見出し画像

僕にとっての野球

 今回は野球について語ろうと思います。学生時代やっていたスポーツは野球のみ。今でもやるのも観るのも好きなのは野球。自分語り野球編といった感じです。自分の野球人生・野球観を文字に起こしてみようと思います。

僕の野球人生

★小学生

画像1

 3年生のときに地元の少年野球チームに入ります。それまでも、公園で友達と野球をして遊んでいましたが、ちゃんとチームに入って本格的に初めたのは、この頃。この日から、毎週土日は野球をしていました。監督やコーチに怒られ、ボロ負けして、泣かないと悔しくないのかと、怒られ。ピッチャーやってて、メチャクチャ打たれてマウンドで泣いていたら、泣いてる奴はいらねえ!、ライトいけ!と言われたり。コーチがつきっきりでバッティングを教えてくれて、やってみるけど、全然できなくて、ボールをぶつけられて・・。今思えば、良い思い出です。ここで、叱られる耐性はつきました。

 成績はぼちぼちでした。区内ではそれなりに強かったけど、愛知県全体の大会、例えば「イチロー杯」(今でもあるのかなw)とかは、3回戦で負けたりしてました。ポジションはピッチャー、ファーストが多かったです。6年生の頃は背番号「1」もらったけど、ケガをして半年くらい投げられませんでした。打順は5番が多かったです。

★中学生

 中学校の部活には入らず、軟式のクラブチームに入りました。愛知には、軟式のクラブチームが多々あります。ボーイズとか、シニアではないです。硬式怖くてw。でも、部活は弱くて入りたくなかった。なので、平日は帰宅部で土日に練習。平日は同じクラブチームのやつとか、ボーイズのやつとかと自主トレという名の、ブラブラ遊んでました。

 めちゃくちゃ弱かったです。最後はキャプテンを務めましたが、グレてやめるやついるし、監督・コーチ陣が気にくわず、あまり楽しめて野球はできてなかったです。人数の兼ね合いもあり、上の世代の試合にもかなり出ていました。何なら、3番4番打ってました。弱いのがうかがえますね。ポジションはサードと外野でした。

★高校生

 県内の公立高校の野球部に入りました。公立ですが、黒土で広さはまあまあ。でも、平日は陸上部とサッカー部とハンドボール部と兼用。監督や先輩、チームメイトにも恵まれ、ほんとに休みなく練習していましたが、とても楽しかった。受験して、たまたま入った学校のチームでしたが幸運でした。

 成績はぼちぼち。夏の大会は3回戦負け。公立には負けないし、私立でも勝てるときはあるけど、4強には全く歯がたたない。個人としては、副キャプテンを務め、打順は3番でファースト、ライトでした。10本くらいホームランも打ちました。ここで、僕のちゃんとした野球人生は終わりです。


僕の野球観

画像2

 僕は野球をすることも大好きですが、理論的に、客観的にみることも好きです。野球はスポーツの中でも、少し特殊なものかと思います。まずは、タイムアウトがない。つまり、時間制でないということ。27個目のアウトを取るまで試合は終わりません。本当に終わりません。私も経験上、簡単な試合でもなぜか9回のアウトはサクサク取れない。高校野球を見ていても、9回の出塁率や、何か起こりそうな雰囲気ははっきり言って異常です。もう一つ、特殊と感じるのはプレイが都度止まること。一球ごとに、プレイは止まるため、プレイする前に考えることができます。配球であったり、守備位置であったり。さらには、攻撃中に打席に立っていない人や塁に出ていない人は、試合中にもかかわらず何もしません。休憩もできるし、データも確認出来る、作戦を共有できたりします。

 この一球一球考えることができる点が、僕が野球を大好きな理由です。特に配球を考えることが大好きで、高校時代常に配球を読んで打っていました。配球を読めば、ある程度上のレベルの投手でも打てます。父が試合をビデオで撮影してくれていました。よく、バックネット裏でビデオ回しているお父さんいますよね、あれ私の父ですw。高校の頃は顧問が試合中に父兄に混ざって一緒に試合を見ており、まるで野球中継を見ているように色んなことをしゃべっていました。その音声がビデオに入り込んでおり、そこから配給術を学びました。バッテリーの心理や、配球パターンなど、勉強し、実践に生かしていました。

画像3

 野球を見るときも、配球やデータ、作戦をメインで見てしまいます。なので、中継の際は、野村スコープがある放送や理論派の解説者が好きでした。解説の話もじっくり聞いてしまいます。プロ野球だと、古田さんや谷繁さんが配球の話をよくするので、面白いです。あとは、宮本さん。状況判断やプレーに対する準備の話などを、良くされます。なかなか辛口ですが、ものすごい勉強になります。高校野球だと、大矢さんと吉田さん。大矢さんは、キャッチャー出身ということもあり、配球に関する話が多く、選手想いで好きです。吉田さんは最近、山梨学院の監督になったので、登場がないですが、作戦の話や選手目線で解説されるので好きでした。


まとめ

 僕は野球で礼儀や、事前に準備することの大切さを学びました。これは、現在仕事でも何でも生きることです。そして、引退してもまだまだ野球が大好きでいられるのは日本が野球大国で、プロ野球・高校野球といった様々な媒体で、より野球を深く学ぶことができ、感動・喜びを味わえるからだと思います。

 また、野球をしてきて一番良かったなと思ったことは、高校時代最後の夏の大会で負けたとき、僕の野球人生が終わったときに、母親に「あなたがここまで野球をしてきたから、自分も成長できた、親の集まりだとか、チームの手伝いでお茶を出すとか、やりたくないこともあったけど、結果自分にとっても良い経験ができた。ありがとう。」と言われました。本来であれば、僕が野球をやることで親にはたくさんの迷惑をかけたにも関わらず、むしろ自分にもプラスになったと感じさせてくれた野球という、スポーツは本当に唯一無二だと思います。野球じゃなくても、そう経験させてくれるコンテンツは他にもあるかもしれないけど、僕にとっては、僕の家族にとっては野球しかなかったのかなと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?