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「緊急事態」を宣言しなかったWHOとSARS超患者数

1月30日、先週の緊急会議で「国際的緊急事態の宣言」を見合わせたWHOは、再び緊急会議を招集するという。

1月29日、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、中国の保健当局は、患者が新たに1459人増えて5974人になったと発表。2003年にSARS流行時の中国本土の患者数を超えたとの報道があった。

WHOの「国際的緊急事態を宣言しない」という判断とは裏腹に各国は、渡航制限や自国民救出など、独自の政策を取り始めている。

「国際的緊急事態」が宣言された2014年のエボラ出血熱と今回の新型コロナが違うのは3点。

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