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《旅の準備》ウォンバットの住む島【Maria Island】

【記事の概要】
2024年5月、
念願のタスマニアに行ってきた。
ウォンバットの楽園・マライア島(Maria Island)。
上陸までのTipsをまとめてみた。
(上陸後のことも多少触れます)

フェリー乗り場へのアクセスを検討しよう

マライア島へのアクセスは、
フェリー乗り場がある
トリアブンナ(Triabunna)に
向かうところから始まる。

トリアブンナまでは
ホバートからのアクセスが便利だ。
バス移動は一見お得そうだが
時間やフレキシブルさの面で
おすすめできない。

具体的に比較してみよう。
【バス】
ホバート市内出発 6:45
トリアブンナ到着 8:10
往復料金 5400円前後


【レンタカー】
所要時間 1時間20分前後
料金 1日あたり6000円
(保障フルサポート込み)+ガソリン代
※会社によって料金は異なる

移動時間は大差ないが、
問題は到着時刻だ。
南半球の夏期(9〜4月)は
バスの到着時刻に合わせて
8:30にはフェリーが出る。

ところが、
冬期(5〜8月)は
10:00の始発まで
待機しなければならない。

私が訪れたのは5月だった。
待ち時間がもったいなかったのと、
バス乗り場がホテルから遠かった
(地味に影響が大きい)ので、
レンタカーで移動するメリットが大きかった。

逆光は運転の大敵。サングラスを忘れずに

レンタカーを利用する際の注意点としては、
朝霧の中を走ることになるということ。
ホバートから離れるに従い
交通量は少なくなるので運転しやすい。
だが、車線や対向車まで見えない濃霧の中では
冷や汗が出そうになる。

霧の中に牛や羊、馬がいる景色。幻想的で美しい

安全運転をしていれば
事故のリスクはある程度抑えられるが
絶対ということはない。
心配がある人はバスを利用しよう。

雨が降らなくても、霧で濡れると路面は滑りやすい

フェリー乗船前の準備

フェリー乗り場のある
Triabunna Wharfにチケット売り場はある。
前提として、マライア島は
国立公園に指定
されている。
そのためフェリーチケット以外に
ナショナルパークパスを購入する必要がある。

私は家族と訪れたので
「Holiday Vehicle Park Pass」を購入した。
車両1台分のパークパスで、
最大8人まで入園可能だ。
2人以上で訪れるなら
お得に入園できる。

チケット売り場でもパークパスは購入できるが、
手続きに少し時間がかかる。
他の乗船客もいて混み合う可能性があるので、
あらかじめプリントアウトして持参するといい。

なぜかというと、
受付自体はスマホの画面で
バウチャーを提示すればできるが、
車のダッシュボードに紙のパークパス
置いて見えるようにしておかないと、
「パークパスを購入していない」と
見なされる可能性がある
(特に他の国立公園では注意)。

ちなみに、下記のサイトから
フェリーチケットは予約できる。
予約後に発行されるバウチャーを提示すれば、
その場でチケットを発券してもらえる。

私たちの場合、かかった費用は
国立公園入場料:89.5AUD
フェリー代(往復):54AUD/人

となった。

フェリー外観
船内の様子。机にマライア島のマップがプリントされている
舳先にマライア島のシルエットが見えてきた。風が強いのでスマホを落としませんように

グッズは乗船前に買おう

もう1つ注意したいのは、
チケット売り場が扱うグッズの販売時間だ。
売り場は15:00までしか開いていないため、
14:30以降にマライア島を出ると
帰着したころにはすでにクローズしている。

だから、グッズがほしい人は、
なるべく早めに受付を済ませて
グッズを購入する時間を確保しよう。
なかには完全にオリジナルの商品もある。
たとえ空港でお目にかかれたとしても
価格は空港よりお手頃なので、
気になるグッズは買うことをおすすめする。

私たちは等身大の
ウォンバットのぬいぐるみを買った。
レンタカーなら、
買った物や余分な荷物を
置いておけるから便利
だ。

ぬいぐるみのほか、トートバッグやキーホルダーなど、グッズを見るだけでも楽しい

フェリーの本数は限られているので
時刻表をよく見て、計画を立ててから乗船しよう。
タイムテーブルは下記のサイトで確認できる。

ちなみに
Maria Islandはステイできる場所もある。
だが、いわゆるホテルではなく、
雨風をしのげるキャンプ場のような
イメージを持っておくと良いかもしれない。

こんな感じのペンションやロッジがある。ただし、アメニティは簡易だ

秋から冬にかけては
ウォンバットの活動が
比較的活発になると言われているが、
寒さの厳しい時期にも重なる。

日が出ているうちはいいのだが、
朝晩はかなり冷え込む。
防寒対策は必須だ。

マライア島を散策

マライア島での過ごし方は
他の方の記事やブログで
さんざん取り上げられている。

ここでは写真をメインに
私たちが過ごした時間を
一部シェアした。

「平和」という言葉が
似合う雰囲気の島内で
30匹以上のウォンバットに
出会うことができた。
他にもグースやワラビーなど
野生動物に出会える。

ちなみに
ウォンバットのうんちは
そこら中に落ちているので、
草原では踏まないほうが
難しいぐらいの場所もある。

丸みを帯びた四角い形をしているので
訪れた際にはぜひ
肉眼で見てみよう(笑)

上陸!4本の筒はサイロ。かつて島民がいたころの名残だ
ビジターセンターから見る景色も絵になる。とにかく平和でのどか
普通にいる。草を喰みながらのそのそ歩き回っているウォンバット
触らなければ近くで写真を撮ることもできる
こんな断崖絶壁を棲家としている猛者もたまにいる
そばで鳥が大声を出して鳴いていても気にしない、気にしない(笑)

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