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転職の思考法

本書を読んで印象的だったので、備忘録として書いておきます。

"マーケットバリューと給与は長期的には必ず一致する。
(高すぎる給料をもらっている人材はほぼ確実に減給か、肩叩きにあう)。
そして、この国はマーケットバリューと給与のギャップを、40代後半になるまで誰も教えてくれない"

転職領域にて仕事をしていたため、転職は当たり前になっている実感があります。
ただ、その転職の仕方という点では、まだまだ科学されていない状態です。
ここまで転職を体系化した本は中々無いと思うし、内容も非常にためになるので、転職活動を考える方は是非、読んだ方が良いと思う一冊です。

サマリ

本書には、マーケットバリューを高めるためには、下記が重要と記載されておりました。

"▼マーケットバリュー(市場価値)は、①技術資産×②人的資源×③業界の生産性で決まる。
▼マーケットバリューに最も大きな影響を与えるのは「業界の生産性」である。生産性が高い業界か、今後伸びる業界を選ぶこと。
▼20代は専門性、30代は経験、40代は人的資産を高めること。
▼技術資産とは、他の会社でも通用する技術的蓄積。
・職種に紐付く「専門性」(例:法人営業など)
・職種に紐づかない「経験」(例:マネジメント経験)の2つに分けられる。
▼人的資産は、一言で言えば「人脈」。
▼業界の生産性は、一人当たりの粗利。給料の原子となる。"

学びをどう活かすか

専門性を磨きたいと思います。
今、私がより高めたいスキルとしては、「疑問力」「ロジカルシンキング」「コーチング」「ティーチング」「意思決定力」を磨いていきたいです。
上記に関する本はこれから読んでいきます。

なぜそのスキルを磨くのか

▼疑問力
単に問い続けることです。(適切な言葉が分からず。。)
変化の激しい時代において「正解」というものは存在せず、「最適解」を見つける必要があります。
最適解を見つけ続けていくために、常に「その仕事に価値はあるのか?」「その仕事は本質的なのか?」と問いを持ち続けていきます。

▼ロジカルシンキング
抽象度の高い物事を要素分解し、「課題特定の精度」「改善後のインパクト」を考える能力を高めるためです。

▼コーチング、ティーチング
マネジメントをしていくにあたって、必要不可欠な能力であると思うためです。

▼意思決定力
個人的に、マーケットバリューを高めるために、技術資産の中で一番大切なことなんじゃ無いかなと思っています。
事業を前進させるためには、最後は物事を決めていかなければなりません。
ゴールを明確にする意思決定、課題を特定する意思決定、日々の仕事の進め方でも「何をするのか?」「何をしないのか?」を考えて意思決定していきます。
最後に「これだ」と勇気を持って決め切る必要があるので、意思決定力は高めていきたいです。

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