「韓国に行くな!」と大合唱されたら、行きたくなるじゃんよお…で行ってきました。初めての海外旅行ーソウル3泊4日の旅ーその6 3日目は最後の観光日ー

明洞、3日目の朝。快晴。4日目は飛行機で帰るだけなので、実質最後の日。目一杯楽しむぞ〜〜。まずは朝ごはんから。

ホテルから歩いてすぐのキムパ屋さん。若い女の子がテキパキと働いている。奥のお姉さんはお疲れ気味…。夜に売っていた屋台のキムパは小ぶりだったので、一人一皿でいけるかなと注文しようとして、周りを見てみると、日本の海苔巻きより大きいくらい(°_°) 食べきれないと数量変更。他におでんも頼む。

例によって付け合せのキムチ、たくあん、スープなどはおかわり自由。大変美味しいかったです。スパムのキムパがよかった。家でも作ってみたい。一人450円くらい(前日のお粥の予算オーバーを回収してくれた)

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本日のメーンイベントは、サムスン美術館へ行くこと。しかし、その前に。10時の開店を待って、ホテルの近くにある、おしゃれ本屋さんARC.N.BOOKs に出かける。広い空間に本と雑貨が混在したスタイルの店内、カフェも併設されている。入り口付近、その他にソファアがあり、スマホの充電もできるようになっており、コーヒー飲みながら本を読みながら日がな1日過ごせそうな(もしかして江別の蔦屋書店は、こういう感じなのかな?)

いやーこれがすっごく素敵で楽しくて、雑貨好き、本好きのわたしたちには、ささっと見て出るなんこことは、できませんでした。ハングルはわからないけど、横文字のせいなのか本の装丁も洗練されている。日本で本屋の棚を制圧している安易なパソコン使用みたいな、センスも品もない表紙の自己啓発本、ビジネス本のようなものは、ここでは見当たらない。

そして、雑貨がほんとに色々あって、楽しくて。欲しくなってしまって大変だった…。これから出かけるのに紙袋にお土産がいっぱい…。

(クリックしてみてみてね。絵本やソウルで有名らしきイラストレイターのシールもあります。)

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そうこうしているうちに時間がどんどん経ってしまった。後ろ髪を引かれながら。本日のメーンイベントは、サムスン美術館へ行くことだった!

ソウル特別市 竜山区 地下鉄でもよりの漢鎮江駅へ。ソウルの地下鉄は、ホームが完全に自動ドアで覆われた安全対策が取られていて、飛び込むことはできない。初めて乗ろうとしたときは、走路が見えなくてどこにいるのかわからなかった😅 電車が来ると壁が開く感じ。乗車券売り場の自動発券機は、ハングル、英語、日本語 中国語もあったかな。至れり尽くせり。不便なく乗車することができた。

電車の中は完全フリーwi-fiだし、かなり日本より進んでいましたよ…。

漢鎮江につき、一番近い出口に立つも、徒歩数分とガイドブックにあるサムスン美術館の方向がわからない。案内図を見て惑っているわたしたちに、信号待ちしていた男性が声をかけてくれる。

「どこにいきたいの?」(韓国語)

「サムスン美術館です」(日本語と韓国語のちゃんぽん)

「あっちだよ!」「まっすぐいって!」(韓国語)

頭に両手の拳を当てて「オンオンオンっ」みたいな声を出して懸命にジェスチャーしてくれるお兄さん。

まっすぐ行ったら、何か動物の像のようなものがある、そこから右に曲がれ!と教えてくれているらしい。何度も何度も、「オンオンオン」と「真っ直ぐ!右!」の動作を繰り返し、彼は信号を渡っていった。渡ってもなお、もう一度、アクションして手を振って去っていく。親切なお方でした。

彼の指図どおりに歩いていくと、確かに信号に向かって右手に大きな帽子をかぶった犬のモニュメントがでーんとあるビルがあり、そこから曲がって直進すると、大きな建物が、サムスン美術館であった。

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写真がわかりずらいですが、入り口に警備の若い男子が立っていて、彼に執拗に話しかけるというか、怒鳴りつけるというか、意見するというかのおじいさん(酩酊気味)がいた。道路の向こう側には、おじいさんのものらしき軽トラが止めてあり、全面に抗議文のような?ハングル文字の書かれた紙が貼られてあった。

わざわざ美術館の入り口でもんちゃくを続けるおじいさん。地元では有名なんじゃないのだろうか。サムスンに反発してる人とか?自称芸術家とか、何か背景があるように思え、勝手に想像を巡らす。なんか昔、こういう行動をしている男の人のドキュメントをテレビで見たような気がするんだけど…記憶間違いかなあ…。

サムスン美術館は、非常に現代的な設備の整った、大きな美術館だった。

ガイドブックを適当にしか見ていなかったので、現代美術館だと思い込んでいたら朝鮮半島の歴史博物館的な展開の展示室1と世界の現代美術展示室2に分かれてあり、相当の分量。高麗の青磁、李朝の白磁からそのずーーと前の5世紀くらいの王朝の黄金の装飾品など、歴史的な流れが見られて面白かった。

そこまでゆっくり見すぎて、もうお昼を過ぎようとしている。予定より押し押しになってしまった。展示室2の現代アートを駆け足で見る。広い敷地内にも造形作品やデザイン的なお庭が展開されているようでしたが、無念の離脱。

さようなら、オンオンオン。

ここで妙齢組と若組に分かれる。娘たちは若者の街、弘大ーホンデへ。

わたしたちは、平田さんが「どうしてもどうしても食べたい!」と希望するユッケの街へ。自分は日本でユッケを食べたことなかったけど。日本では、販売禁止になって、もう食べられないユッケ。食べてみたかった。

ガイドブックに掲載されている。鍾路5街駅に連結している地下ショッピングセンターの10番出口近くの路地。東大門(トンデムン)エリア。通称「ユッケ通り」のある商店街は、これまた人でいっぱい。

明洞より下町の感じ。市場は、人でごったがえしている。平田さんについて歩いていくと「あったあった!」ミシュランの星もついているというお店は、ランチタイムも過ぎてちょっと落ち着いた感じ。

ユッケピピンバ 8000w(800円)を頼む。例によってキムチ、その他は、お代わり自由。これも日本では食べられなくなったレバ刺しも頼んで。その量にびっくり…。これは4人前はあるのでは…。食べきれるのか?

「がんばって食べる!」と平田さん。微力ながら、自分も頑張ってみます。

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いやー生まれて初めてのユッケピピンバ。めっちゃ美味かった!!美味しかった〜〜。レバーもごま油と塩のタレが美味しくて。かなり頑張って食べましたが、やはり多過ぎて無念のお残しに…。

それにしても自分一人では、きっと食べることはできなかったはず。連れていってもらってよかった〜。ありがとうございました。

満足満足で、さあ次の目的地は? 

長くなったので、その7に続く!







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