梨鳳堂の撮影方法について第3者にチェックしてもらいました
こんにちは。
梨鳳堂 店主:大須賀アンリ(オオスカアンリ)です。
本日は、梨鳳堂の商品撮影方法について書きたいと思います。
いろんなお店のみなさんが、
商品ページの写真・動画を少しでも実物に近いものにできるようにと工夫されているように、梨鳳堂も努力している日々です。
目立つクラック、インクルージョンはよく見えるように撮影したり、色が実物に近いように補正したり。
補正というとだましているみたいに聞こえるかもしれませんが、
カメラは撮影しただけのままでは、むしろ実物と違うものに見えがちです。
このため必要最低限、カメラアプリ上で補正を行っています。
最近のカメラは本当に優秀なので、拡大しても荒くなりにくく、
自動補正機能のワンタッチだけでぐっと実物に近くみせてくれます。
ぜったいにやりすぎないように注意しております。
しかしどれだけのことをしても、見え方は個人差がありますので、
私には赤くみえても、他の方には茶色に見えるということが少なからずあります。
今回初の試みですが、第3者に撮影方法を実際に見ていただき、
実物の石と補正した写真との比較をチェックしていただくことにしました。
その第3者とは、「GIA(米国宝石学会)G.G.取得者」である、
蛭海孝則(ヒルミタカノリ)さんです。
G.G.とは?
「Graduate Gemologist(グラジュエイト ジェモロジスト)」の略で業界で最も権威のある資格と言われています。
Gemologist(ジェモロジスト)とは、石のスペシャリストであり、4C(カラー、クラリティ、カット、カラット重量)、インターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム(International Diamond Grading System™)、カラーストーングレーディングシステムで宝石を評価するための技術的な専門知識と実践的なスキルを保有しております。
蛭海さんに、梨鳳堂が普段どういう機材を使って撮影しているかを実際に見に来ていただきました。
梨鳳堂が使っている撮影機材
◆iPhoneSEのカメラ
• 12MP広角カメラ
• ƒ/1.8絞り値
• 最大5倍のデジタルズーム
• 光学式手ぶれ補正
• 6枚構成のレンズ
• LED True Toneフラッシュとスローシンクロ
• Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
• 自動手ぶれ補正
◆マクロレンズ
Kenko スマホ用交換レンズ リアルプロクリップレンズ 超接写6倍 3倍/4倍/6倍
◆LED照明
ニトリ LEDデスクライト BATON (MBR) 商品コード 8360377
◆台座は梨鳳堂オリジナルルースボックス
その下は無印のアクリルケースで高さを付けています。
◆iPhoneスタンドでカメラの角度を調整しています。
<蛭海さんからのコメント>
梨鳳堂さんの撮影方法を実際に見させていただきましたが、
正面から見たときの石の色合いがきれいに撮れるよう撮影方法を工夫されており、また使われている機材も照明機器等も、過不足なく商品を撮影するものとしては問題ないように感じました。
撮影後の補正についても見させていただきましたが、こちらも故意に変化させるような処理はされていませんでした。現在掲載されている商品ページのものと実物も見ましたが、きれいに撮影されていると思います。
しかし、実物と写真を比較したときの感じかたや見え方は、やはり個人差があります。
そして宝石の色はとても繊細なため、光源と見る角度、または背景の色などによってまったく違うものになる可能性もあります。
なので、梨鳳堂さんにはこの辺りを注意しながら、今後も撮影を頑張っていただければと思います。
蛭海さん、わざわざ見に来てくださり、貴重なコメントをありがとうございます。
ちゃんとした目をお持ちの方にチェックしていただけると、私自身も安心することができました。
お買い物をされる皆様。
今回のチェックをふまえて、
実物と乖離ありませんという宣言ではありませんし、見え方を保障しますという事でもありません。
ご購入時の一つの判断材料としてお読みいただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
梨鳳堂 店主
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