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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
2020年10月31日 23:17
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的捉え方の長所②・科学の多様な表象を正当に扱える・表象:他のものを表現し代わりを務める 例)絵や写真、言語や文・理論が表象である必要はない
2020年10月30日 20:44
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的捉え方の長所①・抽象化:実在システムの重要なポイントはいくつか取り出して説明できる・理想化:実在システムで物理的に満たせない条件を設定して説明できる
2020年10月29日 18:34
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■モデルと実在システムの関係・実在システム:例)現実の気体・モデル:実在システムのレプリカ = 抽象的な何か(✕自然界にあるそのもの)・モデルと実在システムの関係:構造上の疑似関係
2020年10月28日 21:07
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的とは?・言語的対象:文や文の集まり・意味論的対象:言語的対象に対して「当てはまる」「真にする」という関係をもつ何か・意味論的関係:言語的対象と意味論的対象の間に成り立つ関係
2020年10月26日 21:21
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■理論についての意味論的捉え方・公理系(文の集まり)は理論と同じではなく「理論の表し方」・「モデル =科学理論」 = 科学理論の意味的捉え方
2020年10月23日 21:44
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■公理系・構成:公理と推論規則・公理化:最も基礎となる前提を公理として選ぶ・推論規則:別の文を演繹する規則・定理:公理から推論規則によって導かれた文。その分は公理系において証明可能
2020年10月21日 19:41
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■科学哲学の偏りとしての「文パラダイム」・定義:科学理論を文の集まりと考える・ルーツ:論理実証主義者・典型:DNモデル
2020年10月19日 17:27
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■対象実在論と悲観的帰納法・対象実在論:実験で操作的介入が可能であれば、その対象は現にある・悲観的帰納法:歴史上成功した理論でも後に偽だと判明することが多く、成功は真理を担保しない
2020年10月18日 21:25
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■介入実在論・提唱者:伊勢田哲治・定義:対象実在論の別名。対象実在論が操作可能性を根拠(対象に介入できる/操作できる = その対象が現にある)にしていることに由来
2020年10月17日 21:19
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■操作可能性による議論・提唱者:イアン・ハッキング・要旨:対象実在論の擁護。これまでの科学哲学が「理論偏重」「実験軽視」と批判。対象を実験的に操作して成功するかが科学者の目的と主張
2020年10月16日 20:07
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■対象実在論・提唱者:カートライト・スタンス: ∟対象に対して「実在論」を採る ∟基本法則に対して「反実在論」を採る
2020年10月15日 19:46
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■基本法則は偽だから役立つ・提唱者:カートライト・例:万有引力の法則・主張:理想化・単純化された状況でのみ真である近似に過ぎない(= 実在する自然においてそのまま当てはまらない)
2020年10月14日 20:44
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■基本法則に対する実在論者のスタンス・基本法則も実在世界において真・基本法則は実在世界において真であると知りうる・現象論的法則より厳密で正確
2020年10月13日 18:10
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■現象論的法則と基本法則の区別・現象論的法則:ガリレイの落体の法則、ボイル=シャルルの法則など・基本法則:現象論的法則を説明する(ニュートンの2つの法則など)