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街に出て気付く、変化と不変

春分の日です。

エネルギーが入れ替わる日は、元旦並みにワクワクします。

この日にそなえて、部屋の掃除や洗濯を余念なく。家具の配置替えまで行い家の空気の流れを刷新。ちゃっかり自宅待機を有効活用。タオルやスリッパ、布物は取り替え、下着も新調。お花も飾って。


今朝はお正月らしく、明治神宮に参拝してきました。

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朝のうちは曇っていましたが、間も無く季節を通り越した陽気に。木が高い分、天に近い所から神聖な空気に覆われているのかも。ここは、本当に気持ちがいい場所。

そして、「ただいま」の気分になるのは、私がまだお腹の中にいる時、母がよく参っていたせいかもしれません。とはいえ、定期的に参拝するようになったのはつい最近のこと。七五三でもお世話になった神社。もっと顔を出さないと。るんるんと歩みを進めていく。

そよぐ風が空中のチリを吹き流し、見上げればこれ以上ない晴天。自然の恩恵を存分に味わいながらも、やはり"影響"を感じずにはいられません。


人がいない。

連休初日の9時前、だけが要因ではないでしょう。そういえば、街中に溢れていた外国人観光客をトンと見かけなくなりました。なんせ、ここ3週間、平日は自宅に軟禁の身。こうした変化に気付きようがないのです。


入口にあるカフェ、敷地内にある食事処、ミュージアムも全てクローズ。

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臨時の手水所で清めました。溢れるばかりの水に、豊かさをお裾分けいただいていたとは。乾ききった手水舎に、心から少しばかり潤いを奪われて気付いたこと。

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もちろん、職員、巫女さんは全員マスク着用。こうした諸々の光景が、人々の心をざわつかせているのですね。


それでもやっぱり、こんなご時世でも、不変なことは必ずあります。

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わたしたちを受け入れてくれる、目に見えない大きな愛。

ないものではなく、あるものに意識を向けて。デマや間違った情報に流されず、自分の軸を持ち、幸せを感じ取ろう。

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「サンクスフラワープロジェクト」なる、素敵な試みが展示されていました。東北6県、違う土地、環境で育った桜が見事に共演。逆境に負けず咲き誇り。

今回のコロナ騒動と3.11の時期がちょうど重なっていることもあり、事態は9年前を彷彿させますが、前に進むしかありません。

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感謝の気持ちでいっぱいになった後は、日頃の鬱憤晴らし。原宿から表参道、渋谷に抜けて。時間はたっぷりあったので、また原宿に戻り電車に乗る。

何気なく席に座ったら、年配女性に「隣に座らないでよ」と、言葉ではなく態度で示され、離れていきました。あっ、今ってそういう感じなんですね。空気読めず、失礼しました。


家に着いたら15,000歩越え。眠気も襲ってくるわな。


さて、予想していましたが「来週も自宅待機」だそうです。休日のうちにたくさん出歩いて、感覚を研ぎ澄ませていくことにします。

憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^