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#ワクチン
結局、ワクチンで新型コロナ後遺症は防げるのか、発症率「1~2割」は本当か
新型コロナウイルスの「後遺症」の予防に、ワクチンは有効なのでしょうか。
ワクチンの後遺症予防効果を見た国内外の論文は1000本以上あります。しかし、接種したワクチンは、種類も違えばスケジュールも異なります。感染したウイルスの型も違えば、感染のタイミングや回数、重症度も受けた治療も違います。システマティックレビュー(複数の論文のデータを比較検討したもの)もいくつかありますが、バイアスや交絡(因果の
ワクチン型のインフルエンザ「山形系統」が消滅した
興味深いニュース。
マスクやソーシャルディスタンシング(この言葉も今やひどく古く聞こえます)など新型コロナウイルスに対してとった対策により、それまでは毎年流行していたB型ビクトリア系統のインフルエンザウイルスは消滅したので、2024年からはインフルエンザワクチンに入れるのはやめるようWHOが推奨を出したという報道があった。
流行っていない型をワクチンに入れる必要がないのは当然のことながら、
結局、どうする?新型コロナワクチン秋の追加接種、最終ガイド
今月20日から秋の新型コロナワクチン接種が始まります。わたしの暮らすドイツでも10日から始まりますが、ほぼ誰も追加接種の話はしていません。新型コロナワクチンの接種・追加接種が推奨される対象が大幅に縮小したためです。
昨日、日本でも来年度から65歳以上の人以外は原則として自己負担になるとの報道が出ましたが、日本以外の諸外国はすでに対象を狭めています。
ワクチンが2価から1価になった理由ところで、
伸び悩む接種率、つづく子宮頸がん(HPV)ワクチン集団訴訟
8月17日で、信州大学の元教授で現在も同大学の名誉教授の池田修一氏に訴えられてから7年の月日が流れました。
わたしにとってこの裁判はもう過去の話ですが、国と子宮頸がん(HPV)ワクチンの製造元を相手取った集団訴訟はまだ続いています。
今日は原告側の証人第1号として、その池田氏が尋問を行いました。
鈴木エイトさんの5月18日付のツイッターによれば
と相変わらずの状況の中、勧奨が再開し、9価ワ
子どもから、安全に「感染を許容」していくという議論
昨年9月、ワクチン接種率72%に達したデンマークは「新型コロナはもう脅威ではない」として、マスク、ワクチン接種証明の提示など、それまで行っていた新型コロナに関する行動制限を全廃することを発表しました。
集団免疫成立ラインと言われていた70%接種率を達成してからは、感染をある程度許容し、ワクチンを打たない人は重症化や死亡のリスクが高いが自己責任で、ワクチン接種者や若い人などリスクの低い残りの人は、
オミクロン株対応ワクチンの重症化予防効果は今のワクチンとほぼ同じ?
アメリカやイギリス、EU各国ではオミクロン株対応ワクチンの接種が始まっています。
オミクロン株には、高い免疫回避能があります。ワクチンや感染からの回復で免疫を得ていても、それをすり抜けて感染する能力です。特に世界的に流行しているオミクロン株のBA.5の免疫回避能は高く、ワクチンを打っている人の間でもたくさんの感染を引き起こしています。
オミクロン株対応ワクチンは「意味がない」という専門家が続出