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アラ50が公認心理師資格取得のための科目履修をしながら、すこーーーしずつ心理学が理解できるようになってきたかもしれない…と実感していること

放送大学で学び始めて1年半。勉強は仕事と家庭の隙間時間でやってきたし、優先順位の1位は子どもと健康なので、総数にしたら大した時間ではないと思いますが、「チリツモ」を心の中の合言葉にしてがんばっています。

最初の1年はただ単位を取るためにこなしているだけで時間が過ぎていく感じでした。放送授業は興味深いけれど、授業を見たりテキストを読んだときには面白いと思っても、それ以上でも以下でもない感覚しか残らず、また次の授業を見て…という繰り返しでした。

そのうち、ある科目で出てきた用語が他の科目でも出てくることが増えました。あーこれ聞いたことがあるな、そういう感覚に出会うようになりました。

通信大学とはいえ、通常は単位認定試験は対面で試験を受けに行くのですが、今はコロナ禍ということで、試験もオンラインになっています。なので、通常なら試験を受けるために仕事を休んだりしなければならないところを、今は家で試験が受けられることもあって、今のうちに可能な限りの単位を取っておきたい!と思って、理解することより単位を取ることを優先するという暴挙にでてしまった弊害も自分なりに感じていました。

そんなこんなで1年半経ち、当初の予定より多くの単位を取得できたので、一度立ち止まって今まで取得してきた単位の科目の復習を始めました。

すると、今までとは違う感覚が芽生えてきたのです。

今までは、ただ新しい知識に出会って…それだけだったのが、インプットしてきたことが体系的につながっているのが分かってきました。点と点がつながる感覚、テキストを読んでも読んでもなんだかわからないと思って、また戻って…と行ったり来たりしていたのが、今は、短い時間であーなるほど!と思えて、テキストを読むスピードもアップしてきた気がします。

正直ついこの前まで、公認心理師資格試験の範囲が膨大過ぎて、先が見えず、あれこれ学んでいても漠然としたことばかりでちっともわからないし、どのくらいこれを続けていくのだろうか、そもそも自分には難しかったのかもしれない…と辛くなっていたのですが(先が見えないというか、遠いなーというのは今もそんなに変わりませんが💦)、ちゃんと自分の中でつながっていることを感じられるようになってきたので、ほんの少し光が差してきたような感覚です。

勉強って、点と点が繋がってくるまでは苦しくて、繋がってきてくると加速度的に面白くなるのかもしれない。だけど、最初の点をたくさん得ることは不可欠なことで、そこはわりと単調な作業の繰り返しで、我慢が必要なのかもしれない。

こんなことを50歳にして気づきました。

しばらくはこの感覚を大事にまたコツコツ隙間時間勉強を重ねようと思います。

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