カード頭をついに獲る！ ６連戦相手は、ホークス千賀様ー投手が踏ん張り、野手が逆転、満塁のチャンスを逃しても諦めないファイターズだった！
トップの写真は、リンクした日刊スポーツの記事から拝借しました。
ファイターズ2020 7/21 28試合目 paypayドーム H×F 1対２
この15年ほどホークスとファイターズは、いつも優勝争いをしてきたライバルである。といったら日本一5回を数えるホークスファンには失礼かもしれませんが、2016年の大逆転優勝、日本一の後ファイターズの成績は、振るわない。一方ホークスはリーグ優勝を逃すものの3年連続日本一…それでもわたしは一方的にライバル視している。ホークスに勝たなければ、ホークスに負けたくねーって。
開幕から共に低調スタートだったが、ホークスはあっという間に上位争いに戻っていった。ファイターズは下位のまま乗り込んだ福岡で、待っているのは故障から復帰した大エース千賀滉大。このところやられてばかりで倒した記憶はなし…。
こちらは杉浦稔大。調子は悪くない。ついうっかりヤクルト時代の仲良しバレンティンにホームランをプレゼントしてしまったけれど。6回１失点被安打５四死球２しっかりと投げてくれた。
一方の千賀様は、155k 超のストレートでブンブン三振を重ねるも、今一つ調子良さそうには見えなかった。ボール球が多く球数もかさんでいくが、満塁のピンチも堪えて無失点で7回までやってくるのは、さすがエースの風格。
でも、そうは言っても100球近く、ファイターズが得点するとしたらここしかないんでねえの？ と見ていた7回表。１アウトから８番宇佐見のところで代打横尾俊健。おにぎらずのままで終わるのか、おにぎり屋を開店するのか、瀬戸際に立つ横尾俊健だったが。こないだ１号が出たのでやる気は出たのか。としたけは３塁線を抜ける一打を放ち、ものすごいスピード（本人比）で疾走。セカンドベースに到達した。
中島卓也のゴロの間にサードへ進塁。２アウトバッター西川遥輝。ここが絶対の勝負どころとはっきりわかっている場面で、無類の集中力を発揮するのが西川遥輝だと何度も述べているけれど、しつこく言っておきたい。粘りきって放った打球は、逆転２ランか！？ と思うほどの勢いでライトスタンドのフェンスに当たる。代走の松本剛生還。本日いきなり絶好調の大田泰示が3本目のヒットを放つ。しかし、たいしちゃんの打球が速すぎて、遥輝は帰ってこられない〜😭
ここで千賀滉大降板。ついにエースを攻略したぞ！ 左の嘉弥真投手に交代。３番近藤健介。今日はチャンスを潰しまくり機嫌の悪いコンちゃんである。セカンドには西川さん。打てば逆転。コンスケの周りに炎が見える🔥 ー鋭い打球が、前進守備の一、二塁間を抜けていった。
今朝の道新のスポーツ欄には「打って当たり前」とのコメントがあった。打ってあたり前の３番で、打てなかった打席からの言葉なのでしょう。
続いて中田翔、４番に追加点をもらいたかったが、前が打つと何故か打てなくなるのが我が４番の弱点なり…1点勝ち越しのまま終了。キャッチャー宇佐見から石川亮に交代。1対２のここから7.8.9回を最低でも無失点で抑えなければならない。勝負を任されたんだよ。石川亮捕手！（ひやーー震える〜〜〜っってわたしが）
ファイターズに追加点の気配はなく、緊迫の守りが続く。ぶはーっ。息が詰まる。9回裏クローザー秋吉。三人を見事に切ってとる。
じ〜〜〜〜〜〜〜ん。じーんとするなあ。勝ちましたよ。ファイターズ。120試合しかないコロナの時代のシーズンを、６連戦が６連続、過酷なスケジュールを生き抜かなければならない中で、逃し続けてきた第1戦、頭を初めて勝ちました。しかも宿敵千賀様からもぎ取って。
一月前の6月19日、西武ドームで始まった時、有原航平とのバッテリーは宇佐見真吾。サードは野村佑希だった。ルーキー鈴木健矢がデビュー。ビヤヌエバはおらず谷口雄也はいた。一月後、ジェームズ野村は試合中に小指を骨折し無念の離脱、育成枠だった高濱祐仁が支配下登録され一軍へ。健矢は打ち込まれ二軍調整、谷口雄也は、少ないチャンスを生かす間もなくチーム枠のため登録抹消、練習試合で脳震盪を起こして休んでいた松本剛が合流。清水優心は守備の不安で離脱。シーズン当初一軍に呼ばれる気配のなかった石川亮は、勝ち運のない有原航平開運のために再登場…。
その間28試合。毎日同じようで、全然同じようではない。目まぐるしくチーム事情は変わり、一人一人の野球人生は、紆余曲折して踊り続ける。
今日もまた、午後６時にゲームは始まる。連勝できるかできないかで、今後のファイターズの行方は決まる、くらいの大一番と思って。
みんなでがんばれファイターズ！
ファイターズ 11勝15敗2分 ４連勝するとホークスに追いつけます😀
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