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心と身体を仲良くさせたい

心赴くまま動けばいいのに、肝心要の心が動かないことがあります。

悲しすぎる。

しかも、せっかくときめいてくれたとしても今度は頭がノーを出す、考えちゃう。

それは安全ですか。
損しませんか。

ゆえに身体が動かない。見送ったり実行に移されなかったり。

ほんとにまったく、
いつからこんなにガチガチに固まってしまったんだろう、わたしの心と身体。

大人になるってこういうことなのかな。

やりたいことを後先考えず、きゃっきゃと歌って踊っていた幼稚園時代。心と身体が一体化、とは正にこのこと。

わたしは幼少期の記憶が濃い目。だから人よりファンタジー感が強い。親が聞かせてくれた、自分の記憶にないエピソードなんかもうまい具合に取り込んでいる。「砂場遊びしてたら、人が寄ってきたよ。」見知らぬちょっと年上のお姉ちゃん達に抱っこされ屈託なく笑う写真は、脳内アルバムの表紙だ。

一方でどこかめちゃくちゃ冷めている現実主義者でもあった。家庭環境がそうさせたのか、大人に言われるより前に社会を悟り、お利口になるのも早かった。小学校受験も拍車をかけている。こうすれば「点」が取れるというリアル。結局全滅で公立校に行ったんだけど。

成長するにつれ、あとはもう、そのまま社会に順応していった。いつの間にかすりこまれた常識を疑うことなく、選択は所詮レール上で。

あの時、あの場所で味わった高揚感や違和感を抱えたまま。

だけど思う。

やっぱり大人になるっていいよ、と。なんたって環境が選べる自由がある。親という"社会"の顔色を伺う必要がないんだから。

そこに、心赴くままに動き回っていた幼少期の自由さを掛け合わせたなら……⁈

大人は心と身体が不仲になりがちで。

それはそれで、自分を守ろうとする本能なのかもしれない。

でもさ、既定路線とか王道ってちょっと味気ない。せっかくみんな子どもだったんだし。

やんちゃ時代を取り戻したい。

心と身体が仲良しの大人って最強だよなぁ。

憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^