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パンデミック・ポテンシャル

2003年から2004年のSARS流行時、産経新聞の中国特派員として活躍した福島香織氏は『世界は習近平を許さない』で、習近平政権では、鄧小平政権以来の伝統であった共産党の集団指導体制は失われ、現場の状況把握がおろそかになっているため、武漢の原因不明肺炎について中央政府に情報が上ったのは遅く、12月27日になってのことだったと分析している。

つまり、パンデミック対応の初動が遅れた原因は習近平体制の中国にあり、中国政府は新型コロナの発生について「把握から4日後」の2019年大晦日と、比較的迅速にWHOに報告を行っているということになるのだが、わたしの見立ては少し違っている。

WHO抜きでパンデミックは終わるのか
【目次】
●テドロス氏とWHO改革
https://note.com/rikomuranaka/n/n05dd73ac27ba
●アメリカCDCとは何者なのか
https://note.com/rikomuranaka/n/n184158d3ded9
●WHOが中国に許した26日間のリード
https://note.com/rikomuranaka/n/nd4bb2ceb5842
●進藤奈邦子さんの思い出
https://note.com/rikomuranaka/n/nb795fd89c374
●人工知能(AI)を駆使した「噂の監視」
https://note.com/rikomuranaka/n/nc74ec2c24f59
●WHO「噂の監視」システムを使って新型コロナ発生の噂を検証した結果https://note.com/rikomuranaka/n/nb828a0f795b4
●武漢肺炎「第0号」患者
https://note.com/rikomuranaka/n/n98ffbca1c802
●パンデミック・ポテンシャル
 (今回記事)

WHOには、加盟国政府を経由せずに新興感染症の発生をキャッチするための「噂の監視」という洗練されたシステムがある。

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パンデミック・ポテンシャル

村中璃子 Riko Muranaka

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