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家をどうするか。そのシンプルな問いを考える⑦(最後は天の時、地の利、人の運)

前々から目を付けてはいたが、当方の予算を超えた物件があった。その値段が下がったのだが、まだ射程圏内に入らない。

しばらく様子見していたところ、新たに近隣でもう少し安い物件が売りに出された。この時私達家族は、新しく売りに出された物件には目もくれなかった。

気付いた日は平日でm、私は身動きが取れなかった。変わって妻に、元の「当方の予算を超えた物件」の販売会場(=つまり、その家)に行くようにお願いした。

妻は販売担当者に、端的に「近隣により安い物件が売りに出されたが、この物件の値段は今のままか?」を尋ねた。これに対して担当者からは「決算期も近く、社内で対応を検討中」との回答を得た。

これを伝え聞いた私は、この物件の値下げ余地の存在に気付いた。そのため、直近の土曜日にこの販売会場を訪れた。

一通り見せてもらった後、販売担当者とお互いに腹を探り合いながら話をした。そして私は、「○万円下がれば、この物件を買ってもよい」とオファーした。

販売担当者は困惑の表情を浮かべながらも、「これだけの値引きとなると、私の一存では決められない」と回答、社に持ち帰って上司と相談すると言った。

この時の「○万円」というのは、「近隣に売りに出されたもう少し安い物件」の値段との見合いで当方が考えた値段であった。このあたりに相場感が生きてくる。

面積や間取りなど、近隣の物件とたまたま近いものであったため比較がしやすく、自分が手の出せる範囲で価格を提案したのだ。

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