ライオンズに勝ち越すも。連勝できず一進一退、前に進めないファイターズの苦しい日々を思うー

ファイターズ2020  81~83試合目 9/22 9/239/24  メットライフ西武ドーム L×F 1-5 6-5 2-12    84試合目 9/25 京セラドーム Bs対F  9対2

ゆうじさんが復帰しました!

上沢直之7勝目をあげる。バーヘイゲン 逆転される。上原健太覚醒の1勝目 ニック・マルティネス絶不調…。いいことと悪いことが出たり入ったりするファイターズ。せっかくと言ったら悪いけど、ホークスが連敗しているのに、一気に追いつけるところで、全然前に進めない。

「原因」は、いろいろある。負け試合は、大抵エラーから失点してしまい、みんなわかっているだけに(またか)の気持ちが、空回りさせるように見える。

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(小さくて見えづらいですが、リンクしたベースボールラボに飛べるので見てみてください。)  

失策数は、ダントツすぎる57個。他を圧倒してる…。そしてもう一つの数字は、併殺打。61個でオリックスと並んでいる。残塁神の在りかがここに…こうして並べてみるとデータって面白いですね😀

なぜエラーが多いのか。完全レギュラーと言えるメンバーが数名しかおらず、内外野が流動的に入れ替わるからです。

2016年日本一以来のファイターズの目指す「全員が活躍して勝つ」というロマン野球は、実現がやっぱし難しい上に、新型コロナで開幕が遅れた過密スケジュールと感染対策の影響で、選手を休ませながら出場させなければならない。故障や体調の悪さ、事故も起こる。そんな中でファイターズは、センターラインすら固定できないわけで。こうなると失策が増えるのは、致し方のない面もあると思う。

条件は皆同じとは言っても、チーム状況は違うので、失策の少ないホークスとマリーンズはなんで少ないのか、どなたか分析してください😀

6月に始まり、打撃不振で1割打線だったチームは、打撃10傑に三人も四人も名前が入るようになり、上向きで、出塁率も得点圏打率も高いが、勝率は低い…。

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投手成績も防御率は、ホークスについで3点台。注目は、失点と自責点…。やっぱり「守り負けて」いるんですね。チャンスで打てない、残塁王なのも、相手チームに守られてるわけだから。こちらは、ピンチで得点されているー守れてないーから負けるわけで。9/24 の試合みたいに20安打12得点なんて大勝は、たまたま打てただけで、打てないことの方が多いんだから、しっかり守ることが先なんですね。

そんなこたあ栗山監督だってチームだって金子誠コーチだって、よくよくわかっている。だけども「シーズン中は、つめた練習ができない」と田中賢介さんも誠さんも言っていた。

若い経験の足りない選手が多いファイターズは、本当は、もっと練習したいんだと思う。かつて試合後に12時近くまで練習してたという西川くんや中島くんたち。きゅんちゃんだって亮たんだって他の若い選手だって、試合終わったらバット持ってグランドに出て来てたでしょ。でも過酷な6連戦6連戦移動移動の今年は、きっと練習に使える時間は、限られているんじゃないだろうか。体も休めないとならない分裂状態というか…。

わかっていても修正できない、わかっていても試合は毎日続き、選手はやりくりするしかない。

わたしたちは、ファイターズのファンだから「なんでエラーばっかり」「しっかりしろ!」と文句をつけ、がっかりするのは、当然だし、それでいいんだと思う。だけど、彼らは彼らの現場で、過酷な日々を必死で野球やって生きてることも、心に留めていたい。

この苦しさ、ままならぬ思いを。いつか。


ファイターズ 39勝42敗3分  












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