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福田悠一という男について

ということで前回の宣伝通り今回は福田悠一さんについてご紹介していきたいと思います。

なぜ執筆することになったか経緯をご説明すると、福田さんはTwitterもInstagramも使用していない為、私がnoteをしていることももちろん知らなかったです。

しかし2週間前程に福田さんから突然"いっちーnoteやってるんだね!見たよ!"と言われ嬉しさよりも衝撃が先に来ましたね。
どのような経緯で知ったかを尋ねたら福田さんの友人から勧めて下さったらしく読んで下さったそうです。
そしてその会話の最後の方に"今度福田さんのも執筆しますね!"と言い福田さんは"僕のことなんか何も載せることないよ"と言われたのですが、たくさんあるので執筆します。

ということでいつも通りまずは経歴からご紹介します。

プロフィール

福田悠一
・鳥取県出身
・米子東高校卒
・創価大学4年生 法学部
・5000m 13′43
・10000m 28′19
・ハーフ 65′01
・座右の銘 今を大切に

福田さんの経歴について

福田さんは鳥取県出身です。
鳥取県の中でもかなり山奥の出身で小学校すらも遠い位置にあったそうです。
そのためバスで小学校まで行っていたそうですが、そのバス停まですらも遠い位置でかなり通学手段は大変だったそうです。

高校は米子東高校に進学しました。
この米子東高校までも毎日一山超えて自転車で通っていたそうです。
そしてこの米子東高校について私が全く知らなかったので、少しリサーチしてみたらなんと鳥取県の中で最も偏差値が高く頭のいい高校でした。
福田さんが頭がいい高校を卒業していたのは知っていましたが、鳥取県の中で一番偏差値が高い高校ということは知りませんでしたね…
さすがの一言に尽きます。

大学は数々の複数大学からスカウトが来ていたと聞いたことがありますが、その中でも創価大学を選びました。

5000mの自己ベストは先月に出したタイムです。
13’43がどれだけ早いタイムかと言うと私が先日出した自己ベストが14’45なので1分も違います。
もう言わなくても分かりますよね。
とにかく早いです。
まあ私のタイムが遅いというのもありますがそこはそっとしといて下さい…笑 

この記録は創価大学の日本人歴代最速記録です。
以前までの記録が恐らく昨年米満さんが出した13’55だったので10秒以上も更新したことになりました。
ちなみにこの記録は鳥取県の学生記録でもあるそうですよ。

10000mの自己ベストも先月出した記録です。この記録も創価大学の日本人歴代最速です。
以前までの記録がこれもまた昨年米満さんが昨年出した28’30だったのでこれもまた10秒以上の更新となりました。
ちなみにこの記録も鳥取県の学生記録だそうです。

ハーフの自己ベストは昨年の箱根駅伝予選会で出したタイムです。
ハーフのこの記録は最初で最後の記録になってしまいましたが、今走ったら恐らく3分以上は更新できると思います。
昨年の箱根駅伝予選会は季節外れの気温の上昇によりあまりいいコンデションではなかったため仕方ないですよね。

続いては福田さんの中身についてご紹介したいと思います。


☝️先月の八王子ロングディスタンスの様子

福田さんの中身について


1.クレバーな男

ということで一つ目はクレバーな男ということです。
上記にも記載した通り賢い高校を卒業しているので勉強ができます。

よく夜に食堂で勉強している光景を見るのですが、ぱっと見ただけでもわかるぐらい難しいことをやっています。

本人から直接聞いたことはありませんが噂によると英語のTOEICというテストがあり、このテストが本当に難しいのですが点数が物凄く高いそうです。

私の点数と比較して説明したいのですが、私のTOEICの点数がひどすぎるため勘弁して下さい。笑 

そしてこのクレバーなところは競技にも活かされています。
福田さんは自分自身の体の状態を把握できる能力が高いです。

この自分自身の状態の把握することは一見簡単そうに聞こえますがかなり難しいです。
極端な例を出して言うならば、怪我をする人は自分の状態を把握しきれていないと思います。

怪我は仕方ないと言えば仕方ありませんが防げる怪我もたくさんあります。
その一つとしてキャパシティーオーバーになり爆発してしまい怪我をするというパターンが大半を占めると思います。
キャパシティーオーバーになるということは自分自身の状態を把握できていないということは分かりますよね。

