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ラーニング・ジャーナル(アカデミック編)

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大学、学術に関する学習記録
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#何のための教養か

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■教養を磨く方法
・学ぶことは知らないことを自覚することから始まる
・内面から学びたいと欲したとき、真の教養が身につく
・知ることは楽しい、その楽しさとともにあることが教養の本質である

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト・リーダーの資質
▼参考となる古典③:貞観政要
・(一部ではなく)人々の意見をよく聞く
▼漢の劉邦と唐の李世民のエピソードの共通点
・広く意見をしっかり聞く
・一部の取り巻きに惑わされない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト・リーダーの資質
▼参考となる古典①:易
・自分たちのことだけ考えると、親しい者が随い、多くの人を導けない
▼参考となる古典②:史記
・人を用いる

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■ドラッカーと教養
▼マネジメント
・マネジメントは一つのリベラル(知識/自己知/知恵とリーダーシップの根本)アート(実践と応用)
→実践的/総合的な知であり、人文科学/社会科学/自然科学のすべて分野を含む

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■対話の力
▼クラス環境となかよし環境の思慮深さ
・既存のルールや秩序に従う選択が求められる
▼プロジェクト環境の思慮深さ
・目標に向かう行動や共同のための対話の能力が求められる
・集団に馴染むためではない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「思慮深さ」を磨く
▼重要なこと
・プロジェクト参加→協働経験→どんな状況でも最適な選択ができる
・同一環境を維持せず、さまざまなプロジェクト環境に身を置く→多用で複雑な選択、人間関係を学ぶ

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ④
▼プロジェクト環境に必要なもの
・目標
・目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動)
・目標に向かう努力をまとめる力

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ③
▼プロジェクト環境
・目標を共有し実現を目指す
・基礎プロジェクトが存在し、目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動)がある

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ①
▼クラス環境
・集団外の第三者が成立させる集団
・「遭遇」といえるもので「選択」ではない

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト型授業の実践
▼著者の実践
・クラス環境に置かれた学生をプロジェクトチームに育てるプログラム
▼学べること
・スケジュール化とプロジェクトを組む方法
・プロジェクトマネジメント

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■変わる大学入試
▼景観論争が「大学共通テスト(仮称)」の国語のモデル問題となるが…
・ことばだけで本質を掴むのは難しい
・プロジェクトを組み積極的に関わることが重要
→そこからチームの作り方や運営を学ぶ

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■高校の新たな「公共教育」 ①
▼「公共」という科目
・2022年度から順次実施の学習指導要領に「公共」という科目がある
・課題解決型思考力、複数の解決策を比較考量する能力、よりよい選択肢を作り選択する能力

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■実践のなかの教養 ②
▼現代日本の教育の避けられない課題
→以下の3つがテーマとなる
・合意形成
・プロジェクト
・マネジメント

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■実践のなかの教養 ①
▼方法
・プロジェクト参加 = OJT
・知識を学んでから実践ではなく、思慮深さのトレーニングから知を身につける
・「知っている」「わかっている」と「実際にできる」は違う