31.片道240円の切符。
田舎の駅。
都会とは違うトコロ。
ヒトが少ない。
Suicaがないから、自動改札もない。
切符を買って、駅員さんに切符を渡してスタンプを押してもらう。
ヒトがいないから、駅員さんの朝の挨拶の余裕がある。
「おはようございます。」
その一言でも温かく幸せな気分になる。
朝のラッシュなどない。
毎朝のラッシュが当たり前だと思っていた私の朝の電車のイメージが、ラッシュのない朝の電車はこんなにも優雅で心地良い時間があるものと新しい発見があった。
10分という短い旅は、あっという間。
ただ、車窓から見る景色がいつの間にかに夏の明るい緑から稲穂の秋に変わっていた。
ゆっくり本を読んだのはいつぶりだろうか?
久しぶりに読む本は、お気に入りの本を選んだ。
たかが、電車で通勤するだけなのにこんなにも自分の好きな事ができると思うと電車通勤も悪くないなと思えた。
車通勤とは違う、電車通勤の魅力にハマった自分がいた。
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