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ちょっとずつ、私も社会も変わってみよう。


「最近の働く女の人は 文句ばっかりやな。」


これは高校3年生の妹の発言である。

テレビで流行語大賞についてのニュースが流れていた。
その中で取り上げられていたのは 「 #Kutoo
#Kutoo とはどういうことなのか聞かれたが、朝一ということもあり、
まだ私の頭が働いておらず、めちゃめちゃ端折って説明してしまった。

その説明を聞いた後の妹の発言が冒頭のセリフである。

妹の発言を聞いて、ハッとした。

そして思った。
「そうやって感じてしまうんか…このような考えを持つ同性がいるから、こうした活動は広がらないんだな」と。



別に妹の発言を否定するのではない。
そういう考えを持つ人なんだと感じただけだ。
でも、何かが引っかかった。


私は特にこうした社会的な運動はなんでも「良いやん!」と思ってしまう方だ。
#Kutoo はもちろん #Metoo も。
#HairWeGo#NoBagForMe も。

全部、今までの当たり前に疑問を持ち行動に移す人は
ほんとうにかっこいい、と思う。


これらにはもちろん否定的な意見も目にする。

妹のように思う人も多い。
そして、調べれば調べるほどに同性が否定的な意見を言ってることを知った。
「今までそうだったんだから。」
「私はそうやって生きてきた。」
「それぐらい我慢できるでしょ。」

同性だから、同じ経験をしているから、
自分の考えを押し付けるんだ。

同性だから、考えを押し付けられ、
我慢している人が多いんだ。

だから、
理不尽に苦しんでる人がいる。




就活中、
1日パンプスで歩き回ったから、
右足の小指が痛くなった。
母に言われたから、髪を黒くした。
地毛が明るい私は死ぬほど似合わなかった。

コンビニのアルバイト中、
紙袋の用途は生理用品を入れるしかなくて、
その上からビニール袋に入れるのももったいないと感じる。
そのままバッグに入れるなら袋はいらないんじゃないかと思うこともある。


だから私は、

私服が許可されているインターンや説明会は
ヒールのない靴を履く。
髪の毛も自然の色に近くなってきたので
黒く染める予定はない。

生理用品を袋に入れる際に、
「紙袋いりますか?」「ビニール袋いりますか?」
と聞くようにしている。
聞いてみると、多くの女性がどちらかは断る。


こうした小さい積み重ねで

社会はちょっとずつ

変わる、かもしれない。



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