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ボスキャリについて教えて、と言われて私が伝えられること全て

先日10月1日に内定式に行って来ました。内定先からはボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ /BCF)でオファーをいただいたのですが、去年の今頃は留学先で不安になりながらも毎日準備をしていたなと思い出し感慨深くなりました。

ボスキャリの時期が近づくにつれて「りこちゃん、ボスキャリについて話聞きたい、色々教えて、ここが不安」という連絡をたくさんいただいていたのですが、帰国後それなりに忙しい時間を過ごしていたため個別にきちんとお返事ができていない状況でしたので、記事を書くことにしました。(早めに力になれず本当に申し訳ないです。)

まず、私の場合の大まかなスケジュールは以下のような感じでした。早め過ぎるほど早めに動いて損することはないです。

準備〜当日のスケジュール

7月:ホテル・航空券の予約/履歴書用の写真撮影
8月:WEBテストの対策/BCF共通のレジュメ作成
9月:BCF共通のレジュメ作成/応募企業リスト作成
10月:個別のES作成・提出/WEBテスト受験/WEB面接
11月:WEB面接/履歴書作成
11月7日(水)[BCF2日前]:ボストン入り/のんびり面接対策
11月8日(木)[BCF1日前]:2社と面接/会場の下見
11月9日(金)[1日目]:面接/ディナー
11月10日(土)[2日目]:面接/ディナー
11月11日(日)[3日目]:面接/観光
11月12日(月):留学先へ帰国

今までに後輩に質問された項目が多すぎるのと、綺麗にまとめる余力がないので伝えたいこと箇条書きでダダーーーーっといきます。

本当に、すみません。

ちなみに、ES・WEBテスト・面接自体の内容などについては普通の就活と変わらないので、外資就活とか就活サイト見る、またはその企業を受けたことがある先輩に聞く、信用のおける大人とESブラッシュアップや面接対策するなどが一番いいと思います。ので、それ以外のことで。

ホテル/航空券の予約について

ホテル/航空券は早めに(6月〜7月までには)取ってください、どちらもバカ高くなります、ホテルの部屋無くなります

・どれだけ値段が高くても会場まですぐ歩ける場所にホテルを取ることをおすすめします、とにかく寒いです、1日中会場で連続して面接するので体力温存 is 一番大切

・私はボスキャリ2日前にボストン入りしました、ちゃんと準備しているとおそらく前日に面接が入ることもあるので早めに行くのはおすすめです、面接入らなくても会場の周りを歩いて雰囲気になれたり寒さに慣れたり観光したりできます、飛行機疲れるし緊張するしハプニングもきっと起きるし早めに行きましょう

BCF共通レジュメの作成について

・BCF共通レジュメはかなり自由なフォーマットなので見出しをつけたりして見やすくしましょう、とにかく簡潔に、数字など分かりやすくインパクトのあるものを使うと目に留まりやすいと思います

・「英語レジュメはどう書きましたか」と聞かれますが、書き方ググって、ドラフトを書いて仲良しのアメリカ人教授に添削してもらいました、ネイティブの友達でも先生でも誰でも良いので見てもらうとマシになると思います

・この記事の最後に有料で私の共通レジュメ(日本語)を公開しているので、作成の参考にされたい方はぜひ見てみてください。

企業選びについて

・何社エントリーしましたか?とよく聞かれますが、何社でもいいと思います

・「ほぼ全ての面接がオンラインまたは一つの会場で済む」というボスキャリのメリットを利用して、私は興味のある業界/会社をほぼ全て受けました

・25社くらいエントリーしましたが、面接で違うなと思ったらその時点で業界ごと外したりしたのでちゃんと受けたのは5社くらいです(内定取りゲームというよりも、自分に合う業界・企業・やりたい仕事にマッチするかどうかを見極めるためにたくさん受けたという感じです)

・他の企業との面接の内容が第一志望の面接に役立ったりしたので、知識を得るという意味でも良いと思います

・特にB向けのサービスを展開している企業などは普段話を聞く機会もサービスを使う機会もないと思うので、いろんな企業の人と話してみるという意味でたくさん受けるのは良いと思います(部屋から出ずに面接できるし!上だけスーツ着れば下パジャマでもバレないし!!ね)

