【#創作大賞2024】無事書き切れました『いなくなったきみへ』(あとがき)
7月5日に会社を辞めて、7月9日にnoteで日記を書き始めました。
たしかその次の次の日ぐらいに〝note創作大賞〟というものの存在を知りました。すごい。タイミングがいい!
締め切りは7/23。こちとら無職です。転職活動と両立してもいけなくはないスケジュールです。
趣味物書きの人間は常に2、3個「なんか書き出したら書けなくもない気がするけどまだ書けねぇなぁ」という小説の卵を温めているもんです。
書いてみよう。と決めた日とその次の日ぐらいの時間、その卵をゴロゴロ転がして、『いなくなったきみへ』が選出されました。
🐣🐣🐣
初めて賞に作品を出してみました。
理由はこの賞が簡単だったからです。
受賞するのが、と言う意味ではありません。石を投げないで。
出すのが、です。
指定のハッシュタグをつけて、あらすじをつけてあとはURLを指示通りにする。
それだけで参加できるなんて。データを送信したり、印刷して送ったり、よくわからないホームページの応募規定の体裁に整えたりしなくていい。
書けばいい!!書いて公開すればいい!!
全部やったことあるやつです。なんて素晴らしい賞なんでしょう。ショウ……。
そしてもう一つ、書く内容に縛りがない!!
これは私のショーレースでの一番のネックでした。
書きたいもんしか書けないよ。書きたいもんの長さ分しか書けないよ。一万字とかなら調節できるよ? でも、五万字、十万字とかはできないのよ、まだ。〇〇をテーマに、とか自分が噛み合わなければ自分でも書いてて楽しくない。
〝2万字〜14万字の恋愛小説〟
これはもう実質オールフリーだ。中短編って気持ちで書いたら大体この字数になるし。恋愛なんていつも書いてるみたいなもんなんだから。
この自由さ、簡単さが書く背中を押してくれた。
創作大賞の感想を通じて好みのクリエイターさんにも出会えた。とても面白い賞だと思う。
🐣🐣🐣
今回は〝全てを狂わす美しきメンヘラ〟が書けたらなという気持ちで『いなくなったきみへ』を書きました。
歴代のモテてた女友達に何人も頭に降臨してもらいました。
メンヘラの性質はVtuberの紫藤ナナ様のメンヘラ取り扱い動画からインスピレーションを受けています。リアルメンヘラも一応イメージはしつつ……。
面白いので是非。
最悪に救いのない、何度も何度も繰り返す古河律子の地獄を描こうと最初は思っていました。
誰にも救えない。でも、ひたすら愛を求めて繰り返す。
そういうラストを想定してプロローグを書いていましたが、書いて出しの書き方だと面白いもので後半少し変わってきました。
元々自分は全て始めから終わりまで場面も台詞もほとんどイメージできてから書き始めるのですが、今回時間がなくてそういうわけにはいきませんでした。
書いて、公開して、次の展開を書く。大まか流れはあるけどエピローグなんて「いなくなったきみへ」という一言に絡める、ということしか決まってなかった。不安です。
でも、書き終わらなければ、書けなくなれば #創作大賞2024を外せばいいだけだから気軽でした。
動き出す中で、この子だったら……、ここまで理解した存在なら……、最後に少し救いを提示してもいいのでは? と思えました。
他の参加者さんたちの前向きな小説作品にこの期間触れたからかもしれません。
いつもは前向きなラストが多いので、今回は中途半端と感じる人もいそうですが。審査する人はどういうのが好みなんでしょう。
審査期間が終わったら、なんの賞も取れなかったとしても自分で本にしようと思っているのでどう言われてもいいといえばいいのかな。
参加している方、残りの期間よかったら作品を読み合いませんか?
結構しっかりと感想を書くことをお約束します✌️
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