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『子どものために鎌倉移住した、その先に』エピソードNOWその4

いよいよ新刊発売まであと数日となり、明日手元に見本誌が届きます。
ワクワク❤

Amazonのご予約も好調のようで、ありがたい限りです。
(鎌倉移住・・・で検索すると出てきます)

ということで、本日は自分自身が再確認した「本当に伝えたいこと」そして「ひしひしと感じていること」を書いておきます。

そもそも・・・
本というものは、文章を書いて書籍と言うカタチになって、「わーい!出来上がり❤」と喜んでいるだけでは単なる自己満足の世界です。

壮大な「学術書」でもない限り、自分の考えや見つけた知恵を「広めて」こそ、自らの役割を全うしたと言えるものですよね!

実際「書籍」にして世に送り出すのはとても多くの力やお金やご縁が必要です。
つまり、壮大な時間や労力や知恵を提供してくれた編集者さん、そして当然お金をつぎ込んでくれた出版社さんの力なくしては成しえないことです。

特に今の時代「リアルに紙で出版する」となれば、一層感謝しかありません。

だからこそ、自己満足ではなく、ちゃんと人の役にたてる「自分の想い」を(というか、もはや「念」www)を人に伝え、広めることが恩返しなのです。

受けたご恩は返さないといけません。
まさに、感謝と恩返し
それは半沢直樹よりずっと前に私は言っていた!(ドヤ顔)

私が伝えたいこと・広めたいこと

そもそも私は3つの草鞋を履いていました。

①カフェ店主(今年3月に卒業したけど)
②料理教室主宰
③著者

①のカフェ店主を卒業し、今は②料理教室に主軸を置きつつ、③著者として今回の書籍を含め全5冊を2年間で出版しました。

そんな私が、すべての仕事を通じてベースに抱いている思いはただ一つ

「やったらできた」
「私のような者ができたのだから、みんなもできるはず!」
そしてその先の
「やってみて!」
という熱い思いです。

言葉を言い換えると、
「自分の体験をシェアすることが誰かの助けになるはず」
・・・その思いです。
・・・その思いしかありません。

例えば料理教室もその思いがベースにあります。

そもそも「料理が得意でもない」「料理が大好きなわけでもない」こんな私でもちゃんと作れる、上手に作れる・・・その方法は、きっと同じような思いを持つ誰かの助けになるはず!
その思いから、簡単料理を作って見せる「お気軽料理サロン」を13年間開催し続けてきました。

ベストセラー『料理が苦痛だ』も同じ思いがベースです。

こんな私でも作れるんだから大丈夫。
そして実は・・・世の中の人はそれほどちゃんと作ってもいないし、料理上手でマメでセンスあふれる人ばかりじゃない!
私は1万2000人の「リアル」を見てきて、それを知っている!!
そのリアルをシェアするから、だから安心して!
まずは、あなたはあなたのままで大丈夫、そして出来ることをやってみて!
それを伝えたかったのです。

そして今回の本は・・・

ちなみに今回の『子どものために鎌倉移住したら暮らしと仕事がこうなった』は、料理レシピ本ではない唯一の書籍です。

この本は、タイトルとおり鎌倉に移住したら自分の人生が思いもよらないことになった・・・という私の実体験を綴っています。

つまり、カフェ開業・料理教室を軌道にのせて・地元コミュニティを作ったこと。
そして鎌倉という土地の持つ魅力やたくさんのご縁によってそれが成し遂げられたことを綴っています。

この本も
「やったらできた」
「だから、みんなだってできるんだよ!」

という勝手に壮大な応援の意図をこめた「シェア本」です。

一方で、ひしひしと感じていること

話は変わります。
実は本を書き上げて、告知を始めたあたりからひしひしと感じていることがあるのです。

それは、世の中の人が・・・
「情報に疲れている」
そして人の気持ちが
「今は決断しない」「先延ばしする」
に大きく傾いているということ。

そりゃそうですよね・・・なにせ先が見えない昨今は「どうやって凌ぐか」「どうやって生き延びるか」のサバイバルタイムですから。

あえてよくわからないことやアクセルを踏まなきゃ進まないことに、何も今挑戦しなくてもよくない?

って思いますよね!そりゃそうです!

先行き不透明、不安や恐怖が消えない、生活スタイルだって激変している・・・
そんな今、いかに気持ちを健全に保ちながらサバイブするか・・・に必死ですよ。
私だってそうですから。

だから未来に先延ばし

今は不安と恐怖とともにあるけれど、そのうち・・・おそらく来年温かくなったらかな?

また前みたいに「自由に」「快活に」生活できるようになるんじゃないかな?
そうしたら「やりたかったこと」や「挑戦したかったこと」をやってみよう!

つまり、今はできないけど、でもきっと来年になったらできるはず!

そんなうっすらとした曖昧な希望や野望を持っているんじゃありませんか?

世の中だってトンネルから抜け出したみたいにパッと明るくなる。

・・・はず・・・。
・・・きっと、そう・・・。
・・・で、あってくれ・・・。

祈るような気持ちです。
なぜなら、心のどこかで「もう同じようには戻らないだろうな」ということも感じているからです。

じゃ、今大事なことは何?

そんな今、大事なことは「新しい事に挑戦する」なのでしょうか?
そんな思いが沸き上がりました。

何も「やってごらん!」「ほら、頑張ってよ!」とバンバンに背中をたたきまくることが本意ではありません。

実際私も、疲れているし、体も気持ちもドライブがかからない日々を過ごしています。

だからあえて皆さんにも、当然自分にも
「今頑張ろう!」なんて言いません。
というか、全然言えません。
というか、そもそも頑張らなくてもいいのですから。

ただ、お伝えしたいのは「実際にやってみたらこうだった」という実体験のシェアです。

それを読んで、各自が今思えることを思ってほしい。
そう願っています。

背中を押されても、押されなくても。
少しだけ勇気が出ても、出なくても。

・・・ご自身の中に芽生えるものが必ずあると思っています。

自分の中の「Go」か「Stay」か。
読みながら気持ちを俯瞰してみるのもいいかもしれません。
その「セルフキャンペーン」はやってもやらなくても、
いつ開始しても終了しても、良いのです。
no ルールですから(^_-)-☆

最後はゆだねましたが、本来はそんな本です。
特に何のメソッドも提供していません。

子育てに疲れたり、
カフェ開業の資金に追い込まれたり、
改築工事の費用を浮かせるためにの床のペンキ塗りを手伝ったり、
・・・そんな「実体験」ばかりです。

最後にまとめます

「やってみたらこうだった」の集大成です。
ハウツー本ではありません。


でも、もしかしたら何かを決めるとき・何かをつかむときって、こういう話に触れた時なんじゃないかな?って

うっすらとした確信もあります。

だから、気になったら読んで欲しい。
そして、気になったら会いに来てほしい
話を聞いて欲しい。

トークイベントはこちらです

10月24日(土)14:00-15:30
鎌倉HATSUにて
会場参加・・・1500円(書籍を会場持参で500円キャッシュバック)
オンライン視聴・・・1000円(割引コード入力で半額に)
*割引コードは「65」とご入力下さい


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