブル産駒
主な戦績
2020共同通信杯(G3/東京1800)-2着

前目のポジションからしぶとく粘る脚を使う先行馬タイプですね。

前走:共同通信杯(G3/東京1800)[稍重]
1000m-1.03.2秒を先頭で走り、4コーナーでやや外へ出して直線叩き合いの末2着

1着:ダーリントンホール
2着:ビターエンダー

2走前:京成杯(G3/中山2000)[良]
スタートでちょっと遅れる
1000m-1.01.5秒を8番手で追走、4コーナー外へ出すが進路確保に手間取り最後そこそこ伸びるが4着

1着:クリスタルブラック
4着:ビターエンダー

前走の共同通信杯は今回もライバルとなるダーリントンホールと壮絶な叩き合いに敗れましたが、前目から抜け出してのあの粘りはなかなかのモノだったんじゃないでしょうか。
2走前の京成杯も、スタートでのロスや直線のもたつきなどが無ければ結果は違ったように感じます。
今回も前走のように前目ポジションからの粘り込みに期待したいところですが、これまであまり速い流れを経験していないだけに好ポジションを取れるかどうかが不安なところ…
ちょくちょくスタートで失敗というか、なんか前に行ききらない事があるのでアレが出てしまうと致命傷な感じはあります。
という感じで、前目からの粘りに賭けたい気持ちはあるけど、抑え程度の買い方になってしまうかなといったイメージの馬ですかね。
【枠順を見て】
大外です…
せめてもうちょい内だったら…

7枠14番キメラヴェリテ(藤岡康)
芝戦績[0-1-0-0]のキズナ産駒
※ダート[2-0-1-3]

ダート界から芝レースへ殴り込んできた逃げ馬ですね。

前走:若葉S(OP/阪神2000)[良]
1000m-59.9秒を先頭で逃げ、4コーナーで内を回って直線粘るが差されて2着

2着:キメラヴェリテ
3着:アメリカンシード

前走の若葉Sでは、初の芝レースで大逃げからの粘り込みで人気薄ながら2着と激走しました。
そのレースの1着馬は落札額6億円以上?で何かと騒がれているあのアドマイヤビルゴで、タイム差は0.3秒でした。
コレが凄いのか凄くないのかイマイチ僕には判断できないのですがw
とりあえず『人気薄の逃げ馬』というポジションなので注意は必要かと。
今回も前走と同じく逃げ戦法で来るとしたら、スロー逃げでは無くそこそこ速いペースで後続馬の脚を使わせながら逃げそう…
これまであまり速い流れを経験していない他の先行馬の脚を上手く削る事ができれば、この馬が前残り馬券内になるチャンスは結構あるんじゃないかなと考えます。
ってな感じで、レース実績があまり無いのでイマイチ推し材料が少ないのですが、ノーマークにするのは怖い逃げ馬という印象ですかね。
【枠順を見て】
出来れば内目が良かったと思いますが、前走も大外から逃げてますので…

※調べ次第、随時追記していきます。

7|皐月賞-展開・印・買い目

【展開-スタート】
内からウインカーネリアン、外からキメラヴェリテ前へ
コントレイル・コルテジア・サリオスが前目につける
ダーリントンホール・ラインベック・ヴェルトライゼンデ・ビターエンダーが外から前を狙う
サトノフラッグ・クリスタルブラック・マイラプソディ・ガロアクリークが中団〜後方
1000m-59秒〜60秒のミドルペースと予想

【4コーナー】
先団ごった返しながら直線へ
ウイン・キメラ逃げる
コントレイル・コルテジア・サリオスが並びかける
ダーリントン・ライン・ヴェルト・ビターもスパート
サトノ・クリスタル・マイラプ・ガロア外へ出しながら押し上げる

【直線】
キメラ逃げる、ウイン厳しそう
コントレイル・サリオス・ダーリントン・ヴェルト壮絶な戦い
コルテジア・ライン・ビター頑張るも抜け出すには少し厳しいか
サトノ・クリスタル後方から迫ってくる
マイラプ・ガロアどうなるかわからない

固まってゴール!!

コレで決まりです。

【印】

各馬の印を書く前に、前日の中山競馬場の馬場傾向を確認しておきます。

画像8

画像9

脚質別
[3-0-0-0]逃げ
[1-3-2-0]先行
[0-1-2-0]差し
[0-0-0-0]追込

圧倒的に前目の馬が好走していて、後方からの競馬は厳しい状況になってますね…
また、上がり3Fも37〜38秒がほとんどで、非常にしんどい馬場になってると考えられます。
当日は晴れ予報なのでいくらかは回復するでしょうけど…

枠別
1枠[0-0-0-0]
2枠[0-0-0-0]
3枠[1-1-2-0]
4枠[0-1-0-0]
5枠[1-1-1-0]
6枠[1-1-0-0]
7枠[0-0-0-0]
8枠[1-0-1-0]

頭数が違うのでなんとも言えませんが、極端な内枠には厳しい展開になってる感じですかね。

続いて皐月賞と同じ距離のレースの直線画像を見てみます。

中山4R(2000m/ハイペース)

画像10

中山9R(2000m/ミドルペース)

画像11

とりあえず直線入口で前目に居る方が良さそうですね。
もともと直線も短いですし、荒れた馬場のおかげで瞬発力で差し切るのは難しそうです。
内か外で見ると、どちらもそこそ伸びてますので判断が難しいです。
内から3頭分ぐらいがロスも少なくて良い感じなのかな…
今回のレースでも、この辺りのポジションを取れそうな馬を狙っていきたいですね。