留学との関係性について

・帰国生でボスキャリに行く方から「留学中ではないのにどうして来たか聞かれるか/どう答えたか」を知りたいと言われます

・私は留学中に行ったのでこの手の質問はされたことありませんが、「なぜそこに留学したのか、何をしていたのか」はほぼ全ての企業で聞かれます

・面接は見せ方が命なので、嘘はつく必要はありませんが全て本当のことをいう必要もなく、上手くストーリーを作れるかにかかっていると思います

・私の場合は、香港(しかも家から30分で深セン)という変な場所に住んでいたので、IT大国かつIT鎖国である中国大陸と香港の差や日本との違いなどを話して、今後の日本や世界のIT産業の成長にどう影響するか・どう活用できるかなどといった文脈に持って行くことが多かったです

当日持って行くといいもの/その他準備すると良いこと

履歴書用の写真!結局最終面接で紙の履歴書を出すように言われる企業がほとんどでした。急いでアメリカで写真をプリントすると、顔面が盛れないかもしれないし日本の履歴書サイズに合うかわからないし、とにかく日本の写真館で綺麗に撮ってもらうことをおすすめします、データももらえるのでエントリー時に企業のマイページ用にも使えます

・あと、女の子はフラットパンプスを持って行くことをおすすめします。とにかく寒いし、だだっ広い会場内をめちゃめちゃ歩くので、ヒールだと絶対に足が痛くなります。私は「スーツじゃなくても良いですよ」なんて言ってくれるような企業も多く受けていたので、そのままフラットパンプスで受けてました(受かりましたので問題なし)。お堅い企業だったら、面接を受ける時だけヒールに履き替えれば良いし。これはお姉さんからのお願いです、女の子、フラットパンプス持って行って。

・同じようなことですが、就活用バッグじゃなくてリュックや使いやすいバッグで良いと思います。私は就活用バッグを初日使っていたのですが、そもそも使い慣れていないしパソコン入れるし大量の資料やレジュメ入れるしお水も入れときたいしメイクも直したいからポーチも入れるし重い!!!腕ちぎれる!!知らん!!と思って二日目からリュックにしました。「きちんとした就活バッグを使っていないと不安。。。お堅い企業だし。。。」という人はそれはそれで全く問題なしですが、そもそもあの小さい面接ブースで就活生のバッグが何かを見てる面接官なんてクソレアだと思うので、普段使ってないもの使うと変に緊張するし、できるだけいつもの自分でいられるようにしてください。(まず異国の地というだけで普段の自分出すの意外と難しいからね!)

・あとはディナー用に可愛い服でも持って行こう

・あとはUberEatsはさすが本国、便利、寒くてもホテルまで温かい食べ物が届きます

一番大切なこと

いろいろ書きましたが、一番大切なことは、今までの自分をきちんと理解して、経験や強みをきちんとストーリーにのせて伝えられる力自分の未来と欲しいものを描いて、ここならそれが得られるいう判断軸の二つでしかないと思っています。

ボスキャリってお金もかかるし一年に一回しかないし、さらに日本での就活時期にどうしても戻れないからここで内定をもらうしかない、という切羽詰まった気持ちになることは、当事者でもあったからこそ、めちゃめちゃ理解できます。

でも、1番の勝ち筋は、内定取りゲームにならないで、どれだけ自分と向き合えるか、将来欲しいものを描けるか、それを得るために準備ができるかです。私もボスキャリで内定がもらえないと恥だな最悪だなと思っていたけど、今は自分が働いて不幸になるような企業の内定をもらう方が最悪のシナリオだったなと思えます。

私は、学生時代長く色んな企業でインターンをしていたので、当時のインターン先の上司や先輩など、力を貸してくれる大人にすごく恵まれていて、困れば本当になんでも相談していました。(企業選びからESの添削、面接対策まで、、その節はみなさまお世話になりました、、)

自分ひとりで準備するのが難しいのは当たり前なので、色んな大人を頼ってください。

私は現在、そうだんドットミーという匿名オンラインキャリア相談サービスを運営するポジウィル株式会社でインターンをしています。周りにそんな大人がいないよ、親も全然令和時代の人間じゃないしあてにならない、一人じゃ心配、いつも頭の中を整理できないまま面接しちゃって上手く話せない、そんな人は使ってみてください!それこそ自己分析から企業選び、ESの添削、面接対策までなんでもしてくれます。(マジで当時の自分が使いたかった)

その他、ボスキャリについて聞きたいことあればTwitterのDM宛てにご連絡ください〜〜!上でも書きましたが、有料で共通レジュメ(日本語)の添削もさせていただきます!

(ボスキャリ来月頭か、、もっと早く、ちゃんとした文章を書けばよかったと後悔してます、ギリギリまでお手伝いできることあれば質問なんでも答えます!みんな頑張って!(祈))

この先に私のBCF共通レジュメ(日本語)を公開しています!
参考にされたい方はぜひご自由にダウンロードしてください。

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