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私の木のお話27

でも、レッスンを受けると「もっと楽しそうに 弾きなさい」と内面を引き出されます。私は、 苦肉の策で楽しんでいるフリをしながら演奏す ることを思いつきました。幼稚園の時に芽生え た純粋な気持ちを殺し、「楽しんではいけな い」という無意識の声に従ったのです。

自分を長く偽り続けると、自分の本心がわから なくなってしまいます。小さい時から「ピアノが 好き」と言い続けてきた私ですが、レッスンを 受けることは好きでも、ピアノを自由に楽しむ 方法を知りませんでした。

かわいい生徒さんに囲まれ、ピアノ教師として 慕われながらも、心から楽しむ方法を知らない なんて・・・私は罪悪感を抱え、そのことを誰 にも言えずに苦しんでいました。



*今私には。小学生の時からコーチしているクライアントさんがいるんだけど、彼女を見ていると、自分の心のうちをしっかり聞いていくれる親や先生以外の大人がいると、ただそれだけで成長していくんだなって思います。批判、非難、判断されないって大切なこと♡

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