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陸前高田市観光物産協会~陸前高田の万屋~

みなさんこんにちは!今回はオンラインゼミ合宿トップバッターとして、岩手県陸前高田市にある一般社団法人陸前高田市観光物産協会事務局長の桒久保博夫さんにお話しを伺いました。

陸前高田市観光物産協会とは?
陸前高田市の顔ともいえる観光物産協会のお仕事の中身は、、、
観光案内、窓口業務、観光パンフレット、SNSの発信、誘客営業、物産品の販促活動、イベントの開催、環境資源の保全活動
陸前高田市のなんでも屋のような存在となっていて、陸前高田にはどんな観光地があるのか、どんな美味しいものが食べれるのか、どんなアクティビティで遊べるか、など陸前高田の魅力を知りたい方の入り口となるのが陸前高田市観光物産協会です。

ここで数ある観光物産協会さんが主催したイベントの一つ、「チャオチャオ陸前高田道中おどり」の様子をお見せします。

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地域活性化、市民交流を目的に「高田音頭」や「チャオチャオ陸前高田」の音楽に合わせ、中心市街地で賑やかに踊ります。2000名以上の市民が参加する市民に愛されているお祭りです。


・陸前高田を熟知している観光物産協会が伝える高田の魅力       観光物産協会事務局長、桒久保さんがみなさんにお伝えしたい陸前高田の 魅力をご紹介します。
東京から移住された桒久保さんがまずお伝えしたい陸前高田の魅力は、海、山、川の揃った雄大な自然。岩手の湘南というほど、雪が少ないんです。都会の喧騒から離れて、心穏やかに暮らせる自然が広がっています。

そして陸前高田の街の人こそが他と差別化できない魅力のポイントです。 桒久保さんがそう感じたのは初めて陸前高田へ赴いた際のことです。 

陸前高田は実際に現地で見てみると想像していた光景とは全く異なる光景でだったそうです。テレビで見ると画面の四角のサイズでしか物は移ってないが、現地は360度悲惨な状況でした。そんな状況下で現地の人は笑いながら作業をしているような漁師のおっちゃんとかがいたそうです。こんな状況でもなお、前を向いて、懸命に生きている人たちがいるんだなと思ったら、自分の感じた絶望感はなんてちっぽけなものなんだと感じ、この人たちのために生きよう。必要としてくれている人のために何かをしたい。と感じたのです。

このように震災という大変困難な状況に陥ったとしても前を向いて、懸命に生きている人たちが大勢いらっしゃいます。              ですが、もちろん前を向ける人ばかりではありません。辛いことを思い出し自分の口からは話せないという方も大勢います。そのため桒久保さんは代弁者という役割も担っています。人に聞いてもらいたいお話だけど、自分では話せないから、他の人に代弁してもらうことで今後の災害の教訓にしてもらいたいそうです。

そんな人と人が関わり合い、助け合いの輪が広がっている皆さんを見ると、自分を必要としてくれている人々のために生きようという活力にも繋がり、新しい輪に繋がると感じます。
この人と人の繋がりこそが陸前高田の魅力ともいえます。


YouTubeやインスタグラムも!
観光物産協会では、今後はSNSなどを使って積極的に陸前高田をアピールしていきたいとお話ししてくださいました。               

そこでYouTubeインスタグラムなどのSNSを使って陸前高田市の食や観光地などを体験型として発信しています。                陸前高田の特産品食リポの動画や、陸前高田のお宿体験などを通してちょっとした観光気分が味わえます。
以下のリンクは筆者おすすめの動画です。
COME TO RIKUZENTAKATA
陸前高田市の現在の様子を知りたい方はまずはこちらです。


陸前高田市応援パックのご紹介!
陸前高田の美味しい食を食べながら紹介。


陸前高田市観光物産協会 公式インスタグラム
陸前高田市の日常、美しい風景を見てみたい方におすすめ。

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記念すべきYouTube初投稿のサムネ 何やらおいしそうな陸前高田のお菓子を頬張っています


今後行う活動                           コロナ禍の中で、観光物産協会さんは今後どのように陸前高田を盛り上げていくのか、お話しを伺いました。

まず観光事業を行う理由として観光は手段であり誘客をしたお客様に街の中で消費行動をしてもらい地域経済を活性化させるというテーマがあります。

来訪者を増やすという理念だけでは不十分。足を運んでくださったお客様にいかに満足度を提供し、その対価として消費してもらえるかが大事で必要な事なのです。

その中でオンライン化も選択肢の一つではあります。ですが、オンライン化だけでなく、コロナウイルス感染対策をとりつつ足を運んでもらうための情報発信を続けていくべきなのです。

そして岩手県は感染者がとても少ないことから新たなお客様のニーズとして、行った先での安全安心がコロナ禍を得て旅行業界のニーズとなると考えられます。                             そのニーズに対し大きなブランド力を発揮できる場面が出てくると思うので活用していきたいと、今後の展望をお話ししてくださいました。

最後に
今回のオンライン合宿では、移住者だからこそ客観的に発見できる陸前高田の魅力、陸前高田の顔としての役割、今後の展望をお聞かせいただき陸前高田に行かせていただいた筆者でも、高田の知られざる魅力を再発見しました。

そして陸前高田に旅行として行くことがあれば、まずは陸前高田市観光物産協会に立ち寄ってみてください。陸前高田の沢山の魅力を知っている観光物産協会のお話しを聞けば、きっと素敵な経験ができると思います。

写真提供者:一般社団法人陸前高田市観光物産協会事務局長 桒久保博夫様

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