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「要らなくても打つ」という選択ー英、新型コロナワクチンを健康な5歳から11歳子どもにも推奨へ

私はこれまで、子どもには新型コロナワクチンは「要らない」という考えでいました。特にオミクロン株ではワクチンが感染を予防する効果はとても低く、重症化を防ぐことしかできません。子どもの新型コロナ重症化のリスクはもともと低いので、重症化を予防するためにワクチンを接種してもあまり意味がないと考えていたからです。

「要らないから打たない」以外の選択もある

ところが、わたしの周囲でも子どもや子どもがいる家庭の感染が相次ぐなか、「要らないから打たない」ではなく「要らなくても打つ」という選択肢のベネフィットについて改めて考えるようになりました。

これから暖かくなります。今や人口の大半が最低2回のワクチンを接種している、もしくは感染したことがあるという状況を考えると、特に子どもはワクチンを打たないでもいいんじゃないかと考える人も多いと思います。

前回記事「次はウチかもしれないー子どもがコロナいなったらどうするか」で書いたとおり、家族全員がワクチンを接種していても、オミクロン株の家庭内感染を防ぐことは相当難しいようです。

しかし、

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