見出し画像

写真整理をしなくてもアルバムはつくれる

「アルバムとかフォトブックを作りたいとは思ってるけど、写真の整理ができてないから作れない~」と、アルバム作りと写真整理は切っても切れない関係のようにしばしば語られます。

が、本当にそうなのでしょうか?

例えるならば…洗濯物!

「写真整理できてないから、アルバム作れない~」というのは、私から見たら「洋服の整理整頓できていないから、何も着られない~、お出かけできない~」と家に閉じこもっているのと同じ。

整理整頓できていなくても、とりあえず、洗濯物の山から引っ張り出して、何か選んで着ていくでしょ?とりあえずで良いので、写真の山から何か選んで、子どもに見せてあげましょう。スマホやパソコンの画面を見せるより、子どもが自分で何度でも見られるアルバムやフォトブックを作るのがおすすめ。

「完璧」なアルバムを目指してない?

「時系列で抜け漏れなく」「全てのシーンがベストショット」である完璧なアルバムを目指しているから、「写真整理しないとアルバムは作れない」と思うのかも。

「忙しい中、せっかく作るから」「後々残すためのものだから」「良い写真がたくさんあるから」と力が入っちゃうんですよね。そして、たまーにしか取り組まないから、一発で良い物を作ろうとしちゃう。

ハードルをぐぐっと下げて、「最近の写真で」「デジカメにはもっと良い写真もあった気もするけど」「気に入らなければまた作れば良いや」という気楽な感じで、アルバムでもフォトブックでも1冊作ってみてほしいんです。

アルバムには旬がある

子どもが家族写真を見て、めちゃくちゃ喜ぶのは、2歳~小学校に上がるくらいまでなのかな?と思います。

言葉でのコミュニケーションが十分にはできないけれど、自分や家族のことは認識できる、少し前のことは覚えていられる…そんな幼少期にアルバムがあると、すっごく楽しい親子のコミュニケーションツールになります!

まず、小さな子は純粋に自分のことが大好きで、自分が写っているだけで嬉しい。家族のことも大好きだから、一緒に写っていると嬉しい。「ここにいったね!」「あ、おとうさんだ!」と一生懸命アルバムを見てくれます。

また、弟が産まれて「お母さんは弟のことばっかり…」と、娘がやきもちをやいた時にも、アルバムやフォトブックがすごく役に立ちました。「弟って、私が赤ちゃんだった時に似てるね~」「私もこんなに小さかったんだね」「この時、お母さん大変だった?」と、同じように手をかけてもらって可愛がられていたんだな、ということを感じ取ってくれたのです。

画像1

ポイントは「自分で感じ取る」ということ

「あなただって赤ちゃんの時は、ずっとお世話してもらってたのよー」と言葉で説明しても、なんだか言い訳っぽくて心に届きにくい。その点、写真だと子どもにとっても、分かりやすいし、押しつけがましくない!!スッと愛を受け取ってもらえます。

親としても、育児でイライラした時にふとアルバムが目に入ると「かわいいなー」「大きくなったなー」「もっと成長していくんだなー」と、日々のドタバタもかけがえのない一瞬なんだ!と捉えることができ、気持ちが落ち着きます。

これも誰かから説明されたり、頭で理解したりするのではなく、写真を見て「自ら感じ取っている」から、「自然と」目尻が下がるのです。

なので、家族のアルバムは、子育てが1番大変な時に作ってほしい!見てほしい!と思うのです。あなたの子育てを助けてくれるし、会話が何倍も弾んで生活が楽しくなるから。

不完全でも、大丈夫!!気に入らなければ、余裕ができた時に作り直せば良いんです。全てを整えるまで何も作らないのは、本当にもったいない!まずは1冊作ってみることから始めませんか?

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?