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ラーニング・ジャーナル(アカデミック編)

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大学、学術に関する学習記録
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#リベラルアーツ

【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』38

【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』38


読んだ本読書マインドマップ読書メモ終章 さあ、曖昧な世界で「答え」をつくろう ― The Age of Perception

どのようにも解釈が可能な曖昧な問題を、スピーディかつスマートに解いていく資質が問われる

知覚を鋭くし、解釈と再解釈を繰り返しながら、マインドアイで全体図を把握し、そのなかで仮説を調整したり、ベストな解釈を下したりしていく力が問われる

新型コロナウイルスでの医師たちの

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【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』37

【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』37


読んだ本読書マインドマップ読書メモ第6章 知覚する組織へ ― リベラルアーツ人材の時代

テクノロジー部署以外にも「スター」が隠れている

近年の職場では「テクノロジー」と「人間」、それぞれの専門家への二極化がどんどん進むのではないか

既存のアイデアを異なるコテクストでつなげたり、新しいコンセプトを創造したりする能力は、リベラルアーツ専攻の人材に求められるようになっていく

グローバル企業のト

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【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』36

【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』36


読んだ本読書マインドマップ読書メモ第6章 知覚する組織へ ― リベラルアーツ人材の時代

組織はリベラルアーツ化していく ― ジョブズの予言

リベラルアーツ人材の見直し

リベラルアーツの知識が、そのままビジネスの現場で役立つとは思えないが…

アップルのジョブズの言葉:「テクノロジー」と双翼を担うものとしての「リベラルアーツ」

マイクロソフト社長ブラッド・スミス:リベラルアーツの重要性に言

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【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』14

【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』14


読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 観察する眼 ― 知覚力の源泉

リベラルアーツとは「幅広い教養の習得」ではない

リベラルアーツの革新が「教養を広げること」とあるように理解されている

リベラルアーツの原型

自由7科:基礎的な学芸として重視される3学科(「文法学」「論理学」「修辞学」)+4学科(「算術」「幾何学」「音楽」「天文学」)

文法学

「単なる言語の習得」ではない

知覚力

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【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■教養を磨く方法
・学ぶことは知らないことを自覚することから始まる
・内面から学びたいと欲したとき、真の教養が身につく
・知ることは楽しい、その楽しさとともにあることが教養の本質である

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト・リーダーの資質
▼参考となる古典③:貞観政要
・(一部ではなく)人々の意見をよく聞く
▼漢の劉邦と唐の李世民のエピソードの共通点
・広く意見をしっかり聞く
・一部の取り巻きに惑わされない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト・リーダーの資質
▼参考となる古典①:易
・自分たちのことだけ考えると、親しい者が随い、多くの人を導けない
▼参考となる古典②:史記
・人を用いる

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■ドラッカーと教養
▼マネジメント
・マネジメントは一つのリベラル(知識/自己知/知恵とリーダーシップの根本)アート(実践と応用)
→実践的/総合的な知であり、人文科学/社会科学/自然科学のすべて分野を含む

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■対話の力
▼クラス環境となかよし環境の思慮深さ
・既存のルールや秩序に従う選択が求められる
▼プロジェクト環境の思慮深さ
・目標に向かう行動や共同のための対話の能力が求められる
・集団に馴染むためではない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「思慮深さ」を磨く
▼重要なこと
・プロジェクト参加→協働経験→どんな状況でも最適な選択ができる
・同一環境を維持せず、さまざまなプロジェクト環境に身を置く→多用で複雑な選択、人間関係を学ぶ

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ④
▼プロジェクト環境に必要なもの
・目標
・目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動)
・目標に向かう努力をまとめる力

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ③
▼プロジェクト環境
・目標を共有し実現を目指す
・基礎プロジェクトが存在し、目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動)がある

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ①
▼クラス環境
・集団外の第三者が成立させる集団
・「遭遇」といえるもので「選択」ではない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト型授業の実践
▼著者の実践
・クラス環境に置かれた学生をプロジェクトチームに育てるプログラム
▼学べること
・スケジュール化とプロジェクトを組む方法
・プロジェクトマネジメント