口コミが生まれる秘訣は、2つの欲にある。UGCが回るSNS設計術
この世はビジネス戦国時代。
戦国時代と違うのはネットやSNSという武器があるところ。
ある武器は使いこなせたことに越したことはない。
しかし、使いかたを間違えれば自滅(ブランド毀損)になるのもまた事実。
事実フォロワー数だけを追ってリーチは取ってもCVに繋がっていない。求人が来ないなんてことがたくさんある。
今回は、SNSでUGC(口コミ)を回すためにはどんなことをすればいいのかを徳川吉宗を交えて話していこうと思います。
歴史は学びの宝庫です。それが僕がこの歴史とビジネスを掛け合わせてる理由です。これまでの記事も先人たちの学びが現代にタイムリープしてきてますので今回の記事を見たあとにでもぜひ見てやってください!
Instagram、Twitter、Facebook、Youtube、TikTokなど現代ならではの武器であるSNSは多くの媒体に分かれています。
今回はその中でもInstagramについて話していこうかなと思っていますが、他のSNSについても関係してる部分も、もちろんあるので参考にしていただけたらと思います。
1:吉宗、不満の味方「目安箱」を置く
「目安箱は聞いたことあるぞ?!」って方も多いんじゃないでしょうか?
江戸幕府8代将軍徳川吉宗は、この目安箱を大々的に設置して、良い口コミも、悪い口コミも集め、それをもとに施策を行いました。
吉宗は民衆の声を聞いてくれたことから、民衆にとっては「正義のヒーロー」的存在だったのです。吉宗への感謝も民衆から多くあったらしいです。
実際、そこまで暴れん坊でもなかったのですが庶民のために向き合う、悪い口コミに対して対応する勇猛果敢な姿、熱い姿が、「暴れん坊将軍」を作り上げました。
*身長が当時にしては大きい180cm、80kg(当時の平均身長156cm)という大男というのも理由の一つですかね?笑
なぜ、ここまで吉宗の評価が高いのか?
それは、「自分の意見が取り入れられたという承認欲求」「社会に貢献し居場所が欲しいという帰属欲求」の満たしが評価をここまで上げているのかなと思います。
なので、現に目安箱には多くの口コミが寄せられていました。
この2つの欲の理解が現代でもとても重要なのです。
どうすれば悪い口コミが生まれてしまうのか?
どうすれば良い口コミが広がるのか?を現代の購買行動の変化と共に話していきます。
2:溢れるUGCを作るコツ
吉宗のように自身の評価は勝手に上がっていってほしいですよね?
自身の商品が勝手に紹介されてあってほしいですよね?
この章では、そのコツについて話していきたいと思います。
SNSの落とし穴についても話しますのでぜひ活用には気をつけてください!
2−1:購買行動は変わった
皆さんもご自身を振り返って頂きたいのですが、友人のSNSに載ってる飲食店に行ったり、口コミやレビューを見て商品を選んだりしていないでしょうか?
きっと見てる多くの方が「選んだことがある」だと思います。そのくらい、SNSやネットのシェアの信頼度が高くなっているのです。
実際これまでは、トリプルメディア(オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディア)と言われていましたが、シェアードメディアが追加され「PESOモデル」と言われるようになりました。
*それぞれのメディア解説に関してはこちらをご覧ください。
このくらい現代ではSNSの必要性、立ち位置が高いわけでそれを理解し多くの方が利用しています。(使い方には注意です!)
2-2:2つの欲の利用〜バイラルマーケティング〜
冒頭でお伝えした2つの欲「承認欲求」と「帰属欲求」この2つと向き合うことが、UGCを回すバイラルマーケティングの近道です!
つまりは口コミで口コミを呼び自分(自社)のことを広めましょうってことです!
その広げられる仕組みをしっかり作っていきましょう!
私のこちらのnoteやInstagramのコンテンツもありがたいことにメンションでの拡散され少しづつですが見てくれてる方が増えています!(感謝です!!)
では、なぜこういう口コミが生まれるのか?
それは冒頭でも伝えた、「承認欲求」と「帰属欲求」に関わっています。
「いい情報を手に入れたら誰かに教えてあげたい」⇨そこには「帰属していたい
、承認されたい」という欲があるのです。
自分の経験や知識の情報発信(シェア)によって誰かに感謝されたらめちゃくちゃ嬉しくないですか?
