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高校球児たちへ(甲子園中止について)

甲子園中止という発表がありましたが、野球をやっていた僕個人としては残念な気持ちがあります。しかしインターハイが中止になって時点で大勢の球児たちも腹をくくっていたのではないでしょうか?

正直言うと今では「あー残念だな」って思ってますけど僕は今高校球児じゃないので当の球児本人達とは立場が違います。

どんな気持ちになるかをリアルに想像することはできませんでした。

野球人生が最後だった人、親は特に悔しい想いがあると思います。

今回の事例は簡単に前を向くことはできないかもしれないけど、少しでも良い方向に人生がいくようなことを紹介していけたら良いなと思います。



1:人生は元々狂っている

高校球児には「過去最大の出来事になった」という人がほとんどでしょう。

でも安心してください。これから過去最大の出来事は常に更新されていくことでしょう。

今回みたいな悲しい方向の出来事もあれば良い方向での予想外のこともある。

甲子園が無くなって人生狂ったという人もいるでしょうが、安心してください。

人生なんて元々狂っています。

過去にnoteでも記事にしたことがありますが、この機会なのでもう一度言いたいと思います。

狂ったとか予想外とか計画通りにいかなかったとか当たり前です。

逆に今までの人生全て思い通りにしてきた人は1人もいないと思います。

もし思い通りになっているならみんな試合全勝してきたはずですから(笑)

野球でそういうところを学んだのではないでしょうか?

予定通りの試合なんてないでしょう。人生もそれと一緒で狂ってるんですから、こういうものだと思って変化に対応していくしかないんです。

人生も野球と一緒です。

予想外のことがあっても結果的に勝てば良い。



2:練習の日々は無駄にはならない

ボール

甲子園が無くなって「今まで練習の日々が無駄になった」とか言わないでください。

・野球で何を学びましたか?
・野球を通してどんな人間になれましたか?

積み上げたものが必ずあるはずです。

野球を通じて人間的に成長してきた以上、練習の日々は決して無駄ではないと断言します。

甲子園が無くなったのは確かに残念ですが、甲子園で勝つこと、甲子園で全国を取ること以上のものをすでに得ています。

・考え方
・努力の仕方
・自分の追い込み方
・人間性

どれもこれからの人生で必ず活きてきます。

結果よりも経過で学んだことが、これからの結果に結びつく。



3:次の目標を決めよう

もちろんすぐには持てないかもしれません。人によっては今冷静な判断が下せない人もいるでしょうし。

しかし、落ち着いたら次の目標を決めましょう。どっちみち引退の時は来ていたはずだし、いずれ考えることが早目に来ただけです。

野球での目標でもいいし人生の目標でもいいし直近の目標でもいいでしょう。

とりあえず情熱や希望が持てるもの、熱中できるものがあれば人生は楽しくなります。

僕が高校野球を終えて人生の進路を考える時に大事にしていたのは

自分が自分であるための道を選ぶこと。

今回の件があったから「野球をやるつもりはなかったけど続けたくなった」っていうのも良いと思うし、それで進学した後に「やっぱりやめた」って言って途中でやめてしまうのも良いと思います。

だってそれはあなたの人生であなたが決めることだから。

自分が自分であるための道を自分で歩く。

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