見出し画像

49.言ってほしかった言葉

こんにちは。りみ子@元引きこもり*です。

私は少女マンガの影響から、中学2年の頃初めてのリストカットをしました。

***

実家で隠れてリストカットをしていた頃、母になんと言ってほしかったのか。

もっと幼いころに自家中毒で嘔吐していた時も、リストカットをしていた頃も、身体からのSOSだったように思います。

言葉で「助けて」と言えなかった私の自衛手段だったのでしょう。

「どうしたの?なにかあった?」

きっとその一言。

実家でリストカットをしていた頃は特にその言葉を待っていたように思います。

***

昨年、母からこの時期について話をする機会があり、下記のことを知りました。

「お母さんは、いつも通り過ごすこと」そう相談先から教えられていた。(実際の言葉を忘れてしまいましたが、そのようなニュアンスでした)

「お母さんは中学校にも行って、先生から様子を聞いていた。」と言うのです。

「知っていたのに何も言ってくれなかったのか」

「あの時私が思い詰めて、死んでいたらどう思ったのだろう?」

母に直接は言いませんでしたが、当時だいぶ『死』を意識していたので、そのように思いました。

***

関心が欲しくて自傷する子に対して、どう接するか、なにが正しいのか、私にはまだ分かりません。

今後私の目の前に、過去の自分のように自傷行為をする子が現れるかもしれません。

その時、私は冷静に判断をすることができるのか。

少なくとも、行為そのものに着目するのではなく、どうしてその行為に及ぶに至ったのか、そこをみることができると思います。

元当事者の視点を大事に、今苦しんでいる人に寄り添える女性でありたいです。

🌻向日葵相談室🌻

悩み事体験シェア会&相談会のご案内

次回開催:8月23日(日)14時~16時
※来週(8/16)は公民館の休館日のためお休みです。
場  所:郡山市中央公民館 2階 第4講義室 
費  用:無料
事前申込:不要
詳細はこちらをご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?