35歳で大企業の正社員を辞めて契約社員に転職
これといった軸も持たず、彷徨いながら毎日更新し続けてきたnote。
そんな日々も、間もなく1年です。
自己紹介もせずに……。
今更ですが、よろしくお願いします。
12年務めた銀行を35歳で退職
新卒で入社したベンチャー企業を1年で退職。
その後すぐ、銀行に転職しました。従業員は数万人超の大企業です。
だけど入社して3年経った頃には、「ここではないどこか」を目指すように。
それまでの経緯はこちらの記事に書きました↓。
「出社するのは"平成"時代までにしよう。」
このタイミングだけは譲れなかった。
何でかって、もう
"直感"としか言いようがありません。
でも、冷静に振り返れば、
我ながら勇気あるなあ、とは思います笑。
35歳独身、都会の一人暮らし。
次の就職先も、特別なスキルも、「これをやりたい!」もない。退職金だって微々たるもの。当てにできない。
そのうえで、退職の意志を上司に申し出ました。
ちなみに、いくら都区内にあっても、実家に戻る選択肢は自分の中にありません。むしろ、それは一番避けたいこと。今も、です。
ないないづくしの現実に反して、展望はなぜか明るかった。
それは、最悪の状況をシミュレーションしきったうえでの決断だったからかもしれません。
こちらの本はすごく現実的で、辞めた後をイメージするのに大いに役立ちました。
ないものにフォーカスすればきりがありません。
しかし、"ある"ものに意識を向けることも、とても大事。
コツコツと積み上げた蓄え。しばらく収入がなくてもやっていける。
料理学校に通い取得した資格、
カラーセラピーの養成講座に通い習得したスキル。
これらを駆使すれば何とかやっていけるかも。
自分に暗示をかけました。
遅かれ早かれ、会社の看板を背負わなくなる日は必ず来ます。
その時、自分に残るものは?
名刺がなくて、何を語る?
副業は絶対に禁止で、在籍したまま何かにチャレンジすることは許されませんでした。
わたしは何より自由が欲しかった。
2019年4月末の出社を最後に、"晴れて"2019年5月末に正式退職しました。
手放した瞬間、今の職場に就職が決まる
一方で、
「貯蓄が減っていく一方では、精神衛生上よろしくない」とも思っていました。
「正社員の座」を降りることを決意してしまえば、もういくらでも開き直れます。
バイトでもいいけど、せっかくなら全く経験したことがなくて、今後の自分のためになる仕事を。
退職届が正式に受理され退職するまでの間、職探し。不思議と、焦りはありませんでした。
パッと思い浮かんだのは、コワーキングの運営スタッフ。
アンテナを立てていると、情報が入ってきます。
何かのきっかけで、募集案件を見つけました。入社できるタイミングが合わず一度はあきらめたのですが、ダメ元で応募。
すると、すぐに連絡をくださり、「お話しだけでも」と面接に呼んでいただけました。
35歳にもなって、履歴書や職務履歴書を書く日が来るなんて。人生、何があるか分かりません。
結果として募集とは別の案件を提示いただき、すんなりその場で採用。
これもご縁、今の会社以外は受けていません。
2019年7月から、契約社員として働いています。
副業はむしろ大歓迎!の社風。
今年に入り、ライターの仕事を始めたので早速申し出ました。
35歳独身、契約社員。
世間一般の見る目は、今でも厳しいもの。
「大学まで出ておいて。」
事実、親にもよく思われていません。当の本人ですら、全く想像もしていなかった肩書なので仕方なし。
でもわたしが見る先は、あの頃よりずっと明るい。
このnoteを書き始めることもできました。前職は、SNSもご法度でした!
それでは、また明日。
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