◎◯▲△→本命サイド
1着になる可能性ありと判断
☆★◇◆→穴馬サイド
馬券内ならワンチャンありと判断

◎8枠17番ヴェルトライゼンデ牡3(池添)
この馬が1番強いと考えてる訳では無いのですが、馬券的にココが本命◎となります。
と言うのも
『人気上位3頭はおそらくどれか来る、けど全部飛んだパターンも用意しとかねば』
と考えてまして、その3頭以外で馬券内に来る馬を想像したところ、この馬が浮上しました。
前日の大雨で荒れた馬場への適性、なんだかんだで好ポジションを取れる先行力、このレースを前に一度叩いての臨戦過程、良い意味で切れないしぶとく伸びる脚などなど、好走する条件は揃っていると考えます。
年明け1戦目の前走は伏兵にやられましたが、2戦目の今回は違います。
キッチリと結果を残してくれると期待して本命◎とさせて頂きます。

◯3枠5番サトノフラッグ牡3(ルメール)
前走、同舞台の弥生賞(重馬場)で良い走りをしていたのでこの馬を推します。
本命◎にしようか迷ったのですが、土曜日の中山であまりにも前目の馬が好走していたので届かずの4着があるんじゃないかとビビってしまいました。
ただ、鞍上は中山の鬼ルメール騎手ですので、4コーナーに来る頃には問題なく先団に張り付いてくれている事でしょう。

▲4枠7番サリオス牡3(Dレーン)
前走朝日杯FSが非常に強い走りでしたので推します。
ぶっつけ本番で初の中山2000mや、朝日杯で好走した馬がことごとく馬券外となっているので正直不安も大きいのですが、枠も良いですし前目のポジションから抜け出しての好走を期待したいところです。

△1枠1番コントレイル(福永)
推定1番人気のこの馬がこんな印でいいのか?
とも思うのですが…
時計のかかる荒れた馬場、過去の1枠1番の成績の悪さ、ダービーが本番?などなど、自信を持って買うのがちょっと怖いのかなと。
あのサートゥルナーリアでさえ、結構ギリギリの勝利となった皐月賞ですので…
ただ、前走ホープフルSを余裕で勝利している事からも、その強さは本物だと考えますので消しにするのは暴挙かと。

△6枠11番クリスタルブラック牡3(吉田)
中山の急坂を減速する事無く走れる(ように見える)末脚に期待して買います。
稍重の京成杯を差し切った事からも、荒れた馬場は大丈夫そう。
出遅れや首を上げての「うおー」など折り合いに難ありではありますが、展開がハマったら突っ込んできそうなので抑えておきます。

△7枠13番ダーリントンホール牡3(Mデムーロ)
過去成績の良い共同通信杯1着馬は買わないとダメです。
稍重の東京で3位以下を大きく引き離した力のある走りと、4コーナーでのロスが大きかった葉牡丹賞でレコードタイムと0.2秒差は強いでしょう。
なんだかんだで最後は上位争いに突っ込んできてるハズです。

☆7枠14番キメラヴェリテ(藤岡康)
今回の穴馬候補はこの馬にします。
ダート重賞で好走できるパワーは荒れた中山の馬場でも力を発揮すると考えます。
また、人気もありませんし思い切って逃げて自分の競馬に専念できる点が強いです。
桜花賞のスマイルカナの時にも書きましたが、腹を括った人気薄逃げ馬ってのは怖い存在ですのでしっかりと買いましょう。

【買いたかった馬】

2枠3番コルテジア(松山)
人気薄で2度も激走してるし今期絶好調の松山騎手なので超気になる…
けど、初の中山と荒れた馬場の今回は流石に厳しいと考える。

6枠12番マイラプソディ(武豊)
共同通信杯での負け方は何かおかしい、この馬はあんなモノじゃない。
とも思うのですが、直線短い&重馬場の中山だとおそらく届かない。

8枠16番ガロアクリーク(ヒューイットソン)
スプリングS:1着で一気に馬が変わったようで超気になる…
が、レース感覚も厳しく距離的にもギリギリとのコメントもあるのでここ泣く泣く切る。
重馬場だし切れる脚は出せんやろ?
お願いだから来るなよ…

8枠18番ビターエンダー(津村)
ダーリントンホールとの叩き合いは強かった。
が、大外でスタート微妙なのでポジション的にしんどいと判断して切る。

【買い目】

3連複軸1頭流し
◎→◯▲△△△☆(15通り各100円)

画像12

上位3頭の中から本命馬を選べば大怪我しないだろうとは思うのですが…
・まず間違いなくどれかは来るって考えならまとめて相手に入れとけばいいんじゃ?
・抜けた人気の馬は本命にしたくない
・もしもまとめてぶっ飛んだら高配当…
などの考えから、上位3頭以外から本命馬を選ぶ作戦となりましたが果たして…
もしも上位3頭で決着したら諦めるしかないですねw

8|おわりに

先週の桜花賞はデアリングタクトが凄まじい末脚で春の3歳女王に輝きました。

阪神JF(チューリップ賞)組の影に隠れての一撃必殺勝利は素晴らしかったですね。

残念ながら先週のレースで回収率が100%を切ってしまいましたが、ここからが第2のスタートと考え、初心に戻って馬券的中を目指して頑張っていきたいと思います。

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

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以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️