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年齢(age)性別(sex)によるマーケティングは本当に有用か?ー日本の女性キャスターの話し方が少女のように幼い理由

「東さんが書いているけれど、日本にはびこるエイジズム(年令による差別)はすさまじい、と思う。TVでは名前の横に年齢が必ず書かれ、女性も男性も年齢による十把一絡げの差別がある。くだらない」

と、いとこの池上高志がツイッターで書いていた。

村中璃子はペンネーム。年齢も卒業年もずっと非公開にしている。

それなのに日本では毎度、「何年卒ですか?」「何年生まれですか?」などと、当たり前に必要な質問のように聞かれる。

年齢をいちいち言わないのは、年齢で勝負してないからに決まっている。

年齢によって変わるものって実はあまりない。違いは毎日どのくらいの有用な情報を得てもの考え仕事をしているかだ。

日本と海外のニュース番組を見ていて感じるのは女性キャスターの扱いだ。

日本のテレビでは、若く美しい女性たちが笑顔や深刻な顔で「そうですね」と、男性キャスターの意見に応じるだけの役割を与えられている。しかも、話し方は幼く声は少女のように高い。一方、海外のテレビでニュースをレポートしているのは、日本基準からすると決して感じがいいとは言えない、今にも噛みついてきそうな女性たちだ。

もちろん、女性キャスターたちの見かけや態度は、話の内容とは何の関係もない。私が言いたいのは、女性に期待する役割や年齢が海外と日本とでは大きく違うということだ。

昨今のメディアのマーケティングでは「30代女性」とか「50代男性」という風に年齢と性別でオーディエンスを分断し、特定の年齢や性別にささる記事を売ろうと必死だ。

けれど、この戦略は本当に正しいのだろうか。

性別も年齢もグラデーションの問題だ。また、仕事の中身とも関係がない。LGBTの問題を積極的に取り上げ「新潮45」を廃刊に追い込みながら、結局は年齢や性別でマーケティングしているメディアは自己矛盾しないのか。

これは、単に記者に年齢・性別を問わずに読まれる記事を書く力がなく、メディアにそういう記事を届ける力ないことの裏返しなのかもしれない。しかし、新聞や雑誌が売れない、テレビを見る人が減った、有料の記事が売れないなどと嘆きながら、マーケットを分断し、パイを小さくしているのはひょっとするとメディア自身なのかもしれない。

こちらは、エイジズムについての茂木健一郎さんのコラム。

https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8398244.html

”一浪、二浪、現役っていうのも一種のエイジズム”
”笑っちゃうのは「30歳になったからどうの」っていう人たち”
”女性のことを、年齢であれこれと決めつけるおやじは最悪。その最悪なおやじの言動と同じことをメディアもやっている。大いに反省したらいい”

女優やタレントのように主に見かけや若さで勝負している人はまだしも、そんなもので勝負していないという人がいちいち何歳になったからどうのと宣言する時点で、私もそういう宣言をする人の心の歪みを感じてしまう。

そう言いながらも、私も自分自身エイジズム的なふるまいをしたことがある。

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年齢(age)性別(sex)によるマーケティングは本当に有用か?ー日本の女性キャスターの話し方が少女のように幼い理由

村中璃子 Riko Muranaka

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