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文系女医の書いて、思うこと【スタンダード】

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#10万個の子宮

子宮頸がんワクチンをめぐるその後の問いに答える「続・10万個の子宮」

1冊の本が世論だけでなく、政策も動かす――。 そんな経験を持つことのできる書き手は幸せです。 子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨再開の決定を記念し、『10万個の子宮 あの痙攣は子宮頸がんワクチンの副反応なのか』(平凡社、2018年)以降にnoteに書き続けた、子宮頸がんワクチン問題についての記事を「続・10万個の子宮」としてまとめました。 勧奨が再開しても、ワクチンに関する正しい理解と信頼が無ければ、接種する人は十分に増えないでしょう。 本来であれば、勧奨再開に合わせて

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「安全性示す情報にも耳を傾けて」北海道新聞朝刊にインタビュー掲載

2018年8月21日付の北海道新聞朝刊「興味深人」に私のインタビュー記事が掲載されました。インタビュー形式とはいえ、新聞が、安易な両論併記を避け、このような大きな扱いで子宮頸がんワクチン問題を取り上げたことに、変化を感じています。 世界では、子宮頸がんワクチンに限らず、科学的根拠のない反ワクチン運動が何度も起きています。その代表的なものが、1998年に起きた麻疹ワクチンが自閉症を起こすというワクチン薬害デマ「ウェイクフィールド事件」です。 後に、薬害を起こすというデータが

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記者会見と掲載誌プレゼントのお知らせ

子宮頸がんワクチンの薬害ねつ造を指摘した記事を書いたことに対し私に起こされている裁判で、7月30日、31日に証人尋問が開催されるのに伴い、以下の要領で記者会見を行います。 正しい情報を社会に伝えたいという媒体の方、フリーの方も奮ってご参加ください。 記者会見池田修一元信州大学元医学部長の村中璃子氏に対する 名誉毀損裁判に関する会見のご案内 日  時:2018年7月31日(火) 16時30分 ~17時30分 場  所:厚生労働記者会(厚生労働省9F) 参 加 者: 石渡 

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私に起こされているSLAPP訴訟について、もう一度署名にご協力ください。

子宮頸がんワクチンの薬害を捏造を指摘した記事を書いたことで、信州大学元医学部長で元教授の池田修一氏から私に対して起こされている名誉棄損裁判で、原告が提出した証拠資料に改ざんの疑いが浮上したのを受け、科学的根拠に基づいた言論活動を支援する団体「守れる命を守る会」が再び署名を集めています。 英米法系の国では、証拠資料の改ざんや捏造は、法廷侮辱罪にあたります。程度によってはその事実だけで裁判が棄却され、実刑をともなうこともあります。日本では証拠資料の改ざんや捏造に関するペナルティ

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証拠資料も改ざん?子宮頸がんワクチン薬害ねつ造実験裁判で。

2016年3月16日の夜、TBSのNEWS23で信州大学元医学部長の池田修一氏が、「子宮頸がんワクチン」と示されたマウスの脳切片だけが緑に光るスライドを示しながら「明らかに脳に障害が起こっている。ワクチンを打った後、こういう脳障害を訴えている患者の共通した客観的所見が提示できている」「子宮頸がんワクチンを打ったマウスだけ、脳の海馬・記憶の中枢に異常な抗体が沈着。海馬の機能を障害していそうだ」と発表した実験について、①池田氏が示した脳切片は、実はワクチンを打っていないマウスのも

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私に対して起こされている裁判の進捗について

科学的根拠に基づいた言論活動を支援する団体「守れる命を守る会」が、私に対しておこされている裁判で裁判所に提出された書面の整理や、裁判の簡単な進捗報告をしています。 ボランティアで管理されているウェブサイトだけに更新も頻繁ではなく、進行中の裁判だけに進捗報告はオンタイムでもありませんが、昨日、進捗報告の(17)から(20)が一気にアップされました。 証人尋問は東京地裁にて、7月30日、31日の予定です。

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七夕の日に札幌で講演「10万個の子宮とワクチン」。当日参加OKになりました!

