【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』17
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第6章 私の情報源① コンサルタントが最も重視する「現場情報」の集め方
どんな情報源からどのように情報を得ているか
一次情報:自分が直接見たり、聞いたりしたもの
二次情報:人から聞いたもの、何かで読んだもの
自分が直接見聞きした情報は、
臨場感がある
「〇〇で読んだ情報」よりも「〇〇で聞いた情報」と言うほうが、説得力が大幅に上がる
二次情報には、ウソやバイアスがあることも多い
ネットを使えば、いろいろな人の声を短期間で大量に集めるられるのではないか
網羅思考のワナ
ネットの情報は、誰でも拾えるような情報
→差別化につながらない
感想
何が差別化につながるかは業界や状況で決まるので、内田先生の話を具体的なマニュアルとして機械的に読むのは、誤った読み方だと思います。
例えば、医学の場合、(専門家であっても)個人の意見や症例などは、エビデンスのレベルとしては、下位の方に置かれます。ランダム化比較試験のような条件をコントロールした実験がエビデンスとしては評価され、複数の実験を一定の基準を定めてレビューしたメタアナリシス、複数の論文を一定の基準を定めてレビューしたシステマティックレビューがその上に位置します。
なので、その業界で何が評価されるのかも注意しながら、情報を集めることが必要だと思います。
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