これがUGCを生ませる設計の重要なところです。この要素が含んでいることが大切です!
さて、Instagramが出た当初の裏話とか話したいのですが長くなりそうなので、こちらの書籍がおすすめです。(こう本を薦めるのも私も承認と帰属の欲です笑)
こちらの書籍にあるのですが、昔は加工が前提で人生の一部を華やかに切り取るで始まったInstagram。
だからこそ、加工して映えとか狙ったり、インスタ上では派手な自分、水着の自分、筋トレしてマッチョな自分を載せるなどなど。(他のSNSではこれまでなかったことができている)つまり視覚に訴えているわけです。
でも、それが今ではただ映えさせるだけではコモディティ化(一般化)している。
UGCが回り続けるためには、差別化が必要なわけです。(だからこそ市場分析がめちゃくちゃ必要)
①に関しては、こちらの記事に書いています!
②に関しては、なぜこの市場が売れてるのか?UGC(口コミ)の共通はなにか?
例えば、「ラーメンを撮るときの角度や構図が決まっている」とか、「スタバ載せる時こんな風に撮りがちだな」とか、現状の視覚訴求のポイントを掴みます。
そして③が大事です。
先も伝えた通り、ただのあなたの映えだけでは刺激されにくくなっています。
だからこそ、対立構造で差別化したあなたが約束できる価値と、UGC回るポイントの掛け合わせが大事です。
*ジムの話をメインでさせていただいていますが、それぞれの事業に置き換えてSNSをどう活用すればいいかぜひアナロジーしてみてください。(もしわからないとかあれば最後にInstagram貼っておきますのでぜひご連絡ください。)
2−3:SNSの罠
先のジムの例えで撮り方をとても研究してたとありますが、これは「盛れすぎないか?」を必死にみていたのです。
なぜか?
それはブランドを守るためです。質の良い見込みを作るためです。
どういうことかというと、よくフィットネスって話すると「バキバキに筋入った筋肉になれる」とか、そういうのを想像する方もいるかと思うんですが、そこのジムの強みはそこじゃないからです。
撮る写真や動画が加工がすぎてたり、盛れすぎてた場合、そこにギャップが生まれてしまうのです。
前もって自分のジムとはこういうところで、こういう結果が出るよとベネフィットを約束することで、勘違いしてくる見込み客も減るのです。
*SNSで投稿するもの、発信するものは、LPの要素を視覚的に入れ込んだものと思っていただければです!
実際私も飲食店で映えで行ってみた結果残念って思ったことも多くあります。(なので店側がまず商品の撮り方が見本となれるように、映えるポイントの抽出をして前もって盛りすぎず投稿してあるといいでしょう!)
つまり、大切なのは「期待値を下回らないこと」です。
写真も映像も投稿も何もかも、期待値を下回る行動をしないことです。期待値をコントロールすることが大切になってきます。
価値創造と一貫してSNSもやれなければ意味がないのかなと思います。
ここを大切にしないと一時的なもので終わってしまいます。
現在地方のTVや雑誌等に取り上げられたことがある企業さんからいくつかご相談いただいていますが、一時的にはメディアの影響できたがそこから繋がっていないという現状らしいです。
一時的で終わらない、長くリピートしていただけるように
「盛りすぎない、でも要所は抑える、伝えたいことは伝わる」そんな設計をしていきましょう!
4:最後に〜現代武器にのまれるな〜
この現代での新しい武器SNSとの向き合い方、活用の仕方はわかっていただけたかなと思います。
ほんとにフォロワー数追うとか一切関係ないです。
追うがためにリーチが増えれど自社のブランドが毀損されCVしないでは本末転倒です。
なので自分(自社)のブレない上流工程からの事業設計がまずは大事になります。また、「載せる人の欲求」、「見る人が求めているもの」などなどSNSをやっていく上でもここまで実は考えなければならないこと、緻密な計算があって実は成り立つのです。
吉宗のように庶民からんの評価が高く、多くの方に頼まれるそんな事業をSNSを構築していきましょう。
最後に、他のnoteも見ていただきたいですが、まず私がこうやって歴史と掛け合わせた理由も兼ねて一つ目の投稿をみていただければ幸いです!
そして質問やご連絡等ある方はぜひ、私のInstagramまでご連絡ください!
いつも皆さん私のコンテンツを読んでくださりありがとうございます。
ぜひビジネス戦国時代を勝ち抜きましょう!
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