【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』30
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第6章 権威におもねるな、フラットに生きろ
上司・部下は「役割の違い」にすぎない
部下がついてくるのはどうしてか?
→「自分自身」と「部下自身」がどのような関係を築くか問われている多くの国ではフラットな世界観が一般的
リーダーとは一つの「役目」に過ぎない(=固定的な「上下関係」は存在しない)
口八丁手八丁で人を動かす
リーダーは「人を動かす」ことにもっと自覚的にならなければいけない
「プロジェクト型組織」のリーダーは、「人を動かす」ことの差がもっとも顕著になる
プロジェクト型組織
各部門からピックアップしたメンバーによってプロジェクトチームをつくり、そのプロジェクトが終わると解散する
リーダーは必要なメンバーを勧誘しなければならない
優秀なメンバーの力を、いかに自分のプロジェクトに振り向けさせるか
→「権威なき影響力」が必要になる
感想
私は権威におもねることはそれほどないと思うのですが、単独で行動する癖があり、その点ではリーダーに向かないな、と思うことがあります。独立心が旺盛というか、自分の世界に生きていたいというか、そんな感じがします。(「独我論」的な考え方をする傾向が強いのかもしれません)
プロジェクト型組織にいたことがないのでよくわかりませんが、体感的に、プロジェクト型組織での働き方、リーダーのあり方はわからないのですが、人望がないとリーダーは務まらないということは、何となくわかります。
権威があれば(または権力があれば)、ある程度はその力を使って上から押さえつけるような感じでチームを動かすことはできるでしょうが、そのようなことをしても、いい成果は出ない感じがします。
チームを引っ張るよりも、うまくいく進むよう促していく、といったことが、リーダーの素養として必要だと思いました。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。