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ラーニング・ジャーナル(アカデミック編)

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大学、学術に関する学習記録
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2021年4月の記事一覧

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■「文章・文脈」の整理
・一文一文をひとまとまりにして文章・文脈をつくる
・論理的文章は「根拠(+具体例+背景説明)」と「結論(+具体例+背景説明)」から成る(構造化)

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■十全な文の作成
▼留意点
・あいまいな表現を回避する
→一義的な意味に決まる表現を使う
→定量的で相対化した表現を使う
→定性的で曖昧な表現を避ける

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■十全な文の作成
▼助詞の役割とは?
・言葉の役割を決定する
・文の意味を規定する決定的な機能を持つ

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■過不足の無い言葉の選択
▼シニフィエ(意味内容)で重要な点
・どのようなものが世間一般で認められる得るのか、認識/意識すること
・実態との差分を最も少なくする

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■過不足の無い言葉の選択
▼シニフィアンとシニフィエ(フェルディナン・ド・ソシュールより)
・シニフィアン=表記
・シニフィエ=意味内容

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル
1 「適切な言語化」スキル

■過不足の無い言葉の選択
・言葉の多様性が論理展開に与える影響
→①論理展開が収集がつかなくなる恐れがある
→②その一方で、論理展開に豊かな広がりを与える

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル

■定量的な判断
▼現実的有効性とは?
1)どれくらいの蓋然性を以て正しいと言えるのか?
2)どの方向へ論理を展開すると筋がいいのか?

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル

■定量的な判断
▼なぜ必要か?
・(正しさの度合いはわからないため)現実的論理展開を行うときに使用
→論理的思考に現実的有効性を与える

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル

■「分ける」と「繋げる」
▼分ける
・事象を構成要素に分ける
・「分ける」ことは「分かる」こと
→考察対象の構成要素と自分の知識経験を照らし合わせる
→照らし合わせるとは整合的に符号させること

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル

■3つのコアスキル
▼なぜ適切な言語化が必要なのか?
・言葉は意味や概念を思考の材料として扱えるようにする
→それにより、正しい思考や妥当な論理展開が可能になる
・言葉は意味の容れ物である

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理的思考のコアスキル

■3つのコアスキル
▼適切な言語化
・思考の意味内容を言葉にするスキル
・情報の持つ意味や概念と思考とを照らし合わせて新しい意味を導いたり、繋ぎ合わせて次段階のメッセージを立論する

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第1章 論理的思考とは
3 論理展開の方法

■帰納法の使い方
▼演繹法との違い(詳細)
・演繹法
→結論(真偽)を明確に判断可能
→判断基準:純粋理論、公理の世界
・帰納法
→結論は正しさの度合い
→対象は個別具体的な現実事象