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【保護者向け】学校×子ども ベストマッチングをめざす!

こんばんは!特別支援教育コンサルタント(自称)のひつじです🐑

今日も思ったことを書かせてもらいます。これまでは、常体の文章で書いていたのですが、やんわりと敬体で書きたいと思います。

今日のテーマはこちらです!!特に発達障害・特別支援・療育に関わる保護者の方向けの文章となります。

①ベストマッチング法〜その1 子どもの適性を見極める〜

②ベストマッチング法〜その2 保護者の思いは?〜

③ベストマッチング法〜その3 情報収集を確実に〜

では、本題いきましょう〜


①ベストマッチング法〜その1 子どもの適性を見極める〜

子どもの適性。テキセイ・・・これは難しいですよね。かんたんに言うと、「何が好きで」「何が苦手か」です。この、苦手がキーワード。例えば、人と多く関わるのが苦手、大きな音が苦手、人に触られるのが苦手。もっと言うと文字を認識するのが苦手、などです。誰にでもあることですが、保護者の方からすると、この見極め方が難しいですよね。

主に、発達検査(WISCーⅣや、K-ABC、田中ビネーなどが有名)を受けると、どんな部分が得意で、どんな部分が苦手かがわかります。客観的にわかるので、保護者の方にもわかりやすいかと思います。

保護者の方からすると、これを受けるのに抵抗がある方多いんですよね。うちの子は、そうじゃない!!って。でも、どんな子にも、得意不得意はあるもの。な〜んとなく、これが得意なのかも?ではなく、何歳相当や、この領域が得意とかも出るのでわかりやすいかと思います。

②ベストマッチング法〜その2 保護者の思いは?〜

これは、私が担任の先生などに、一番意識してもらっている部分でもあります。そして、保護者の方にも面談で必ず聞きます。
それは、「子どもに将来(3年後)どうなってほしいですか?」ということです。詳しくは、こちらをご参照ください。​「未来志向型」について書いています。

 今の子どもの様子ももちろん大事。でももっと大事なのは、子どもに将来どうなってほしいのか。例えば、中学受験をしてほしい、高校は県立高校に行ってほしい。けれど、子どもに合う学校を見つけたいなど・・・。それが、明確になっていれば後はどう学習環境を整えていくかということなので、スムーズに話は進みます。
 少し、考えてみてください。子どもの可能性は「無限大」。どんなこともできます。その舵取りをするのは、もちろん本人。けれど、ちょっとまだまだお父さんやお母さんという船長が必要かもしれません。

③ベストマッチング法〜その3 情報収集を確実に〜

 これが一番伝えたいことです。公立小学校や中学校でも、学校によっての特色は様々です。学校のカラー、地域の風土、教員の雰囲気、昔ながらの歴史。新しい学校なのか、古くから地域に愛されている学校なのかによっても違います。そうなると、個性があるのは学校も同じ。
 部活動より勉強!という人が、部活動の強制力の強い学校に入るとミスマッチングを起こしやすいです。
 また、勉強に力を入れている学校で、部活動をがんばりたい子は埋もれてしまうかもしれません。
 特別支援学級も同じです。大規模な学級や、交流学習が活発な学級。作業学習など自立活動に力を入れている学級など、通常学級よりも特色がはっきり現れます。ここが、ミスマッチングを起こす原因となりやすいです。子どもの特性に合わせて、より居心地の良い学校や学級を選ぶと、ベストマッチングしやすくなりますよ。

「やわらかい新芽のうちに、よりよい土を与えて、肥料や水をやり、大きく育てていきましょう」


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