立派じゃなくていいや
よりよく生きたい。
わたしの信条です。
せっかく生まれてきたのだから、下でもなく横でもなく上を目指したい。
ここでいう上下とは、地位や名誉でもなく物質的価値観で計れるものでもありません。あえて言うならステージ。
ころころ転がってくる課題に対して自分なりに考え、乗り越える。見識を持つ。小さなことにも目を背けず、地味な筋トレを積み続けることで一歩一歩登っていくイメージ。
そんな経験が誰かのお役に立つのなら、こんなに嬉しいことはないと思うのです。
だけどわたしは人間。
結局は自分がかわいくて、愚かしい部分もいっぱいある。
だから立派じゃなくていい。
そこを目指したら、かえって理想と現実に押しつぶされて沈んでしまいそうだもの。まあ、自ら「立派な人間です」という人もいないだろうけど。
ささやかなことで幸せを感じられればいい。
これが一番難しかったりするけど。
ブラボーではなく、メルシー。
大好きなフランス人映画監督アニエス・ヴァルダの言葉。
世界中の映画祭で数々の賞を受賞してきた彼女ですが、市井の人たちに映画を気に入ってもらい、メルシーと言われることが何より大切でもっとも嬉しいことだと語っています。
「ありがとう」ほどパワーをもらえる言葉ってない。
まずは自分から。
どんな時もさらっと言えるように、すぐ出せるポケットにしまっておこ。
憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^