「僕たち日本人の医者だけ、あとどのくらい子宮を掘り続ければいいんですか?」 筆者の母校、北海道大学での講演会で、最前列の隅にいた若い産婦人科医がした質問だ。 子宮を掘る 、つまり、子宮を摘出するということ。 若い産婦人科医は続けた。 「ワクチンがあるのに使われていないのは本当に無念です。でも、この問題を口にするのは憚(はばか)られます」      

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署名の提出と、証人尋問のお知らせ。

不正なマウス実験でHPVワクチンの薬害を主張する医師から起こされている、名誉棄損裁判に関する署名へのご協力、ありがとうございました。 総数2577件の署名と多数のメッセージが集まり、東京地裁(6月4日)、信州大学(6月13日)、信州大学(6月19日)に提出しています。 メッセージは「署名に寄せられたメッセージたち(1)(2)(3)」で公開していますので覗いてみてください。 証人尋問の日時も決まりましたので、お知らせします。 証人尋問は、私も映画やドラマでしか見たことが

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中日新聞「この人」欄にインタビュー掲載

6月16日付の東京新聞「この人」に続き、6月19日付中日新聞の「この人」にも取材記事が掲載されました。

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「人は不安だけで病気になる」反・反ワクチン本からの学びを大阪の震災に生かす。

6月17日付の書評欄「栗原裕一郎さんの3冊の本棚」が私のジョン・マドックス賞受賞に触れながら、私が帯を書いているポール・オフィットの『反ワクチン運動の真実』と、ユーラ・ビスの『子どもができて考えた、ワクチンのこと、命のこと』を紹介しています。東京新聞は18日の人物欄でも「著書『10万個の子宮』が反響 村中璃子さん」のタイトルで私のインタビュー記事を掲載しています。 ユーラ・ビスの『子どもができて考えた、ワクチンのこと、命のこと』の原作は、フェイスブックのCEOマーク・ザッカ

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東京新聞の「この人」欄に私のインタビュー記事が掲載されました。

著書「10万個の子宮が反響」 村中璃子さん 今日(6月16日)東京新聞朝刊に私のインタビュー記事が掲載されました。 小さな記事ですが、大きな意味のある記事です。

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【VERY】7月号掲載のインタビュー記事「子宮頸がんワクチンをめぐるジレンマ」のこと。

今日発売の「VERY」2018年7月号に見開きでわたしのインタビュー記事が掲載されました。20代から40代の子宮頸がん罹患世代、子育て世代の女性が読者層の雑誌が、子宮頸がんワクチン問題について本格的なインタビューを掲載するの初めて。 ファッション誌のインタビュー記事と侮るなかれ。インタビュアーも真剣なら、私も真剣に答えています。 「VERY」と言えば、いわゆるオーガニックでデトックスでゼロベクレルな女性向けの雑誌。科学やテクノロジーに対する行き過ぎた懐疑心と自然志向が、か

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5月25日発売の「クロワッサン」にインタビュー掲載

本日発売の「クロワッサン」の「あなたに伝えたい」で私のインタビュー記事が掲載されています。実は、女性誌が『10万個の子宮』を取り上げるのは初めて。改めて雑誌を手に取って思うのは、食べる物や着る服、インテリアやガーデニングなどと同じように、すべての女性にもっともっと自分のからだに関心をもって大切にして欲しいということ。そして、このインタビューを通じて本当に伝えたいのは どの情報が信じるに値するか それを判断する力が必要 これだけです。 ライター、フォトグラファー、編集者の

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署名に寄せられたメッセージたち(2)

「署名に寄せられたメッセージたち(1)」に引き続き、私の裁判についての署名に寄せられた応援メッセージを紹介していきます。署名していただいた順です。ざっとみたところ、半数以上が医療関係者や研究者からのもの。残念なくらい少ないのは、メディア関係者からのものですが、子どもをもつ親や日本の科学報道のあり方に疑問を持つ一般の方からのメッセージも多数あることに心が洗われます。 これを読んで感じるのは、皆さん、自分ごとのように心から応援してくださっているということ。子宮頸がんワクチン問題

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