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②雪白姫【慢心】傲り高ぶる



その女は 慢心が強く

器量の良さが一番でないと 

我慢がなりませんでした


はい

雪白姫の継母のことです


雪白姫が生まれて

王妃が亡くなったあと


一年ほどで 王は 新しい連れ合いを娶る


その女は それはそれは

器量良しで 見た目の綺麗さは良いものの


高慢で気位の高さは

言うに及ばず


三人の娘もいた



不思議な鏡を持っていて

それに映る自分の姿を眺めるたんびに


「かがみや、 かべのすがたみや、

お国じゅうで、いちばんきりょうのいい女は、だあれ?」


と声をかける


「おきさきさま、おきさきさまこそ、

お国いちばんのごきりょうよし」


と返事をすることになっていました


満足ね

鏡に映る 自分の姿に

うっとり 見惚れる


思うのよ


綺麗になると 嬉しくなったりするもの

楽しいし  ね


でも  彼女の場合は それが 行き過ぎてる

それが  そら 恐ろしいことを

引き込むことになるのよ


何処かが… 美しくなかったからね


さて

何処だろう?


ある日 いつものように鏡に問いかけると

鏡が答えました


「おきさきさま、ここでは、おきさきさまがいちばんごきりょうよし、

けれども、ゆきじろひめは、おきさきさまより千ぞう倍もうつくしい」


お后は 肝をつぶして 妬ましさのあまり

雪白姫を見る度に

心臓がきりきり舞いをしました


それほど  この女の子を憎らしく思ったのです


慢心するとは

傲り高ぶること


自分より 秀でる者を

許せないのよ


秀でる者…


これ  考えるところね

これが故に  あるものを 引き寄せ


虐め に繋がるものだからです



自分が一番 な気持ち って

怖いよね


怖いのよ


慢心

[名](スル)おごり高ぶること。また、その心。自慢する気持ち。


いい気になる事 ね




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わたし