サトウリキヤ

建築業を経て、家業の鉄工所で職人として働きながらアート、インテリア制作しています。 元…

サトウリキヤ

建築業を経て、家業の鉄工所で職人として働きながらアート、インテリア制作しています。 元そろばん塾の4階建て古ビルを購入し、住みながらDIYしています。

最近の記事

今年やること、3つの挑戦

あけましてなんともう20日をとうに過ぎてしまった。時間が経つのは年々早くなる。 豪雪で身動きが取れない日に書く2024年の一発目ということで、遅くなってしまったが今回は今年の抱負というか、昨年末からフォローしている木下斉さんの年末の記事に「毎年人生初を3つやる」という話があったので、こちらにあやかって僕が今年挑戦する3つのことを書いてみよう。 2024年の3つの挑戦昨年末に3つの挑戦は決めていて、実際に1に向けて準備を進めていたらもう24日になってしまった。なので慌てて書

    • スツール考①

      スツールという家具はおもしろい。 様々ある家具の中でも最もプリミティブな用途でありながら、時代や地域の文化を強く反映し、デザイナーの意思を最もわかりやすいカタチで伝えることができるからだ。 私はその中でも”カタマリ系”スツールにお熱である。 カタマリ系とは、骨材を組み合わせて構成する椅子やスツールではなく、1種あるいは多くても2種の材料を使って全体を一つのまとまりとして感じられるモノを私が勝手にそう呼んでいるのである。 ギュッと素材の魅力が詰まっていて、かつデザインの力

      • "あなたがやらなければ、世界がそれを失うのよ"

        正直このタイトル以上の内容を書ける気がしない。 これは振付師でありモダンダンスの開拓者であったマーサ・グラハム(1894-1991)の言葉である。(引用文献は失念、思い出したら書きます) 自らの意思で何かをしようとする人を奮い立たせるのにこれ以上の言葉はない。なによりもこれからnoteを書いていこうとするソーシャルネット原始人である私に向けて、この1文を思い出した。 私は家業である小さな鉄工所に勤めながら家具やアート製作をしている。 本でこの言葉を得て以来、思いついたも

        • 都市観察シリーズ①祈りの場所

          写真整理の時に必ず目に止めてしまうような写真たちがたくさんあるので、ぜひこちらに都市観察シリーズとしてまとめていこうという趣向である。 解体工事の現場を見るのが好きだ。 何気なく通り過ぎていた建物に突然足場やシートがかかり、解体工事が始まると、毎日同じ道を通って観察してしまう。するとそれまで持っていたその建物のイメージは表面の皮一枚にすぎなかったのだと理解する瞬間がある。 それは自分にとってなんの関係ないのだから当然の事だ。 と言ってしまえばその通りなのだが、そもそもそ

        今年やること、3つの挑戦