福田さんの場合はこの自分自身の状態を把握できる能力が長けているので、怪我をする前に練習をストップしジョグに切り替えたり補強トレーニングに専念したりと怪我を長引かせず練習を最低限継続させていくことが出来ます。

そしてクレバーな最大のメリットは試合へのピーキングができるということです。

過去にはまともに練習を二週間程しかしていない状況で5000mで14’02ぐらいのタイムで走り抜いたこともあります。

ポイント練習ももちろんしっかりと消化しますが、とにかくレースでは全く外さないのが福田さんの素晴らしい所です。

今回の箱根駅伝もしっかりとピーキングをして爆走してくれるでしょう🏃‍♂️

☝️14′02で完走したホクレンロングディスタンスの様子

2.音楽大好き系男子

ということで二つ目は音楽大好き系男子です。
福田さんは音楽が大好きです。
特に具体的にアーティストで言えばが大好きです。
毎週木曜日にvs嵐というバラエティー番組が先週まで放送されていたのですが、食堂でテレビに釘付け状態になっていました。

そしてなんといっても嵐の曲が大好きで、寮内であったらどこでも歌ってます。
廊下や食堂、風呂、トイレなどの共有スペースで嵐を歌っている歌声が聞こえてきたら福田さんというのがすぐに分かります。

過去に私自身が鼻歌程度で嵐を歌っていたのですが、嵐じゃん!としっかり反応してくれました。笑

常に自分の世界観というものを大事にされている方で、いい意味でマイペースです。
この歌声が寮内でもう聞けなくなると思うと少し寂しいですね… 

箱根駅伝でも嵐を巻き起こす走りに期待したいと思います。

☝️島田合宿の様子

3.最後の箱根に向けて

ということで三つ目は最後の箱根に向けてです。
福田さんは大学で競技を引退されます。
卒業後は地元鳥取県の県庁に勤めることが決まっています。
県庁に勤めるということは凄いうえ、狭き門を突破されたのでさすがですよね。

正直な話、福田さんは実業団に行き競技をつづけても結果は残せる実力は確実にあります。
もったいないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただやはり本人の気持ちが最優先だと思いますし、中途半端の気持ちで続けても楽しくないとやりがいもないと思うので、福田さん自身が選んだ道を私は応援したいですね。

少し話が逸れましたがそんな福田さんの競技人生の集大成が箱根駅伝です。
ラストランが悔いのないように全力を出し抜いて欲しいですね。

前回は4区を出走し区間4位と大仕事を果たしてくれました。
今年は1区にエントリーされています。

トラックの記録では昨年の米満さんという伝説を超えた福田さん。

明後日の箱根駅伝は是非テレビにかじりついて瞬きはもちろん厳禁、一瞬も気を抜かずに福田さんをご覧下さい。

☝️楽しそうに走るのもひとつの特徴です。

エピローグ

以上で終えたいと思います。
いかがだったでしょうか。

ちなみにもう少し性格のことを具体的に綴ると本当に優しい方です。
お話しする際も何でも聞いて下さり、最近では福田さん側から話しかけて下さることも増えて私自身としては本当に嬉しいです。

挨拶に関しても毎回気持ちよく挨拶を返して下さりますし、気分の波もほぼ無く毎日楽しそうに過ごしています。

そして一番私が皆さんに伝えたかったことを最後に綴って終えたいと思います。

それは何かというとチームメイトのことをよく見てくれているということです。
福田さんはチームのエースなので自分自身のことでも精一杯なはずです。

あまり私生活でも少し良くない言い方をすると、自分自身に集中している雰囲気はあります。
ただところがどっこい、これは偏見にしかすぎません。
創価大学駅伝部はチームで月に一回月間MVPというのを集計するのですが、毎回他の誰よりも断トツで丁寧に理由まで述べて投票して下さるのが福田さんです。
実はチームで一番皆のことを見ていると言っても過言では無いと思います。

エースでチームのことをよく見ていて、性格も優しく嘘もつかない素直さを持ち、そしてなんといっても天才肌で周りから絶大の信頼を得ているランナー福田悠一さん。

こんな素晴らしい福田さんの最後の雄姿を目に焼き付けましょう! 

箱根駅伝まであと2日!


今回も読んでいただきありがとうございました。
皆さん良いお年をお過ごしください。

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